電子書籍の厳選無料作品が豊富!

以下の問題の(2)の解説で2つ疑問があります。

1)解いた時に、△A'B'C'が重心(原点)を中心に動くことに気付きませんでした。気付く方は、どうして or どのような考察をして気付くのでしょうか?

2)△ABCと△A'B'C'が重ならない部分
(例えば、線分ABと線分A'C'の交点をD,線分ABと線分C'B'の交点をEとした場合、△C'DE)が直角3角形になることに、どのようにして気付くのでしょうか?

問題)座標平面上に1辺の長さが2の正三角形ABCがある。
ただし、△ABCの重心は原点の位置にあり、辺BCはx軸と平行である。
また、頂点Aはy軸上にあってy座標は正であり、頂点Cのx座標は正である。
直線y=xに関して3点A,B,Cと対称な点を、それぞれA',B',C'とする。

(1)C'の座標を求めよ。
(2)△ABCと△PQRが重なる部分の面積を求めよ。

解答)△ABCと△A'B'C'は、合同な3角形であり、△ABCを原点の周りに30度回転すると△C'B'A'と一致する。ゆえに、△ABCと△A'B'C'が重なる部分から,はみ出した6個の直角3角形は、すべて合同である。(以下省略)

「座標平面上に1辺の長さが2の正三角形AB」の質問画像

A 回答 (4件)

質問者の質問は最もです。



>解答)△ABCと△A'B'C'は、合同な3角形であり、△ABCを原点の周りに30度回転すると△C'B'A'と一致する。ゆえに、△ABCと△A'B'C'が重なる部分から,はみ出した6個の直角3角形は、すべて合同である。

もしこのような解答を書いた受験生がいたらどのていどに評価されるのか疑問です。私が採点者なら0点にします。

条件は

>直線y=xに関して3点A,B,Cと対称な点を、それぞれA',B',C'とする。

ということですからA,B,Cの座標を出して、y=xに対称移動するのが正解です。

A(0,2√3/3)
B(-1,-√3/3)
C(1,-√3/3)

なので

A’(2√3/3,0)
B’(-√3/3,-1)
C’(-√3/3,1)

が出発点です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が大変遅れてしまい、申し訳ございません。

模範解答への評価、ご意見、
また「A,B,Cの座標を出して、y=xに対称移動する」という御指摘、

「やはりそうか!」と思い、腑に落ちるものでした。

貴重な回答を下さり、どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/09/03 14:23

対象移動と回転移動の関係について学ぶのはまだ先の話で、それゆえに理解を超える部分があるかと思います。


なので、あえてその本質的な部分は、”存在する”ということだけで、おいておき、
直感的に理解する方法だけをここでは述べます。


△ABCとそのy軸鏡面対象な△ACBが合同なのは、当たり前ですよね。
BとCを変えただけで同じ三角形ですから。
ここで、Aはy軸に、A’はx軸にのっています。
ではy軸とx軸を重ねてみてください。

と言ったら、どうしますか。



多分、x軸ないしはy軸回転させて重ねたのではないでしょうか?


そして、そうすることで、△ACBと△A’B’C’が回転によって重なるのでは?という予想がつきます。



ちなみに、さきほど言った、

y軸とx軸を重ねてみてください。

に対して、
y=xという直線に重ねたと考えると、y軸とx軸が、y=xを鏡面とする、鏡面対象になることが直感的に理解できるでしょう。


これらが、実質同じことだということも上記の操作で直感的に理解できたのではないかと思います。


まとまりがなくて申し訳ない。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい解説、どうもありがとうございました。「鏡面対称」という認識を大事にしたいと思います。

お礼日時:2014/07/27 15:59

重心の位置が変わっていなくて、各頂点から重心までの距離も


変わっていないので回転運動とみなしてよいということだと
思います。

y=xに関する対称移動だから回転というのではなく、あくまで
上記の条件が満たされる場合でしょう。例えば△ABCの重心
の位置がy=x上になかったら、回転運動にはならないような
気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすい解説どうもありがとうございます。重心からの距離が不変なこと、回転運動にならない場合のご指摘、ありがとうございます。

お礼日時:2014/07/27 16:02

(1)多分に感覚的な部分はあると思いますが、きちんとやるならば


A,B,Cの座標をそれぞれ(p、q)、(r、s)、(t,u)とすると、
A’,B’,C’の座標はそれぞれ(q、p)、(s、r)、(u,t)
となります。これより二つの正三角形の重心の座標は
△ABC:((p+r+t)/3、(q+s+u)/3)
△A’B’C’:((q+s+u)/3、(p+r+t)/3)
△ABCの重心は(0,0)なので、△A’B'C’の重心も(0,0)に
なります。

(2)ACとA’C’のなす角は30°、∠Aは60°なので、ABとA’C’のなす
角は90°です。

この回答への補足

回答どうもありがとうございます。確かに、移動した3点の重心をとれば、もとの重心の原点と一致します。この時に、私は「たまたま重心が一致しただけだ」と思っただけでした。「3点A,B,Cを直線y=xに関して対称移動した3点A'B'Cが重心を変えずに円運動をした」とわかるのは、何故なのでしょう?
「y=xに関する対称移動」に、「ある点を中心として円運動を引き起こす」というような性質があるのでしょうか?

補足日時:2014/07/26 23:59
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい解説、直角三角形になる理由もわかり、また、再度の回答、どうもありが
とうございました。

お礼日時:2014/07/27 16:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!