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個人向け国債 (25年10月購入予定) について教えてください

国債や金利のつき方について、あまり知識がない者です。

この10月に販売される個人向け国債を、買おうかと思っています。
(買うという表現が正しいかどうかはわかりませんが)

子供たちのためにコツコツ貯めてきた資金は、この5年ほどはネット銀行の金利のいい定期預金に預けてきました。

ただ、個人向け国債のほうが今は利率がいいようなので、預け替えたほうがいいのでは?と検討しはじめました。


そこで質問です。

今調べてみましたら、個人向け国債10年(変動金利)の、この7月の適用利率は0.57%となっていました。

この利率というのは、一年預けた時の利率なのですか?
それとも、半年ごとに利息がつくということなので、半年後につく利息の利率ということですか??


また、大学入試の時に使うと考えると、あと二年半後に一部は解約することになるのですが、
現状の国債の金利から考えると、二年半後に途中解約したとしても、ネット銀行の定期預金よりは
高い金利で運用できそうだと思っていいのでしょうか??


また、固定よりも、変動のほうに預けておいたほうが得策でしょうか?
(世の中何が起こるかわからないので、なんとも言えませんとのことかもしれませんが)
今みなさんが買うとしたら、どちらですか?その理由も教えてください。



経済情勢もろもろ、時間をかけて自分でちゃんと勉強することができず、取り急ぎこちらで教えていただくことにしました。

わかりやすく教えていただけると助かります。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

どこまで分かりやすく説明できるか分かりませんが。

。。

1 国債の内容

 個人向け復興国債10年もの
 
(1)購入単位
 最低1万円から1万円単位
(2)金利方式
 6ヶ月毎の変動金利(利払いは年に2回)
(3)金利水準
 基準金利×0.66 最低利率0.05%は保証されます。
(4)販売価格
 額面100円につき100円
(5)中途換金
 1年経過後は政府が額面金額で中途金額に応じます。
(6)中途換金時の換金金額
 額面金額+経過利子相当額-直前2回分の利子(税引き前)相当額×0.79685
(7)利子に対する課税
 20.315%(マル優・特別マル優利用可能)
(8)売却時の課税
 非課税
となります。

2 中途換金について
 償還途中で換金すると(6)の計算式でペナルティーが取られるので、換金時に国債の利率がどうなっているか予想できないので何とも言えません。国債は比較的リスクの低い債券ですので、長期保有をしたほうが有利だということですね。二年年半後に中途換金すると決めているようであれば10年物の国債を購入する意味があるかどうかやや疑問に感じます。

3 国債の利率と信用力について
 国債の利率が高いということは、それだけその債券のリスクが高くなるということを意味します。つまり、比較的安全な商品なのに利率を高くしなければ買う人がいないということは、その国の国債は信用力がない証拠になります。よってデフォルトリスクが高まります。つまり利息が払えなくなったり、償還を約束どおり履行できなくなったりする危険性が高まります。

4 債券のマーケットメカニズムについて
 債券が買われる→債券価格の上昇=利回りの低下(利回りが低くても買い手がつく)→変動利付商品は不利
 債券が売られる→債券価格の下落=利回りの上昇(利回りが高くても買い手がつかない)→固定利付商品は不利
となります。
 現在アベノミクスではインフレ目標を設定してお金を循環していこうとしていますが、
 金利が上昇→円高 金利が下落→円安となります。日本の金利がよければ世界から円を買おうとする動きが高まりますね。一方金利が悪ければ円を売ろうと考えるようになります。 
 
 為替相場がこのまま円安傾向を維持すれば円が売られる(円の価値が低下する)わけですから、金利は上昇していくことになります。しかし世界経済は混沌としていますので、為替相場や原油価格等も不安定でどう変動するか読めません。中東情勢も気になるところですよね。今は円安によって輸出産業は何とか回復傾向ですが、輸入業者は大変です。特に日本はエネルギーを輸入に頼っているので、このまま円安傾向が続けばガソリンの急騰など日本経済には大きなマイナス要因となってしまいます。
 また国債は金融の引き締め・緩和政策の一環として日銀による買いオペ・売りオペがされますよね。これが公開市場操作と言われるものですが、政策的な意味合いが強いのでその時の経済や政治状況に左右されます。よって現在は比較的安全とされる国債も信用力が国によってぜんぜん違います。日本は比較的安全と言われていても格付け会社からはたびたび格付けが引き下げられていますね。

5 まとめ
 10年ものの国債よりは、3年ものや5年ものの比較的短期の国債のほうがリスク管理から無難なような気がします。3年物は毎月募集していますので状況を見て購入してもいいのではないかと思います。不勉強で申し訳ないのですが、ネット銀行の利率についてはあまりよく分からないのですが、利率が普通の銀行より良いのであればそのまま預けておいてもいいのかもしれません。大切な資産ですからよく考えて悩み抜いて決めればいいと思います。
分かりやすく説明したつもりですが、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

長文のご丁寧な説明を、大変わかりやすくしてくださり、本当にありがとうございました。
感謝いたします。

ネット銀行の金利は、高いものだと今は一年で0.27%(税引前)です。
国債の今の利率を見てみると、たとえ二年半で解約しても、ネット定期に比べて利息がつくのでは?、と思った次第です。
ただ、教えてくださったことを考慮してみると、二年半で解約だと直前2回分の利息がつかなくなるのですよね。これでは確かに、ネット銀行に二年預けたほうが良いのでしょうか?
金利の計算の仕方をよくわかっておらず、、、申し訳ありません。

国債は安全だという認識は捨てたほうがよいようですね。

三年もので預けることも検討してみます。

お礼日時:2013/08/28 02:28

国債の金利は、チャートを日々見ていれば 日々の推移が


よく見えますよ

まあ、ここ数年で ドンドンと低金利へと進んでいますが
10年債利回りなんかでも 1%を切りましたよね。。。

金利が低ければ 国債の価格が上昇します

金利が上がれば 利息が高くなります

どちらで儲けるかですが。。。残念ながら
どちらも限界が近いような気がしますよね

今日は。。。0.7%あたり。
どんなに下がっても 0はありませんからね。。。
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございました。お礼がおそくなり申し訳ありません。

国債の金利のチャート、見てみたことはありませんでした。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/03 16:12

固定よりも、変動のほうに預けておいたほうが得策でしょうか?



変動のほうは不利です。
10年個人は元本保証です。
10年国債は6%が基準です。
1.5%の変動国債を買います。
金利が6%となると1.5÷25=6%です
元本が100から25になります。

最近、ギリシャでありましたね。

10年個人は長期金利に連動する半年定期です。
*そこまでサービスする国て困っているのでしょう。
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございました。お礼がおそくなり申し訳ありませんでした。

お礼日時:2013/09/03 16:09

国債を買うと国へお金を貸していることになります。



>この利率というのは、一年預けた時の利率なのですか?
はい。年利です。

金利が今後どのようになるかというのは予想がつきません。しかし、アベノミクスと日銀のインフレ目標は年2%です。インフレになれば金利は上がるのが普通です。

2年半後に解約することがわかっている場合、個人向け国債変動10年を購入するのはいかがなものかと思います。銀行のキャンペーンをこまめに探す方が良いのではないでしょうか。
判断は質問者さんの自己責任で。
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございました。お礼がおそくなり申し訳ありません。

確かに、二年半だけ運用するには、不向きですよね。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/03 16:06

質問拝読しました



私も個人向け国債を買おうかと一時、真剣に考えましたが、「何で国の借金肩代わりしてあげなあかんの?」と指摘され目が覚めました

「やめておいた方がいいです」

それより「徳を積む」日々を送れば幸せが待っていますよ
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございました。お礼がおそくなり申し訳ありません。

国債って、国の借金の肩代わりになるものなのですよね。。。

金融商品としてしか見ていなかったので、大前提の知識なのでしょうが、
そこのところは認識しておらず、目からうろこが落ちました。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/03 16:05

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