自閉症の診断方法について教えて下さい

幼児の時に、医者から、自閉症と診断された時って、医者はどのような方法で自閉症と判断するんですか？
あと、自閉症かどうかを確認、診断する時は脳波って必ず計るんですか？

行動などで自閉症と診断されても、脳波が何らかの理由で計れなかった場合は、本当は自閉症では無かった事もあるんですか？


あと自閉症の症状があっても、脳波などで物理的に確認できない場合、医者は行動や観察だけで理論的に自閉症と判断していいんですか？

あと自閉症の症状があっても、本当は自閉症では無くて、知的障害や障害の無い脳(普通の人)や変わった脳や特別な脳なだけな事もあるんですか？

凄く疑問なので教えて下さい。お願いしますm(._.)m

No.1 ベストアンサー 回答者： Kind-Consorte 回答日時： 2014/02/17 16:02

自閉症の診断方法についてお知りになりたいのですね。

　先ず、自閉症は医学では「自閉性障害」と言われる発達障害の一種です。この障害には幾つかの特徴があ
ります。
　障害児の７０％に知能指数（ＩＱ）が７０以下の精神遅滞がみられます。本質的には「脳の器質的な障害」と言われており、現在では、脳波、ＣＴ、ＭＲＩ等の結果を踏まえて「診断基準」により診断を行うこととされています。
　脳波等の検査結果との関係は、「診断基準」が優先しますので、脳波に異常が見られなくとも、診断基準に該当する行動上の問題がある場合は、自閉症と診断されます。
　精神医学では、一定の条件ーを満足する症状が幾つかある場合は病気と診断することとなっています。国際的な基準で、世界保健機構（ＷＨＯ）や米国精神医学会の基準がよく使われます。

　少し違和感を持たれるかもしれませんが、客観的な検査法が確立していないことから、精神疾患は「症状で診断する」というのが現実です。
　簡単なお答えですがご参考となりましたら幸いに存じます。

この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。現在は要するに、自閉症の検査、診断には、必ず、脳波、ＣＴ、ＭＲＩを使って、脳を検査、診断するんですね。その上で、これらの検査に異常が無かった場合でも、自閉症の症状があった場合は、自閉症と診断されるんですね。

でも、昔(2000年以前頃前)の自閉症の診断は、行動観察だけだったんですか？
そこに必要に応じて、脳波、ＣＴ、ＭＲＩで追加検査したんですか？

というと、昔に自閉症と診断されていても、本当は自閉症じゃ無かった事も有り得るんですか？

お礼日時：2014/02/17 16:30

No.2 回答者： Kind-Consorte 回答日時： 2014/02/17 18:51

No.１　です。

　：でも、昔(2000年以前頃前)の自閉症の診断は、行動観察…？
　：そこに必要に応じて、脳波、ＣＴ、ＭＲＩで追加検査した？
　：というと、昔に自閉症と診断されていても、本当は自閉症じゃ無かった事？

　精神疾患は客観的な検査法が未確立な分野、言い換えれば、遅れているんです。
　このため、現在でも誤診が比較的多いと言われています。
　例えば、血圧が２００もあれば誰が見ても高血圧ですよね。

　昔は「症状や言動」だけで判断されていた可能性は高いと思われます。
　自閉症では多くの場合に、脳波・ＣＴ・ＭＲＩ等に変化がみられることや、遺伝性も解明されてきているので、現在では誤診される可能性は少ないと思われます。もうお気付きと思いますが、「軽度」の場合は誤診されやすいです。
　ご参考となれば幸いに存じます。

この回答へのお礼

なるほど。やはり昔は行動や症状だけで自閉症かどうか診断していたんですね。あとまだ完全に自閉症自体解明されてないんですね。
もしかすると、普通の人の脳より解明されてなさそうですね。

お礼日時：2014/02/17 21:11