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統合失調症で幻聴がある患者さんに対して「どんなことが聞こえますか?」と聞いても良いのですか?

看護学校に通っていて精神の問題を解いていたら、幻聴がある患者さんに対しての対応で適切なものは?という問題だったのですが、「お薬を飲んでいますか?」と「どんなことが聞こえますか?」が正解でした。

ちなみに、看護師には聞こえないと伝えてもいいみたいなことが書いてあったのですが、これもいいのでしょうか?

A 回答 (3件)

統合失調症の患者様の幻覚(幻視,幻聴など)の訴えに対しては、


「否定も肯定もしない」態度で対応することが重要とされています。

「どんなことが聞こえますか?」
は、患者様が何かを聞こえていること自体は否定していませんよね。

どんな内容に苦しんでいるのかを知り、辛さを受け止めることは、その後の患者様への対応や看護をする上で重要になります。

辛さを受け止める=幻聴の内容を肯定
ということではありません。
あくまでも、肯定に傾くのは、「患者様に幻聴が聞こえている」という
事実です。

「看護師には聞こえません」
というのは、幻聴が聞こえていることを否定しているのではなく、解説者が伝えたいのは
「私には聞こえません。が、あなたには何が聞こえているのですか?」
ということだと思います。

下手な説明ですが伝わりますでしょうか…?
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この回答へのお礼

わかりやすかったです!
ありがとうございました^^

お礼日時:2014/03/25 12:28

精神科医師です。



普通に疎通の取れる患者さんが相手なら「どんなことが聞こえるの?」と聞くことは全くかまいません。症状を聞かないことには治療関係がスタートしないのだから、これは当たり前のことです。患者さんが正直に答えてくれるかは別ですが。

問題は、「自分には聞こえていない」ということを伝えるかどうかですが、これはケースバイケースです。それを伝えることで、患者さんが「自分の言うことを信用してもらえない」と拒絶的になってしまう可能性があると思うなら、それは言うべきではありませんね。

逆に言えば、ある程度病識ができつつあるとか、きちんとした治療関係が構築されているのであれば、「う~ん、僕には聞こえてないんだけどな~」と、サラッと言ってしまうのはアリなわけです。患者さんを病識の獲得へ導くには、いずれは自分に聞こえている声が「幻聴」であることを認識させなければいけないからです。

まあ、看護学生さんが実習で患者さんと話すのであれば、あまり症状に深入りしない方が無難です。「今、どんなことで困ってますか?」ぐらいにしておくべきでしょう。患者さんによっては「声が聞こえて困る」と話してくれる人もいますから、その時はその話題をもう少し掘り下げてもいいでしょう。

とにかく、統合失調症の患者さんだからと言って、あまり「何をしてはいけない」とか、「何ならしてもいい」とか考え過ぎないことです。病気があろうとなかろうと、人間同士の付き合いで大事なのは「相手の嫌がることはしない」ことでしょう。相手が聞いて欲しくなさそうなことは無理に聞かない。当たり前のことを当たり前にやればいいだけです。
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この回答へのお礼

医師の方から回答がいただけるとは思いませんでした。ありがとうございます。やはり、文章で見るのと実際に現場で対応するのでは全く違うのですね。
でも、基本は普通の人間対人間の関わりなんですね。ありがとうございました^^

お礼日時:2014/03/25 12:33

まずは、苦しんでいる患者さんの身になって


考えることが大事です。
ですから、聞いてはいけない。
「気にしないほうが、いいですよ」 「そんな声が聞こえるわけないでしょ」
なんかもダメだと思います。

看護師に伝えないと、看護師はわかりませんから
その後が向上する、からかな、、、。
ごめんなさい・・・これについては分かりません。
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この回答へのお礼

患者さんが苦しんでいることを理解しようとすることが大切なんですね。ありがとうございました^^

お礼日時:2014/03/25 12:29

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