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磁気増幅器の基本回路についてですが
一次側の入力をいじって、二次側の電流を増幅させます。
すると二次側の閉回路としてはインピーダンスが減少していますよね?
実際これは、磁束とインダクタンスと電流の関係からきていると思うのですが、インダクタンスの減少はどれくらいなのでしょうか?式などで教えて頂けると幸いです。

A 回答 (1件)

磁気増幅器は、可飽和リアクトルと整流器とを組み合わせて使ったりして、増幅作用や制御作用をさせる装置で、インダクタンスそのものを変化させることで電流を変化させているわけでは有りません。



角型特性の磁性材料を使用した鉄心に巻いた一次巻線に直流電流を流して、あるレベルの磁束密度にすると、交流電源の1サイクル中で鉄心が磁気飽和するか、飽和しないかになり、交流電源のある位相の期間だけ負荷に通電し、それ以外は非道通になります。ONかOFFのスイッチのような作用です。

この入力電流(制御電流)レベルを可変にすることで、1サイクル中の通電時間を調整できて、出力電力を調整できます。
理想化した角型特性の場合には、半導体のサイリスタを使用した位相制御の出力波形のようなスイッチング波形になります。
制御電流によって出力電流を制御できる制御装置、あるいは入力電流を増幅できる増幅装置ということになります。

いま、言われている基本回路とは、どのような回路かが分かりませんが、磁気増幅器の増幅率は、磁性材料の磁気特性や形状や回路を定めて、設計することになります。
現象が複雑ですので、専門書で勉強していただくしかないと思いますが、すみませんが現存する書籍を知りません。
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