【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

受験を来年に控えた高校三年生です。
進学する大学を決めるにあたって「歴史学科」に進みたいと考えています。
私自身歴史は好きな方なのですが、高校の用語や物事の流れを「暗記」することがメインの授業はあまり好きではありません。大学の歴史学科ではさまざまな地域の歴史を学ぶようなので、それを考えると…。
両親は大学に行っていないので、授業風景を聞いたりできません。
大学の歴史の授業は高校同様にひたすら暗記するような内容なのですか?
教えてください。

A 回答 (3件)

得られる史料から,どんな社会状況や国際関係,人間関係,内輪の事情などが実在したかを読み解くことが主になります。

むろんナマの史料(手書きで活字になっていないもの)を読解するテクニックも習得します。

高校までの教科書に書いてあるのは,すでに多くの先人たちが読み解いて,「まあまあ,このくらいは定説として,コドモに教えてもいいだろ」という内容です。でも,それくらいは頭に入っていないと,困りますね。テレビの時代劇は,ほとんどが史料では確認のしようがない虚構です。登場人物の人物像も,そもそもそんな人物が実在したかさえ。

最初の「日本(西洋・東洋)史学入門」みたいな講義では,こんな「心構え」を習うと思いますよ。

ぼくが「大学教育をどう行うか」と考えるときに憂慮するのは,歴史学では「教科書」なるものがなく(または使う教員がおらず),いきなり科目担当教員が得意とする時代やテーマの詳論になりがちなことです。理系諸学や心理学,社会学,地理学には,すぐれた教科書---世界中で使われる英語版もふくむ---がいくらでもあり,基礎的な理論や概念などをたたきこむのに。
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補足。



>すぐれた教科書・・・

だから,理系諸学や地理学では,それぞれ高校の「理科」や「地理」の延長線上にあり,「大学ではもっと理論化・細密化する」という感じになります。高・大のあいだに,基本的な断絶はありません。

いっぽう,歴史学には明確な断絶があると,ぼく個人は横目で見ています。裏からいうと,歴史暗記マニアや戦国武将ファンなどが歴史学科に入学してしまうと,地面が陥没するようなカルチャーショックを受けるでしょう。歴史ファンが集まって歴史学科の入試倍率が高くなるのは嬉しいでしょうが,入ってきた学生の「鍛え直し」に歴史教員は苦労しているようですね。あなたは,そうではないらしい。
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補足の補足。

だんだん腹が立ってきた 笑。

>地面が陥没するようなカルチャーショック・・・歴史教員は苦労

で,歴史学のほうで「はぐれた」学生が,おなじ文学部に在職するぼくのゼミ(節操のない複合領域)を避難港として飛び込んできたりする。卒業させないわけにはいかないので,心機一転してもらってぼく流に鋳直しますがね。こういう迷惑をかけてんだな。歴史教員は,卒論発表会のあとで菓子折のひとつも持って礼に来やがれ。
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