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【至急!】体温計を割ってしまいました。
水銀をどのくらい吸い込んだら病気になりますか?(水銀が気化した状態で)

A 回答 (3件)

体温計を割ったときの水銀ぐらいでは、すぐにどうこうと言うことはありません。



ただし、放置しておくと気化して吸い込む危険があるため、とりあえず換気を良くして、こぼれた(飛び散った)水銀は出来るだけ速やかに、きちんと処理しておきましょう。

出来るだけ触らないようにして、紙などでかき集め、スポイトで吸い取るか、薄いブリキ板などを使うと合金を作るので簡単に回収できます。

回収した水銀はガラス瓶など(金属製はだめ)に密閉して入れて、乾電池などと一緒に有害ゴミの日に出せば良いと思います。

間違っても掃除機などで吸わないように。

参考までに

http://www.j-poison-ic.or.jp/ippan/M70138_0100_2 …

1.概要
体温計に使用されている水銀は、金属水銀である。もし、体温計をこわした場合、
こぼれた水銀を放っておくと気化し、その蒸気は毒性が高い。ただし、通気性の良
い室内であれば、吸入による中毒が起こることはほとんどない。
2.毒性
金属水銀:毒性はほとんどない(体温計 1 本中に金属水銀 0.8~1.2g 含有。
飲んでも消化管からの吸収はきわめてわずか)
水銀蒸気:ヒト吸入中毒量 1.2~8.5mgHg/m(3)、
ヒト吸入無作用濃度 0.1mg/m(3)
3.症状
金属水銀:ほとんど症状は現れない
水銀蒸気:発熱、悪寒、呼吸困難、頭痛は数時間で発症
下痢、腹部痙攣、視力減退、肺水腫(呼吸困難、チアノーゼ)、
まれに腎不全、肝不全、痙攣を生ず
4.処置
家庭で可能な処置
金属水銀:排泄を促すため牛乳を投与
水銀蒸気:新鮮な空気の所へ移す。鼻をかみ、うがいをさせる
医療機関での処置
水銀蒸気:呼吸管理を中心とした対症療法
キレート剤投与:D-ペニシラミン経口投与、BAL 筋注
腎不全の対症療法
5.確認事項
患者の状態:体温計の破損によって、ガラスで口腔粘膜などに怪我がないかを
確認
6.情報提供時の要点
1)体温計 1 本分の金属水銀を誤飲しても、ほとんど無毒なので異物と考えられ、
2~3 日後に便中に排泄
2)散らばった水銀をそのまま放置すると気化して蒸気となり、それを吸入した
場合、その毒性のために症状が出る可能性があるので、密閉容器に入れて戸
外に置く様指示(室温での蒸気飽和濃度は約 20mg/m(3))
3)人によっては、水銀蒸気の吸入や接触後、全身の皮疹、浮腫などを生じるこ
とあり。皮疹の発現するまでの日数は即日から長くても数日
4)症状のある場合は、受診を指示
7.体内動態
金属水銀:消化管からの吸収はきわめてわずか
水銀蒸気:肺で 70~80%吸収され、肺に高濃度に沈着
8.治療上の注意点
1)既往症としては消化管の穿孔がない限り症状は現れない。大量に飲んだ
場合、その重みなどで胃穿孔を起こすことがある。大量に飲んだ場合は、
下剤投与、X 線検査、血中水銀濃度測定を考慮
2)キレート剤投与量:D-ペニシラミン経口投与・・・250mg を 1 日 4 回、または
1 日量 1g を限度として 3~4 回に分けて投与。小児は 100mg/kg/日。
3~10 日で一旦中止し、尿中水銀量の変動をみて必要なら再投与
BAL 筋注投与・・・3~5mg/kg、4 時間ごとに、最初の 2 日間筋注、さらに 2.5
~3mg/kg を 6 時間ごとに 2 日間筋注、この後、同量を 12 時間ごとに 7 日間
筋注
3)キレート剤投与の注意点:D-ペニシラミンの長期投与により過感作反応が生
じることがあるので、短期間にすること。D-ペニシラミンは腎から排泄され
るので腎不全があるときは使用しない。ペニシリンアレルギーがあるときや、
吐き続けているときは使用しない。BAL の投与で高血圧、高熱がみられるこ
とがあるが、小児では高熱がよくみられる
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まず問題ありません。



水俣病などで注目されたのは『有機水銀』で、体温計に使われているのは『無機水銀』です。

気化して云々に関しても、高々体温計に含まれる程度の量なら心配ないでしょう。

私の知り合いは30年以上前に体温計をくわえたまま眠ってしまって、知らず知らずの内に噛んでしまった挙げ句、折れた体温計の先っぽと水銀を飲み込みましたが、未だにピンピンして元気に生きてますよ。

もちろん胃の洗浄はしましたけどね。
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割れて飛び出した水銀を全部飲んでしまったというならともかく、気化した水銀を不意に吸ったくらいでは心配いりません。



逆に考えてみてください。
体温計ってどこの誰がどんなおかしな使い方をして、いつどこでどんな風に割れるか解らないものですよ。
そんなものに、質問者さんが心配しているほど危険な物を封入するはずがないです。

身体に良いか悪いか…と言えば、良くはないでしょうが、吸い込んだとしてもほんの微々たる量なんですから、全く心配いりません。

むしろそんなことを心配するより、日々食物と一緒に知らず知らずに口に入っている農薬や添加物、車の排ガス等を気にする方がよほど現実的だと思いますよ。
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