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実験用ですけど磁束飽和寸前の変圧器を作ったとしますと
60HZ実効値100Vの商用電流を印加した場合電圧130Vから最大値まではコア内で飽和状態となる仕様ではどういう現象になるのでしょうか
・130Vから最大値までは磁気漏れが起こる?
・130Vから最大値までは電流が多くなる?
・珪素鋼板ゃフエライトなどは普通の透磁率の状態から飽和状態に敏感に切り替わるものでしょうか 又どちらが敏感なんでしょうか その他上記のような変圧器について色々教えて下さい。

A 回答 (2件)

磁束密度をフルスイングしたときに、急峻に飽和状態が変化する特性を、角型特性と呼んでいます。


パルストランスや磁気増幅器などやロスを小さくしたいときに重要な特性です。

残留磁束密度/飽和磁束密度を角型比といい、これが1に近いほど敏感ですね。(例えば0.5~0.9)
およそ、透磁率が高くコアロスが小さなものに、その傾向があるようです。

一般の珪素鋼板<方向性珪素鋼板<アモルファス<パーマロイのようですが、特殊な混合材料によりフェライトにも高角型比のものも多いようです。
手元に資料がありませんが、「磁性材料・角型比」などのキーワードで検索できると思います。
一例を参考URLに入れました。

参考URL:http://www.metglas.jp/jpn/j-specialty.html
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この回答へのお礼

分かりました有難う御座いました。

お礼日時:2004/04/09 21:29

まず、


1.コア内の磁束密度は、電圧の積分になります。で、(非飽和状態でも)電圧の波形と磁束密度の波形は位相が90度ずれています。(電圧0の付近で磁束および励磁電流最大)
2.従って、磁気飽和が起きるのは電圧0V付近です
3.磁気飽和が起きると、励磁電流が急上昇します。飽和曲線の急峻さにもよりますが、正弦波の頭がとんがって三角波のようになったりします。
4.同時に、この付近での漏れ磁束も増えます。
5.通常の珪素鋼板はそれほど急峻な飽和特性を示しません。1.5Tあたりから飽和し始め、2T強までゆっくりと飽和していったかと。(通常のフェライトもそれほど急な飽和特性は示さなかったと思います。)急峻な特性を示すのは、過飽和リアクトルなどに使われる鉄心材料です。(具体的な材料名は失念)
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この回答へのお礼

良く分かりました有難う御座いました

お礼日時:2004/04/09 21:27

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