あなたは指揮官を任せられ、隣国を攻め相手が迎撃してきました。偵察隊の報告によると以下の通りです
概要
1、天気:濃霧
2、地形:平地で多数の障害物有り。隘路があり敵陣に攻めいるには必ず隘路を通らなければならず、伏兵が仕掛けやすい。隘路を抜けたならばまた平地が広がり複数の落とし穴が仕掛けられている可能性が高い
3、兵糧は三ヶ月分、敵城内には半年分あると推測される。
4、敵の兵力は8000
5、内訳は以下の通り
騎馬鉄砲隊:5000
歩兵:2000
弓兵:1000
6:援軍有り。兵力は3000程で早くて3日内に来る模様
こちらの兵糧:半年
兵力:15000
内訳
足軽:5000
槍兵:3000
重騎兵:5000
弓兵:2000
No.1
- 回答日時:
兵を3手に分け
1隊は正面 1隊は敵の背後に周り布陣 1隊は遊撃部隊として近くに忍ばせておく
相手がこちらに向かってきている場合はこちらから打って出るのは無謀です
敵を自軍の懐深くまで誘い込み一気に叩く
落とし穴などの罠は使いようによっちゃこっちに有利に働く場合もありますし
No.3
- 回答日時:
相手に鉄砲隊5000でこちらに鉄砲なしで勝負するのですか。
兵糧も互角ですし、わたしなら傷のあさいうちに撤退しますが。
No.4
- 回答日時:
詳細な条件が不明ですが、以下のような条件でいいんですか?
・砦攻めである。
・この砦は、1月程度で攻め落とさなければならない。
・隘路を通るしか砦に到達する手段はない。
・相手はこちらの兵数、兵糧を把握している。こちらも同様に相手の兵数、兵糧、援軍を把握している。
・相手は全軍砦から迎撃に出ている。しかし、砦に直接攻撃を仕掛けることはできない。
・相手は積極的に攻める必要はない。
・濃霧により火縄銃の不発率は倍増する。
・障害物は櫓として機能しない。
・濃霧は一両日中には晴れる。
自分なら、濃霧という、相手の鉄砲を弱体化できる内に犠牲覚悟で突っ込みます(犠牲が大きい? 晴れた日なら更に大きくなるんです)。
隘路の先に鉄砲隊が待ち構えているのなら、最速で突破します。できれば速度に勝る重騎兵を使いたいのですが、鉄砲相手にどの程度有用なのかが分からないので、足軽か重騎兵のどちらかを使って突破します。
隘路を抜けたら仮の陣地を構築し、ある程度自軍が隘路を抜けたら、罠を探る意味も込めて足軽と槍兵で突撃。この際、鉄砲対策に密集せずに突撃したいのですが、足軽が密集陣形以外で突撃できるかは未知数です。
で、相手の騎馬隊に対しては適宜こちらの重騎兵を当てて対処。
といったところでしょうか。
正直、初期条件が悪すぎて話になりません。力ずくで犠牲覚悟で突破するくらいしか思いつきません。
元々城攻めには、守備側の三倍の戦力が必要、と言われていますが、今回は8000対15000と、2倍弱の兵力しかありません。相手が砦から出てきてくれている事が救いですが。
叶うなら撤退か、戦場の変更を具申します。
例えば隘路を使わなくても攻め込めるとか、相手側にどうしても決着を急ぐ理由があるとか、援軍の方を先に叩けるとか、籠城攻めできるだけの兵站が揃ってるとか、そんな『こちらにとって有利な条件』を設定できるなら、話は別でしょうが。
No.5
- 回答日時:
天候は変わるもの。
大雨になる日を待ちます。
火薬が湿って鉄砲ほとんど使えなくなります。
・・・火縄銃なら。
鉄砲もある程度は雨対策もしてはいますが、
アヘン戦争の時代でも、大雨でイギリス軍の鉄砲が使えなくなったところを、鋤や鍬を持った民衆に囲まれ、それまで精強を誇っていたイギリス軍が壊滅しかけたってのがありました。
上杉vs織田の戦いでも雨で鉄砲が使えなくなった日に上杉勢が突撃したんじゃなかったかな?資料的には怪しいらしいけど。
赤壁の戦いの諸葛孔明のごとく、大雨(孔明は風)の降る日を下調べしといて、あたかも自分が祈祷で大雨を降らせたのごとく振舞って、指揮を上げるのもありかな。
え?乾季で雨が降らない?
逃げましょう。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
こういうのを考えるのは面白いですね。
歴史好きが高じて戦史や戦術を少しだけかじった者がお答えします。
兵力ではこちらがほぼ二倍だということを考えると、敵は防御か時間稼ぎをする可能性が高いと思われます。
敵の行動は恐らく次のうちのどちらかでしょう。
1、隘路手前の平野で迎撃
2、隘路の入口にて迎撃
3、隘路内での遅滞行動
4、隘路の出口で迎撃
もちろん野戦築城をしている可能性も頭に入れる必要があります。敵にとって、この隘路という天然の要害を活かさない手はないでしょう。平野で迎撃した後に隘路に引き返す可能性も十分考えられます。
攻撃はスピードが何より重要です。相手に時間を与えては形勢が逆転する可能性はいくらでもあります。そのため、援軍の到着は待ちません。
1、隘路手前の平野で迎撃
敵はもちろん有利な地形に布陣し、騎馬鉄砲隊も下馬しているでしょう。正面からぶつかれば攻めあぐねるのは必死です。
こちらもある程度の陣地を整えましょう。
敵は、兵力差から鑑みるに大多数の兵を平野に投じているはずです。
陣地を形成したなら、足軽、槍兵、弓兵をもって敵陣に攻撃を試みます。
他方、騎馬部隊は敵陣を迂回し、隘路の確保に向かいます。隘路を確保できたなら、敵軍の後方からの補給は完全に絶たれることになります。濃霧であることを考えると敵は気づくのに遅れるでしょう。
時代設定は戦国時代だろうか、と思うのですが、現代戦の場合、兵站が絶たれた部隊は二週間ほどで行動不能に陥ります。
あとは敵が投降するか決死の突撃を仕掛けてくるか。煮るなり焼くなり好きに出来るでしょう。
2、隘路の入口にて迎撃
隘路を確保することで今後の作戦の可能性を広げたい、と敵が考える場合は隘路の入口に布陣します。
敵が自らの火力戦力をフルに発揮したいと考えるなら、隘路から出て大きな布陣を取るでしょう。逆に防御を重視するなら隘路に立て篭ります。
隘路から出てきているのなら、これは大変な好機です。(隘路の両脇は山だろうかと勝手に推測するのですが)隘路の入口の両脇は高くなっているはずなので、敵陣の側翼から重騎兵隊による突撃、続いて足軽、槍兵を投じます。騎兵戦力が充実していますから側翼は簡単に崩壊するでしょう。そして、鉄砲が曲射できないために反対の敵側翼が遊兵と化し、中央もすぐに崩れるでしょう。
敵が隘路に立てこもっている場合は厄介です。それはまるでテルシオの如き堅牢な布陣でしょう。
しかし先述の通り鉄砲は曲射ができないため、多くの騎馬鉄砲隊が遊兵になります。ここで活躍するのが弓兵でしょう。密集して布陣している敵はまさに格好の的。
騎兵や歩兵は突撃と後退を繰り返しながら徐々に敵戦力を削りましょう。幸い、敵は接近してしまえばそれほど強くないようですから。
3、隘路内での遅滞行動
騎馬鉄砲隊を活かし、少し戦っては後退、また戦っては後退を繰り返し、伏兵も投じてこちらの進軍を妨害することでしょう。敵が援軍を待つ場合に有効です。
この場合、迅速に敵軍の先頭にいる部隊を押さえることが肝要です。山に分けいるなりにして、歩兵を敵軍の先頭の部隊の背後に送り込みましょう。敵部隊は後退するでしょうが、そこに自軍の部隊も一緒にひっつけて追撃させると、敵味方混ざって向かってくるために、次の防御陣地も戦闘ができずに後退することになります。
隘路での遅滞行動に対してはこの戦術が定石です。
4、隘路の出口で迎撃
隘路の出口は大きく開けているわけですから、できるだけ大きく布陣したほうが敵にとっては有利です。なぜなら、こちらは隘路の中から部隊を小出しにしかできないのですから。この場合、半円形に布陣すると戦力を最大に発揮できます。
大変厄介ですが、これを崩す場合、敵陣側翼から歩兵で崩すのがセオリーです。
通常では、敵は陣地中央に兵を集中させます。なぜなら、隘路を前方にして防御する際、陣地中央は高台から攻撃を受け、なおかつ騎兵突撃に備えなければならないからです。その手薄な側翼を狙います。ましてほとんどが下馬鉄砲隊なのですから十分に分があります。
両側翼が崩れたなら、満を持して騎兵で孤立した中央を突破できるでしょう。
最後の平地ですが、いくらなんでもこんなところに布陣したりはしないだろうと私は思います。隘路という地形を活かさずにこんなところに布陣するのは愚の骨頂です。もしするのであればそれは決戦であり、勝てる算段なくして布陣すべきものではありません。
とは言ったものの、そんなに上手くは運ばないでしょう。勝機というものは絶え間ない流動性の中にあり、それを見出せる者が名将です。
一見して長篠の戦いやクレシーの戦いを彷彿とする設定ですが、騎馬鉄砲隊や隘路というのが面白いですね。
防勢を敷く敵を崩すのは大変難しいことですが、決して不可能なことではありません。「攻撃には3倍の戦力差を」というセオリーも実際のところ根拠はないのです。寡兵で城を攻め落とす名将の話はいくらでもあります。
堅牢な守備を敷く敵は、言い換えれば機動力がありません。真正面から勝てないのであればこちらの機動力を十分に活かすべきでしょう。
ファランクスもテルシオも、最大の弱点は極端に低い機動力とすべての兵士を戦闘に投じられないということです。このシチュエーションにもある程度当てはめられることではあろうと思います。
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