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人事関係で、「○○勤務を命ずる」という言い方と「○○に補する」という言い方がありますが、どう違うのでしょうか?
うちの会社では、係長以上には残業代が出ずに、残業代見合の職務手当で対応しており、辞令も「補する」にしているようで、残業代がない代わりに出る補職者食事代も係長以上が対象です。
立場が上になると(肩書きができると)「補する」にして、ヒラの場合は肩書きがないので、単に勤務地を指定するだけ、という理解でよいのでしょうか?

A 回答 (3件)

 「補」という漢字の意味は「おぎなう」ということですよね。


 あるポストに空席ができた、そこへ後任を据えて、その穴を埋める、補うということだと思います。そういうことから、「~に命ずる」と同じ意味になったものと思われます。
 「○○に補す」という辞令の文言は、現在では古めかしい言い方の方に属すると思います。質問者さんのお会社は歴史のある会社か、経営者さんがこういうシャキッとした言い方を好む方であったのかも知れません。
 「親補」という言葉があります。戦前に使われました。天皇から直接任命されることです。これが「補される人の中で一番エライ人」になります。↓ 
http://www.wdic.org/w/CUL/%E8%A6%AA%E8%A3%9C%E8% …
 平社員でも人事異動は穴埋めの場合が多いですから、「補する」でもいいかと思いますが、「○○営業所に補する」という言い方はどう見てもヘンですね。「○○営業所」がなくなっているわけではありませんから。
 ○○営業所『○○係長』と役職名を入れないと「補する」の恰好がつきません。
 したがって平社員の場合は「○○営業所勤務を命ずる」になっているものと思われます。
 
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この回答へのお礼

みなさんありがとうございました。「その穴を埋める、補う」で納得です。やはり役職がないと意味がないですね。私も早く補されるように頑張ります(笑)。

お礼日時:2007/04/29 20:33

「○○に補する」というのは「「○○の役職に就ける」という昔からの言い方です。

公卿補任記録なんていう文書があります。
係長以上だと役職があるので「補する」になっているのでしょう。
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「命ずる」と同じです。

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