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ものづくりにおけるコストダウンの方法としては、原材料のランクを下げることが最も有効な方法なのでしょうか?

A 回答 (5件)

大量生産品に関しては、機械化できる工程は機械化する



もっともコストが高いのは人件費なのですから機械化する事でコストを下げられる
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 「最も有効」とは言えません。



 コストの要因を分析して、コストの支配的な要因が、原材料か、加工費(人件費など)か、その他の要素かを把握することがまず必要です。

 仮に「原材料のランクを下げる」対策を行う場合には、それによる品質の低下、不良品や顧客満足度の低下などのリスクの評価も必要です。
 「ランクを下げる」よりは、調達先の多様化などにより、一定品質のものを一定コスト以下で安定して入手できるようにする方が効果があると思います。
 また、調達先に対して、一定期間、一定量購入するなどのインセンティブを与えて、品質を下げないコストダウン方策を検討してもらうとか、全体の過剰在庫/供給不足を最小にする最適な原材料供給など、サプライチェーン全体でのコストダウンを実現する方がよいことが多いと思います。

 さらには、販売計画やプロモーション、価格戦略など、製品全体の戦略やライフサイクル、他社製品に対する差別化戦略などの中で、コスト戦略を立てることも必要かと思います。
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コストダウン、という考えは非常に危険です。

それは単に安物をつくる、という意味しかないからです。例えば、材料を盗んできて誰かを奴隷にして無料で働かせて作れば、それはコストダウンです。

モノをつくるには、その品質とコストのバランスを最良なものに近づけることが大事です。

また、その耐用年数も大事です。モノのコストは、当初の購入費(イニシャルコスト)だけではなく、メンテナンス費用や廃棄コストも含んだトータルのランニングコストを考えなければなりません。建築物の場合、その廃棄に至る寿命において建設費の5倍のランニングコストが必要であるとされています。

同時に、そのモノが製品寿命に渡って生み出す価値の総量も重要です。モノは壊れなくても、陳腐化によってその寿命を失います。20年前のパソコンがまだ動いていなくても、誰も使わないですよね。(もちろん、アンティークとしての価値を生み出す転換もあり得混ますが)

それらが最適化された商品を「コストが安い」と表現するべきです。前述の泥棒と奴隷でなにか商品を作成しても、そのうち捕まってとんでもないコストを支払わなければならなくなります。

例えば、新宿に建っている初期の超高層ビルに、三井ビルディングという建物があります。築40年を数えるビルですが、2000年に大幅な外装のメンテナンス工事を行い、再び競争力を取り戻し、いまだ一流のビルとして日々価値を生み出し続けています。

莫大な建設費用が投じられて入るものの、モジュール化された設計や立地、構造の強靭さなど、陳腐化を避け高寿命化を実現する工夫が盛り込まれた素晴らしい建物だと思います。

実際は、こうした長いスパンを見据えた戦略的な生産ができないことが殆どで、目先の利益やコストダウンに追われ、結局価格競争に巻き込まれ自滅する例が後をたちませんが。。。
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市場分析、企業分析をしないと言えないことですが、


製造業におけるコスト削減における方法は以下ではないかと。

(1)人件費
コストダウンの方法として一番もっとも有効なのは人件費です。
日本企業が海外に工場を移しているのは人件費が安いからです。
日本人は給料の安い彼らと競争することを強いられております。
結果として、若者が正社員として働くのが難しくなりつつあります。
日本に残っている工場は機械化や効率化を図り、生き残りを図ります。

かなり有効ではあるもの、リストラが必要になったり難しい面もありますね。

(2)材料のコストダウン
原材料のランクを下げる前に、同じ品質で低価格のものを作るために
納入業者に価格交渉をします。大量購入するから安くしてくれとか。

(3)その他
従業員のモチベーション向上、電気代節約、輸送費削減、部品共通化
などなど、あらゆる面でコストダウンが必要です。


いずれも出来なければSONYや NECのように収益に貢献しない
パソコン事業などを他社に売却することになります。
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材料歩留まり(ざいりょうぶどまり)


プレス抜きでの事例
http://art-eng-saito.com/budomari01.html
一番上の星形のヤツを例にとると
これを中国とかの安物鉄板でやると
歪んでしまってこんな狭い間隔では抜けなくなる
この事例では27%ですが
安物鉄板では10%くらいに下がっても不思議ではない

歩留りが下がると廃棄コストは上がる
運が良ければ鉄くず屋さんからお金がもらえるが
(鉄くず相場で決まるが概ねお金を払って廃棄する)

これは鉄板をプレス加工に限らず
旋盤加工やマシニング加工する場合にも言える
快削鋼
http://www.nssmc.com/product/rod/wire.html
http://www.kobelco.co.jp/ecobiz/list/1174082_130 …
読んで字の如く 削りやすい鉄
なので、加工時間が短くなる=コストダウン

削り易いのに強靭 <相反する性質を持つ

材料は高価
でも、総合コストでは安価になる 

金属加工に限らず樹脂成型でもやはり同様な事例は多い

現代の日本国内で、材料代を少々ケチった所でどーなるもんでもなかろう
逆に材料代に少々お金を掛けてでも、加工時間を短くするのが流行ではある
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