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日本語を勉強中の中国人です。ビジネス日本語でよく使われる「私ども」の使い方を教えていただけませんか。読み方は「わたくしども」でしょうか。それとも「わたしども」でしょうか。この言葉は「わたしたち」と「わたくし」との違いは何でしょうか。

「ども」自体は複数の意味もあるし、謙譲の意味もあるようで、どのように区別して使用されるのでしょうか。

また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

わたしども・わたくしども 読み方はどちらも(OK)有ります。


へりくだった(自分が目下であるという認識が明示された態度を取ること)呼びかたです。
わたくしは、フォーマルな言い方ですから、「わたくし」を用いたら、その他の言葉遣いも純然たるフォーマル言葉でなくてはならなくなります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/06/28 22:24

日本語は尊敬語や謙譲語が入り混じっているのでわかりにくいですよね!




「私ども」は一般的にビジネスで使う用語です。英語で言うと「Our」とか(弊社=my company)のような意味を持っています。また、sobatya cnさんのおっしゃるとおり、謙譲語で使われています。

ビジネスで「私たち」という表現はあまり使用されません。
例えば、自社の会議や取引先との打ち合わせでも私どもや弊社を使用するというのが慣習のようです。
ちなみに「私たち」は英語で言うと「We」という表現になります。私(わたし、わたくし)は「I」にあたります。

また、「私たち」という用語は、企業のホームページでお客様に対して会社紹介をする際などに
よく使用されています。 例:)私たちはこのような品質改善に取り組んでいます。これはあくまで想像の範囲ですが、お客様や就職活動をしている学生、株主などがよりその企業を身近に感じられる言葉なのだと思います。 企業側が「私共」や「弊社」を使用するあまり、そのお堅いイメージが定着するのを防いでいるのかもしれません。

友達付きあいの時もそうですが、あまりへりくだった言い方しているとなかなか仲良くなれませんよね!企業側もその事を知っているからホームページなどの世間に開かれた場所では「私たち」という文言を使用しています。

また下記リンクでは「私ども」はおじさんくさいと言う方もおり、「我々」という表現もあるという事を追記させてください。


外国語を勉強するのは難しいことですが、とても楽しいことですよね^^
これからも頑張ってください!
応援しています。

参考URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5311156.html
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この回答へのお礼

ご丁寧に教えていただきありがとうございます。とてもわかりやすいです。大変参考になりました。「われわれ」についての補足知識もいい勉強になりました。勉強、頑張ります。

お礼日時:2014/06/28 22:35

「ども」は、謙譲の意味より、見下した言い方です。

漢字では「供」と書きます。神様への供え物(そなえもの)の意味から、立場の低い者の複数形を表します。私達に使用する「ども」は、へりくだった言い方。
http://kotobank.jp/word/%E4%BE%9Bにありますとおり、
とも 【供/▽伴】
《「共」と同語源》
1 人の後ろにつき従って行くこと。また、主人に仕え、つき従う人。従者。「―を引き連れる」→御供(おとも)
2 (ふつう「トモ」と書く)能の役柄で、ツレのうち、太刀持ち・従者などの軽い役をいう。

「こども」を「子供」ではなく「子ども」としようというのも、そこからきています。漢字は表意文字ですので…「こども」は「~ども」というのを離れて、単数もあらわし、見下したような言い方ではありませんからね。表音文字と表意文字、このバランスが難しいですね。

「わたしども」は、漢字で書けば「私共」ですが、供と音が同じですので、立場の低い者から発する言葉です。
「わたしたち」は、相手と全く同等の立場に自分らをおいている、といえるでしょう。

さて、「わたしども」と「わたくしども」ですが、どちらも「わたしたち」の立場を低くする言葉と言えますが、「わたくしども」のほうが、若干「わたし」に比重を重く置いてるような気がします。つまり、自分が係長であって、自分の意見が主であるが、あえて係の意見として言う場合は「わたくしどもの意見」。係の意見を集約して代表が述べる場合は「わたしどもの意見」。そんなところですな。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。難しいですね。参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/06/28 22:41

歴史的には、「たち」も「ども」も複数を表す接尾語でした。

ただ違いがありました。「たち」が人、それも高貴な人に使用するのが普通で、「ども」は普通の人、下層階級の人、動物
などに用いられました。しかし、現代ではその違いはかなり薄れてしまいました。しかし「たち」を「私たち」のように自らに用いるものではないと、考える人もあります。また「友達」・「君たち」のように使われようになりましたが、見下げた言い方としてはまず使われません。物に対する複数の意味では、たまにつかわれます。(「不揃いの林檎たち」)しかし、一般的ではありません。
 一方の「ども」は、複数の意味はほとんどなくなり、現在は「謙譲」の意味で「私ども」のように使われます。複数や見下げたような言い方は「ら」(やはり接尾語)にとって変わられました。

 「私ども」の読み方ですが、このような言い方はある程度あらたまった場合にするので、やはり「わたくしども」でしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/06/28 23:00

「わたしども」と言った場合、これは私だけの個人的見解ではなく、会社組織としての社内規定とか、内部法規なのです、という意味で遣われている。

つまり、個人的な責任回避の常套句なのです。

会社としてのルールということなら、「わたしども」てはなく、「弊社」という便利な言葉がある。

何かあった場合、個人的にも何時でも責任を取れる用意があるという意味では「わたし」が良いのだが、これだけ複雑な世の中になると、なかなか責任を取ろうという大人物は居ない。個人を隠して、ひたすら組織に埋没するのが無難な生き方という、悲しい世の中が現存している。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2014/06/28 23:01

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