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富士山が世界遺産に登録されたニュースがありました。
しかし、富士山はなぜあんなにまで世界遺産に登録されることに固執していたのでしょうか。

世界遺産に登録されることで何かメリットはあるのでしょうか。
富士山のブランドは、すでに海外に伝わっているとは思うのですが。。。

A 回答 (3件)

>富士山が世界遺産に登録されたニュースがありました。



……と書かれると、まるで富士山という山そのものが保護の対象となる「自然遺産」と受け取っていらっしゃるのかも知れませんが、富士山は「世界『文化』遺産」に登録されたのであって「世界『自然』遺産」に登録されたわけではありません。

『文化遺産』とは富士山を信仰の対象としたり、観光の名所とすることで、その地域の文化を形成しているものを『遺産』として保護するものであり、保護されるのは富士山ではなく、『その地域』です。

例えば関東一円に多々ある「富士見……坂、丘、神社……」「××富士……高さ 10m にも満たない土盛りによる御当地富士」といった富士山を信仰の対象とする地域やその文化、或いは三保ノ松原のように富士山を観光上欠かせぬ絶景 Objet としている地域……等が保護の対象となっているのです。

観光の場合は富士山が見えなくなってしまっては観光になりませんが、信仰の対象であれば例え富士山が噴火であらぬ形に変容してしまっても残ります。

富士山そのもの、つまり「山」の名前や形は海外にまで知れ渡っていますが、富士山以外の山も「××富士」と呼んで富士山になぞらえたり、関東一円津々浦々に富士見坂などの「かつては富士山を展望できる場所であった」ことを偲ばせる地名があったりする「富士山文化」はあまり知られていません。

「日本人が山と言えば富士山を筆頭に考えるのは何故か?」「日本では何故それほどまでに『富士』の名が付く地名が多いのか」「日本人にとって『富士山』とは何なのか?」と考えさせるものが『富士山』の「文化遺産」であり、『富士山』という山そのものは世界遺産ではないのです。

外国人が、富士山なんか見えない東京のド真ん中で「富士見坂」なんて地名の表示板を前に「何故だ?」と首を捻ってくれることで「日本人にとっての富士山」を多少なりとも理解しようとしてくれるわけで、それは今までの観光 Brand としての富士山とは異なる、日本人に対する理解を深めるきっかけになります。

つまり「富士山の世界文化遺産登録」は「富士山」が Brand なのではなく「日本人」が Brand の対象なのです。

「富士山の世界文化遺産登録」を「富士山の自然遺産登録」と誤解して「富士山観光の集客率 Up」などという方向にしか考えることができない Media やその Media に踊らされる人々には情けないものがあるのですが、御質問者さんと同じ疑問を抱いた外国人は必ず「日本人って?、日本の文化って?」という「富士山の世界文化遺産」が意味する方向に気付くものですよ(^_^;)。……だって「富士山は既に観光 Guide で知っているのに、今更『世界遺産』だなんて言われりゃ、そりゃあ『富士山以外の富士』に目が行くもの」ですもの。

富士山以外の富士は日本各地に数え切れないほどあります。

「ふーん、日本の Public Bath では『富士山』の絵が壁に描かれているそうだ。じゃあ今晩は Hotel の Bath ではなく『SENTO (銭湯)』とやらへ行ってみるか!」……で、ケロリン桶をひっくり返して思索に耽ってくれたり、湯上がりに Fruit 牛乳飲んで Massage 椅子で目を細めてくれれば(笑) 日本の文化にもっと深く触れることとなり、地域活性にも貢献するわけですね。……運が良ければ「錦鯉の滝登り」を背負っている方を見て Tattoo に対する認識を改めるかも知れませんね(^_^;)。

……という方向に外国人を誘導するのが「文化遺産」本来の目的なのですが、「富士山なんて既に外国人観光客は知っているものなのに……」で終わってしまっては「文化 Level」が低過ぎます(^_^;)。

まぁ御質問者さんが「富士文化圏」に御住まいでない方なのであればピンと来ないかも知れませんが、「富士文化」って伝統文化の浅い外国人にとっては驚愕の文化なんですよ!

「日本人を知る」「日本文化を知る」入り口として敷居が低く奥が深い……だからこそ「世界『文化』遺産」にされたのです(^_^)/。
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この回答へのお礼

>>富士山は「世界『文化』遺産」に登録されたのであって「世界『自然』遺産」に登録されたわけではありません。
そうだったんですね。私が思うよりはるかに奥が深い話でした。ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/19 15:07

公務員が得をするためです。


国民も地元も赤字です。

何でも公務員独裁原理で考えましょう。
公務員は日本や日本人が損をしてもいいのです。公務員とコリアンが損をしなければ成立します。赤字財政や国連分担金や小和田皇太子妃。全部反日公務員と外国人は得をしています。
単純に言えば登録する運動に予算がついてウヒヒなのです。国民の資本が流出しても自分が得をすればプラスという売国サラリーマンです。戦前からであり、戦後は加速したわけです。

ご指摘のように富士山は登録しない方が日本の利益になります。しかし公務員と愚民は、間違った選択をするのです(公務員は反日ですから矛盾しないし短期的には役得があります)。
富士山が登録されていない世界遺産など価値がないとすることにより日本の価値が保守できるのです。極論、天皇(制)は世界文化遺産の最高位に値するのですが、天皇が認定されていますか。

公務員が得をすれば敗戦も地震も慰安婦騒ぎも成立するのです。外務省系の麻生太郎は自衛隊の士気に関わる田母神を即首にしました。自衛隊の政治粛清であり空自への破壊活動です。しかし他の公務員が得をすれば成立します。他の公務員の損得がコリアンと同じだからです。生活保護はコリアンに与えて赤字にするから公務員は日本人搾取して得をするのです。破壊しても散財しても儲かる公務員が反日政治の原理なんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/19 15:08

観光客誘致による、「町おこし」「地域振興」「箔付け」に他なりません。


要するに世界遺産というお墨付きがもらえることで、お土産にも“世界遺産・富士山”と明記できますからね。売り上げにも貢献します。
富士山の場合は、はるか遠くの三保の松原も登録されて地元はウハウハですが、これも“これで観光客がもっと来て、お金を落としてくれる”という期待があるからです。
日本の場合は、そういうケースで、どうでもいい施設や遺稿などに対して適当な理由をつけて世界遺産登録したがりますね。
箔が付けば、人がやってきてお金を落とす→地域振興につながる・・という図式です。
世界公認の公共事業のようなものですね。
私も富士山はすでに有名で観光客もやってくるので、別にこのままでもいいような気がしますが、地元は違うんですね。
5合目までケーブルカー構想みたいな話も持ち上がって、舞い上がっていますね。
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この回答へのお礼

やはりお金的なところもありますよね。
ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/19 15:08

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