ここから質問投稿すると、最大4000ポイント当たる!!!! >>

独学で量子力学を学びたいと思っています。大学一年です。
今使っている教科書(アトキンス物理化学要論)が初心者向けなのか、内容は読みやすくスラスラ進めるのですが、そのぶん正確さに欠けるというか、難しいところは誤摩化して先へ進んでいるような感じがします(そもそも量子力学の教科書ではないのであまり深くは突っ込んでいないのかもしれません)。
そこで、一人でもなんとか読めるような量子力学の教科書(参考書?)を教えてほしいです。
今、候補に挙がっているのは「ファインマン物理学」で、僕もI(力学)はもっていて、内容が面白くて読みやすいので、できれば使いたいのですが、いきなり量子力学に入って内容を理解できるものなのでしょうか?
やっぱり順番にやっていかないとダメですかね?

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (3件)

大学生なら原書を読みましょう。



英語を読む気があるなら、Griffithsですかね。ハードカバーは高いですが、ペーパーバックの廉価版もあるはずです。
http://www.amazon.com/Introduction-Quantum-Mecha …
この本は、アメリカの大学で量子力学入門として、おそらくもっとも広く使われている教科書です。

ファインマンの第三巻は私も持っていますが、積読状態で読んでいません。一般的にこういう講義の要約のようなものは全くの初学者には向かないのではないかと勝手に思っています。

あとはYoutubeで大学の講義の動画を見るとか。あなたの英語の能力はわかりませんが、聞き取りに問題ないなら良し、もし聞き取りが得意でないならこういうところから耳を鳴らすのも悪くはない。

Yale大学のShankar。この人の書いた量子力学の教科書はアメリカの大学ではほとんどゴールドスタンダードになりつつある。


Stanford大学のLeonard Susskind。非常に有名な理論物理学者です。
https://www.youtube.com/watch?v=JzhlfbWBuQ8

あと、匿名の人。これは丁寧に説明していると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=pBh7Xqbh5JQ

ほかにもMITとかCaltechとかもあるんじゃないでしょうか。探してみると結構いろいろあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/08 11:32

>量子力学を学ぶための教科書



最近,すばらしい本が出ました.私は早速,買って,一度通読し,今,二度目で精読している最中です.その本は,以下の通りです.
---------------------------------------------------
● ケネス・フォード 著『量子的世界像101の新知識』ーー現代物理学の本質がわかるーー

◆ 青木 薫 監訳,塩原通緒 訳

▲ 2014年3月20日 第1刷発行,講談社,ブルーバックス B1856, ISBN 978-4-06-257856-1, 1,260円+税

★ 帯の宣伝文句(表)「素粒子からブラックホールまで/量子世界のガイドブック」

★ 帯の宣伝文句(裏)「本書は,"量子の世界に初めて触れるという人"から,"物理学の専門家"にまで,自身をもってお勧めできるという,まずめったにない本である.初めての人には『一冊読むならぜひこれを!』と,物理学者には『項目を見たら,きっと読みたくなりますよ』と申し上げたい.(中略)"101の項目"が並ぶ構成でありながら,本書は個々バラバラな知識の寄せ集めになっていない.いったん"通読すれば,量子世界の全体像がつかめる"仕組みになっているのだ,・・・・・・・監訳者解説より」
---------------------------------------------------

この本は,教科書ではなく,初心者向けに書かれた解説書ですが,専門家が読んでも教えられるところの多い本だと思います.偏微分方程式などの難しい数式は無く,初心者でも理解できるような簡単な数式だけが使われています.

うわっつらのみの解説ではなく,とことん本質に迫った解説です.しかも非常に分かりやすく,読んでいて疑問が生じません.今まで,私がいろいろと読んだ本の中では,最も優れた本です.

質問者さんも是非,お読み下さい.
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/08 11:33

こんばんは。




☆今、候補に挙がっているのは「ファインマン物理学」で、僕もI(力学)はもっていて、内容が面白くて読みやすいので、できれば使いたいのですが、いきなり量子力学に入って内容を理解できるものなのでしょうか?
◇むしろ、余計なこと、先入観などを持っていない方が、量子力学は理解しやいのではないか、
と個人的に思っています。
もちろん、数学の知識がなければ、話になりませんけれども。
 ―――微分・積分と線形代数の知識があれば、大体、事足ります―――

ですが、解析力学の初歩的な知識くらいは有していたほうがいいのかもしれませんね。


また、ネットには、量子力学の講義ノートがいくつか存在しているので、それを使って勉強するという手もありますよ。
たとえば、

量子力学2006年講義録
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/qm2006/qm. …

また、
以下のリンク先には
量子力学の講義ノートを紹介しているので、御覧になってみては如何でしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/language_and_engineering/2 …


こうしたものを利用してから、量子力学の本を買って勉強をしてもいいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/08 11:33

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q量子力学の教科書を紹介ください

 量子力学を、まじめに勉強しようと思っていますが、どの本を読めば
系統立った理解がえられるのでしょうか?私は、40歳のエンジニアです。
大学が、工学部ですが、物理学の基礎を少しやっただけで、知識は高校物理並です。数学は、少しは自身があります。巷の素人用ではなく、数学的
展開も理解できるものがほしいのですがよろしくお願いします。
 何冊でいいですし、シリーズものでもOKです。

Aベストアンサー

グライナーシリーズには相対論や場の量子論も入っています。ですからそれを読み終わった後に、ミチオカクではなくてpolchinski のstring theoryの(1)と2を読むのがよろしいでしょう。量子力学だとdirac shiff j.j.sakurai.
量子場の理論ではpeskinのan introduction to quantum field theory
相対論だとシュッツの相対論入門が良いでしょう(上下巻です)
まあ、ひまなときに他にも紹介できますから。もしもその気があれば補足にでも書いてください。ちなみに川合光さんの本は群論的手法の入門になると思います。日本で一番か二番に頭の良いとされている方の書いたものですから。グライナーのほうはシリーズなのでお勧めできます、その群論的手法もquantum mechanics;symmetry等に収録されています。あと繰り込み群がどうとか、群論がどうとかformも含めた幾何学がどうとか topology homology cohomology 中心的な話題ではないのかもしれないけど確率論的手法もあります。まあ結構あります。

でっ結局量子力学に話を戻しますと、図書館で借りるなり買うなりしてまあ何冊か読んでみないと世界像はつかめないと思います。主題の当て方や書かれた事代によっても違ってきますし。まあ、と入っても量子力学は根本的にはよくわかりません、シュレディンガー方程式でって出自は不明ですし。

グライナーシリーズには相対論や場の量子論も入っています。ですからそれを読み終わった後に、ミチオカクではなくてpolchinski のstring theoryの(1)と2を読むのがよろしいでしょう。量子力学だとdirac shiff j.j.sakurai.
量子場の理論ではpeskinのan introduction to quantum field theory
相対論だとシュッツの相対論入門が良いでしょう(上下巻です)
まあ、ひまなときに他にも紹介できますから。もしもその気があれば補足にでも書いてください。ちなみに川合光さんの本は群論的手法の入門になると思...続きを読む

Q量子力学 本 洋書

量子力学の本について質問なんですが、
邦書にいいのがないので、洋書を読もうと思うのですが、
1度も呼んだことがないので、どの程度の英語のレベルが必要なのかわかりません。高校英語レベルしかなくてもよめるんでしょうか?
後、洋書(量子力学)で気になっている本にshankar、messiahがあるんですが、どの程度のレベルが必要なのかがわかりません。
(ちなみに邦書は、小出、清水を読んだ程度)
以上の2点についてよろしくお願いします。

Aベストアンサー

shankarやmessiahの本は本格的な本と思います。昔読んだ本ですので、既に絶版になっているかもしれませんが、以下の本がよいと思います。

まず訳本ですが、オックスフォード物理シリーズの『量子力学』、MIT物理シリーズの『量子力学入門』、洋書であれば、Yarif『Introduction to Theory and Application of QM』、Townsend『A Modern Approach to QM』、Chester『Primer of QM』。Yarifの本は、半導体への応用につても記述されていますので、理論だけにあきたりない人向けです。Townsendの本は、sakuraiの本に触発されて書いたとありますので、sakuraiの本へのイントロによいと思います。Chesterの本は、フーリェ変換から入っていますので、クセがありますが、おもしろいです。いずれも高校レベルの英語でOKです。

いずれの本でも章末に問題が掲載されていますので、それを解くのが量子力学を習得するために必要と思います。

Q量子力学を学ぶのにおすすめの本をおしえてください。

量子力学を学ぶのにおすすめの本をおしえてください。
初学者向けがいいです。

Aベストアンサー

趣味で学ぶなら何を読んでもたいして差はないですが、
PHP文庫の「量子論を楽しむ本」とか
下記のURLのサイトとかが読んでて楽しかったです。
ただ、このような文庫本やネットで学ぶ知識は哲学的な話がほとんどで、びっくりするほど実用性がないです。

それなりの基礎を学んで、電気・光学デバイスへと役立てたいのなら
講談社の
ゼロから学ぶ量子力学
なっとくする量子力学
なっとくする演習・量子力学
森北出版の
工学系のための量子力学
などが分かりやすいと思います。

ただ最低でも、簡単な微分方程式の境界値問題やベクトル微分演算子などが分からないとさっぱりだと思います。

参考URL:http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/saiFrame.html

Q量子力学の勉強法

ただいま学部生の身なのですが、量子力学の勉強法にかんして悩んでいます。
学校では基礎授業もみっちりとやり、演習も間に試験が二度三度行われるほどやってきたはずです。それでもその時の試験ではそこそこ点が取れるのですが、その勉強法は高校生の一夜漬けに近く、半期も前の授業の内容など覚えておらず教科書を見るにしても範囲が広すぎたり内容が多岐にわたっていたりしてかなり困難なので結局のところ授業あるいはプリントの解答例を覚えることで何とか凌いで来たようなものです。でももうこんな勉強法に自分自身嫌気が差して来ました。みっちり理論からやり直したいと考えています。
そこで数々の難問に明快な回答をされている諸先輩方にお聞きします。
「一体どのようにして量子力学を勉強されましたか?」
出来ればご経験談なども添えて戴けるとありがたいです。よろしくお願いします。

Aベストアンサー

落ちこぼれの立場から少し。

私も量子力学ぜんぜんわかりませんでした
(いまもわかったとは言いがたいので、しかも、専門家でもないのでjun-keyさんより
 わかっているとは思いませんが与太話として見てください)。

私の場合は裳華房の量子力学演習を前から順番に解いていきました(全部じゃなくて、基本的な問題だけ)。
ポテンシャル問題などの微分方程式を解く問題では物理量の次元のチェックや
解や解く過程でパラメータを変化させたときの物理量の振る舞いを想像する練習をしました。
演算子を用いて代数的に解く演習ではたとえば、球関数の問題では
どうして角運動量が無限に上がっていったり、下がっていったりしないか、がわかるようになってから
なんとなくわかったような気がしたように思います。
あとは、電磁気学でもいいと思いますが、基底となる関数を張っておいて、境界値問題として
その係数を決定するような問題をいくつかやれば、なんとなく状態の概念がわかるように思います。

あと、固有状態(束縛状態)に関してはかなりしつこく教えられると思いますが、
散乱に関しても、単純な1次元ポテンシャル問題でいいと思うので
勉強しておく(自分で式をいじくってみる)と理解が深まると思います。
束縛状態ではノルムを1にすることは簡単な話だとおもいますが、
非束縛状態では何を基準にするかはっきりしません。
そうすると、グリーン関数のような、閉じた系と開いた系をうまくつなぐ役割をもった方法論が
非常に重要になることがわかります。
また、共鳴散乱でライフタイム無限大の極限として束縛状態が実現されるのを実際に計算してみると、
単なる微分方程式の解として見えていた束縛状態がもう少し生き生きと見えるのではないでしょうか?

というわけで、解ける簡単な問題を徹底的に理解してより複雑な問題の振る舞いを予想して実際に問題を解く
というのがよろしいのではないでしょうか?

でも一番重要なことは、自分がどの部分をわかっていないか?と考えて、その部分をわかるにはどうしたらいいか?と
問題を設定することを覚えることだと思います。
教科書のいっていることがわかるというのは、もう誰かが考えた考え方を知ったというだけのことです(難しいけど)。
でも、ある考え方がわからない、不思議だと思う、間違って理解することはひとりひとりのオリジナリティで、
その部分と教科書に書いてあるような「正しい理解」とをすり合わせていく中で
誰も考えつかなかったアイデア出てくるのではないでしょうか?

書き終わってみると、自分への励ましのような、爺くさいお説教のような感じですね。年をとってしまった・・・。

落ちこぼれの立場から少し。

私も量子力学ぜんぜんわかりませんでした
(いまもわかったとは言いがたいので、しかも、専門家でもないのでjun-keyさんより
 わかっているとは思いませんが与太話として見てください)。

私の場合は裳華房の量子力学演習を前から順番に解いていきました(全部じゃなくて、基本的な問題だけ)。
ポテンシャル問題などの微分方程式を解く問題では物理量の次元のチェックや
解や解く過程でパラメータを変化させたときの物理量の振る舞いを想像する練習をしました。
演算子を...続きを読む

Q化学専攻学部生の量子力学教科書でおすすめは?

化学専攻(工学部)の学部3年です。
もう一度基礎から量子力学を勉強しなおしたいのですが、いい教科書を教えてください。
基礎的な概念を自然に身に付け、なおかつ量子化学などでの応用にスムーズに移行できるようにしたいです。(ちなみに、熱力学はキャレンの本で勉強しなおしていますが、偏微分の式変形で苦労しています。)

過去ログをみると、J.J.サクライ、小出昭一郎などがよいという意見があるのですが、(数学のあまり得意でない)学部3年でも理解できますか?ちらっと立ち読みしたことくらいはあるのですが、それだけでは自分に適した本か判断つきませんでした。

Aベストアンサー

J.Jサクライは難しい本です。小出昭一郎の本は親切に書いてあって比較的やさしいです。

でも、化学ご専門ということであれば、

物理化学 化学入門コース (2)
関 一彦 (著) 単行本 (1997/08) 岩波書店

などいかがでしょうか。
物理化学の教科書はほとんど化学学生向けの量子力学の教科書であるといっても過言ではないと思います。

Q量子化学の就職って?

現在、大学2年で化学を専攻しているものです。
研究室の就職先でふと疑問に思ったのですが、量子化学ってどんな就職先があるんでしょう?(修士、博士卒を前提として。)

有機化学は化粧品、繊維などの開発、研究。
生化学は化粧品、医療品などの開発、研究。
とかイメージしやすいんですけど、無機化学や量子化学とかの研究室の就職先ってどんなのがあるんですか?イメージしにくくて^^;
ぜひ、教えてください!

また、大学を修士で卒業して、一般企業の開発、研究に携わる(就職する)のって難いことですか?(大学のレベルにもよりけりとは、思いますが。)
地方国立(一期)大学程度で可能でしょうか?

Aベストアンサー

現在の状況では「創薬」関連は量子力学関連(分子運動を含む)は非常に活発ですが、keita1221様が学位をお取りになる頃にどうなっているかは良く分かりません。
基礎知識として「絶対必要」な事は確かなのですが、あまりよく知らなくても巨大分子をうまく計算してくれる、ハード(計算機自体)やそれに特化したソフトの発達が非常に速く、またそれは「お金になるから」です。
#2のお答えにもありますが、現在の「米国式学位」というものは「自分一人で研究を企画立案できる能力」つまり「免許証」でしかないので。
「何処へ走っていくか」は個人の才覚です。また、院在学中に新発見、新発想から「学生起業」への道もありますし、特にお薦めしたいのは、米国などの大学で「雰囲気を知る」事です。
最近は国内でもポスドクの口が沢山ありますが、米国などで「専門そのもの」ではなく「専門家に助けて欲しい」様な条件で教室を探し、キツイけどしっかり仕事をし、人脈も作ってくると、何かと便利です。
そのためには院時代「自分の担当教授」だけでなく、討論会などで知り合う「若手のやり手の先生」との交流も作っておいた方が良いです。
やることは沢山ありますが、初めは「基礎をしっかり、大きな変化が起きても取り込めるだけの柔軟な理解」が必要でしょう。
院に入れば先端部分が次第に見えてきますから、そこを目指して「悪戦苦闘」して下さい。
「悪戦苦闘」した人ほど良い仕事が出来ます。

現在の状況では「創薬」関連は量子力学関連(分子運動を含む)は非常に活発ですが、keita1221様が学位をお取りになる頃にどうなっているかは良く分かりません。
基礎知識として「絶対必要」な事は確かなのですが、あまりよく知らなくても巨大分子をうまく計算してくれる、ハード(計算機自体)やそれに特化したソフトの発達が非常に速く、またそれは「お金になるから」です。
#2のお答えにもありますが、現在の「米国式学位」というものは「自分一人で研究を企画立案できる能力」つまり「免許証」でしかないので。...続きを読む

Q量子力学を学ぶ・・・

現在高校生ですが、独学で量子物理学を学んでみたいのですが、どういったことから始めたらよいのか、どういった手段で学んでいったらよいのか分かりません。
 初歩中の初歩の段階だと思ってアドバイスをください。できれば、参考書を列挙してもらうとうれしいのですが・・・

Aベストアンサー

 高校生ということなので、まずは高校で習う範囲の物理と数学を理解して下さい。
 量子力学をはじめ、大学でないと習わない物理学の教科書は、基本的に高校で習う程度の物理と数学の理解が有るものとして書かれています。
 この範囲には、前期量子論という量子力学構築の初期の話が含まれており、プランク定数、ド=ブロイの物質波、水素原子モデルなどを習うはずです。後述するように、おおきくわけて二通りある量子力学の学習法の一つは、この話の延長線で話を進めて行きます。また、高校では古典論の範囲で扱いますが、波動や振動、さらには電磁気といったものの知識も、量子力学の学習に多いに役立ちます。
 数学について、必須になるのが、微分の知識です。高校では習わない偏微分の知識も若干必要になりますし、原子軌道の計算では少々ややこしい式も扱いますが、これは高校の範囲の微分を完全に理解していれば、それほど難しくはないでしょう。また、行列形式の量子力学の理解には、ベクトルと行列、それに固有値固有ベクトルの知識が必要になります。あと、三角関数や複素数は、すべての物理でごく当たり前にでてきます。

 さて、大学での量子力学の学習には、先に述べたように二通りの流れがあります。一つは、物質波の条件から直接シュレーディンガーの波動方程式を出してくるやり方です。化学系の量子力学の教科書は、この方法が多いようです。これは高校の物理と直結する形なので、人によっては取っ付きやすいかも知れません。ただ、量子力学が電子の粒子性と波動性の二重性をどのように解決したのかというのが見えにくいこと、光子や磁性といった問題をこの方法では扱えないなど、本来量子力学が扱えるもののごく一部しか扱えないといった問題があります。

 もう一つは、行列力学といって、それまでの古典物理学とは全く異なる枠組みの上に量子力学を構築して、それを連続状態に拡張するやり方です。ここは、まず、数学の公理のように量子力学の基本的枠組みを習いますが、これは古典物理学とはかなり異質なものなので、最初ちょっと抵抗を感じるかもしれません。ただ、この基本的枠組みは非常に強力で、電子の運動だけでなく光子や磁性といったものもすべて同じ様に扱うことができます。また、粒子性と波動性の二重性が、非常にすっきりした形で現れます。また、観測問題や不確定性原理、エンタングルメントといった重要な事項も、この形式でしかなかなか理解できません。理学部で物理学を専攻する人の多くは、この流れで量子力学を学習します。ただ、この形式での学習には、その前に解析力学というものを理解しておくことが望まれます。

 参考書ですが、残念ながらあまり初学者向けのものを知りません。手持ちの教科書のなかで、あえてあげるならば、ファインマン物理学でしょうか。この本は、語り口がソフトで、具体的なイメージがつかみやすく、数式が少なめで、高校の物理と数学さえ理解できていれば、すぐ読み始められるでしょう。日本語版では5が量子力学になっていますが、ぜひそれ以外の巻も揃える事をお勧めします。

 数学が得意で、もっとストレートに学習したいというならば、量子力学を学ぶための解析力学(高橋康、講談社)をやった後、現代の量子力学(J.J.サクライ、吉岡書店)に取り組むというのが、私が物理学専攻の方に薦めるやり方です。ただし、こちらは物理専攻の2~3回生レベルの本ですので、高校生がいきなり取り組むにはハードルが高すぎるかも知れません。

 高校生ということなので、まずは高校で習う範囲の物理と数学を理解して下さい。
 量子力学をはじめ、大学でないと習わない物理学の教科書は、基本的に高校で習う程度の物理と数学の理解が有るものとして書かれています。
 この範囲には、前期量子論という量子力学構築の初期の話が含まれており、プランク定数、ド=ブロイの物質波、水素原子モデルなどを習うはずです。後述するように、おおきくわけて二通りある量子力学の学習法の一つは、この話の延長線で話を進めて行きます。また、高校では古典論の範囲...続きを読む

Qなぜ物理は独学が不可能なんですか?

こちら(http://d.hatena.ne.jp/nimsel/20080703)のサイトに、
「医学部・東大・京大を志望する場合、0から二次レベルまでの物理の独学は不可能に近いです。」
との記述があります。

さらにこちら(http://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96)のページにも、
「独学はほぼ不可能だと思われる」
と書かれています。

しかしながら受験勉強法研究家として有名な(しかし自分はあまり参考にはしていませんが。)
和田秀樹氏は、本の中で、「橋本の物理をはじめからていねいに」という参考書について、
「下手な教師よりよっぽどわかりやすい。今まで物理が独学に不向きと言われていたのはこのような参考書がなかったから。」
というようなコメントをしています。

ということは、参考書で授業と同じような理解ができるのではないでしょうか?

私は恥ずかしながら、落ちこぼれからほぼ独学で旧帝大医学部に行こうと思っています。
高2から物理の授業が学校で始まる予定でしたが、丁度高2から家庭の事情により、高校には通っていませんので、ほぼ独学というわけです。
数学はちっぽけな個人塾に行ってるので、まあ完全独学というわけではないので、他の科目は努力次第で目処がたちそうなのですが、物理は方々で、「独学は無理。国立医学部となるとなおさら無理。」という声が色々なサイトで目に入り、「ああやっぱり(高レベルまで行くとなると)独学なんて無理なのかなぁ。」と落胆と失望を何回か繰り返しています。

(といっても、そんな気持ちからかやるべきことをやる前からそんなこと思ってます。自分ではあまり100%無理なんて思いはないのですが、外部情報から無理だと思わせられている。だから無理なのかなぁと心配になりやる気が出ない。自分に都合良く言わせてもらえばそんな状態でいます。
他の科目は勉強してますが、物理に関しては、「独学は無理」という言葉が頭に浮かび、生物にしたほうがいいかなぁなどと躊躇して勉強する気になれません。ただ生物より物理のが、現代医療はMRIとかあるし、大切なのでなるべく物理を学びたいのです。大学に入ってから苦労しそうだし。
それで実際の所はどうなんだろうと質問いたしました。)


そういうわけで、例として上に挙げたようなサイトで言われる、
「物理は独学は不可能」
という言葉の理由についてお聞きしたいです。

それと、旧帝大医学部レベルまで物理を独学で引き上げるのは、正直なところ無理なのかという点も意見を下さい。因みに自分は理解力はいいほうではありません。文系脳に近いです。
数学は人より時間をかけてできるようになった方だと思います。
時間は1年半ですね。最悪でも1浪(2年半)までで受かりたいです。

もし肯定的な意見をお持ちの方がいたら、勉強を進めていく上でアドバイスもいただけますでしょうか。

ちなみに「旧帝大」と付けるわけは、ある医学部の方が書いた本に、
「臨床か開業なら関係ないが、それと平行して研究、あるいは専門の研究医になるならやはり旧帝大系でないと厳しいというのが実情。」
と書いてあったからです。
医学の研究にも興味があるので、そちらの方に有利な旧帝大医に是非とも受かりたいのです。。

真剣に悩んでいます。
ご高見お願いいたします。

こちら(http://d.hatena.ne.jp/nimsel/20080703)のサイトに、
「医学部・東大・京大を志望する場合、0から二次レベルまでの物理の独学は不可能に近いです。」
との記述があります。

さらにこちら(http://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96)のページにも、
「独学はほぼ不可能だと思われる」
と書かれています。

しかしながら受験勉強法研究家として有名な(しかし自分はあまり参考にはしていませんが。)
和田秀樹氏は、本の中で、「橋本の物理をはじめからていねいに...続きを読む

Aベストアンサー

数学であれ、化学であれ、生物であれ、各科目には、「その科目の学び方」というものがあると思います。

物理の場合は、
「物理とは何を目指しているのか?」
「物理は、どうやって学んでいったらよいのか?」
といったところで、つまづく人が、他の科目よりも多いように思います。

物理には、数式が登場しますが、同時に、「数式の解釈」というものが付きまといます。

言い換えれば、「自然現象のイメージと数式が結びつく」ということになりましょうか。

これがうまくいかないと、公式を暗記しても、理解できないのだと思います。

そして、この部分に、物理独特の考え方がたくさん出てきて、独学を妨げているように思います。

予備校であれ、参考書であれ、「自然現象と数式とが結びつく」という点を詳しく説明してくれるものがあれば、独学が可能だと思います。

あくまでも個人的な意見なので、お役に立つかどうか分かりませんが、自分自身が物理を学んだときに感じた難しさを思い出して、書かせていただきました。

参考サイトは、考え方の部分を説明してくれています。

参考URL:http://tahara-phys.net,http://webkouza.com

数学であれ、化学であれ、生物であれ、各科目には、「その科目の学び方」というものがあると思います。

物理の場合は、
「物理とは何を目指しているのか?」
「物理は、どうやって学んでいったらよいのか?」
といったところで、つまづく人が、他の科目よりも多いように思います。

物理には、数式が登場しますが、同時に、「数式の解釈」というものが付きまといます。

言い換えれば、「自然現象のイメージと数式が結びつく」ということになりましょうか。

これがうまくいかないと、公式を暗記して...続きを読む

Q物理学を学んだ学生の就職について

物理学を学んで修士課程を終えたとして就職でどうのような選択肢がありますか?

Aベストアンサー

buturidaisukiさん、こんにちは。

就職のことはやはり気になりますよね。同じようなことを普段よく尋ねられるので、多くの卒業生を見てきた経験から現実にどうかということを書かせていただきます。

まず、結論から書きますと、ANo.1~ANo.3の皆さんも書かれているように、本人さえしっかりしていれば、大抵の会社は選択肢に入ると思います。

ANo.4さんは、分野は影響は受けると書かれていますが、ある程度、そういうこともあるでしょうが、それほどではないと私は思います。というのは、元々、理学部を卒業する場合には、勉強した「知識」をそのまま使って企業で活躍するというセンスよりも、むしろ、そこで習得した「能力」を生かすというセンスだからです。逆にもし工学部を卒業しても、そこで学習した知識がそのままどんぴしゃで企業でも使えるケースは珍しいようです。

また、物理の中での理論と実験の違いですが、私の知る限り、理論だと実験よりも会社には不利ということはないと思います。それには二つ理由があります。一つは現代の産業の現状は、IT系に重点が移ってきていて、理論系なら殆どの場合コンピューターをかなり使いますので、その面でかえって有利であること。もう一つは測定器や作業機械の使い方などは、実験系だからといって同じ機械を使うとは限りませんし、どちらにしても入社後に勉強するケースのほうが多いと思われるからです。

企業の中で、理学部出身の人が工学部出身の人よりも少ない主な原因は、日本中で工学部の定員が非常に多いことでしょう。私の見る限り、卒業生が就職で苦労するケースは、分野というよりも、むしろ個々人のパーソナリティに依ることが多いように思われます。企業では周りの環境に柔軟に順応してくれる人、しっかり意思疎通の出来る人を好むでしょうし、当然、企業の利益にかなわないことをしたいという人は、どんな学部の卒業生でも取らないでしょう。


次に具体的な現状を書きます。どこの大学とは、もちろんここでは書けませんが、卒業生の就職先はやはりIT係を中心に製造業が多いです。それは元々日本の産業構造自体がIT係に重点が移ってきているためだと思います。一言にIT係といっても、かなり幅が広いですし、IT係以外の製造業も多いです。どんな製造業でも最近はコンピューターはかなり使うと思われます。

製造業の中には当然、民間企業の研究所に就職するケースもあります。民間企業の研究所では、ごく一部の例外を除いて、その企業の利益に直結することを研究します。その内容は、物理学に基礎を置いた研究もありますし、物理学とは直接の関係のない研究をすることもあります。物理の卒業生はどちらの方向にも進んでいます。ただし「直接の関係のない」と言っても、物理はあらゆるものの基礎になりますから、殆どのものは何らかの関係はあります。

次に多いのは、公務員や中学高校教諭だと思います。その場合は、もちろん、公務員試験の勉強や、教員免許をとり教員採用試験の勉強をする必要があります。

製造業に比べれば、数は少なくなりますが、商社や金融関係に就職した人もいます。また特殊な例ではパイロットになった人もいます。


せっかく物理学を勉強したのに、就職した後に直接に関係のないものをやるのは勿体ないとか、しんどいとか思われるかもしれません。しかし、ANo.3さんも書かれているように、物理学というのは、あらゆる学問や科学技術の基礎であり、また、知識そのものを使わなくても、物理学を学ぶ過程で習得した「現実に根ざした論理的思考」というのは、どんな分野にも共通に必要なものなのです。ANo.4さんも書かれているように、「仮説・検証・修正」という物理学の方法は、あらゆることに適用が可能です。

また、「知識の陳腐化」ということがあります。技術というものは日進月歩ですから、大学でどんな分野の学問をした場合でも、どのみち入社後にも勉強をし続けていかないといけません。しかし理学系と工学系の違いは、理学部で勉強したことは、時間が立って成り立たなくなるようなことではないというところです。物理で言えば、力学や電磁気学などの知識が陳腐化することは未来永劫ありません。それらは自然界の法則だからです。ところがある特定の「技術」というものは、多くの場合数年で陳腐化してしまいます。

さらに、逆に基礎的な知識が必要になったときに、技術だけを学んでいた人が基礎に立ち戻って勉強しなおすのは、大変なエネルギーが必要になります。一度でも基礎を十分に勉強したことがある人は、忘れてしまっていても、少し勉強すれば思い出すことができます。基礎をしっかり勉強した上に応用を勉強するほうが、応用だけを勉強しているより安心です。

これは教育関係に進む場合も同様だと思います。やはり理学部でしっかりその分野の内容を勉強しつつ教員免許も取るほうが、教育学部で教員免許をとるよりも好ましいと、個人的には思っています。(両方やるのは確かに大変ですが。)


最後に、修士課程に進むメリットについて付け加えます。学部で、およそ力学、電磁気学、量子力学、熱統計力学を学習するわけですが、それは学問の基礎の部分です。卒業研究~修士課程で、研究(らしきもの)に手を染めることにより、その基礎部分の知識の本当の意味が、より正しく深く理解できます。また、現実の問題を考えることにより、「問題解決能力」も身につけることができます。研究の世界では必要に応じて問題を自分で整理して設定する能力が求められます。誰かがきれいに作った問題を解くだけの話ではなくなってくるのです。そのような能力はどんな分野に就職しても必要とされるものです。大学院ではその部分も学ぶことが出来るはずです。

buturidaisukiさん、こんにちは。

就職のことはやはり気になりますよね。同じようなことを普段よく尋ねられるので、多くの卒業生を見てきた経験から現実にどうかということを書かせていただきます。

まず、結論から書きますと、ANo.1~ANo.3の皆さんも書かれているように、本人さえしっかりしていれば、大抵の会社は選択肢に入ると思います。

ANo.4さんは、分野は影響は受けると書かれていますが、ある程度、そういうこともあるでしょうが、それほどではないと私は思います。というのは、元々、理学部を...続きを読む

Q洋書の量子力学、弦理論の名著を探しています。

今、物理学科の学部3年生です。
今年の春から、弦理論を研究している研究室に配属が決定して、今日から二か月春休みなのですが、この間に、物理(ジャンルは、量子論、弦理論)の洋書を一冊読みたいと思っています。

英語力は、そこまで高くないので(高校レベル)英語が、容易で、かつ、物理分野で名著と言われているものを探しています。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 新4年ということは、ブラケットや摂動論は終わってるけれど、
Dirac方程式や第二量子化はまだやってない、ぐらいの進捗かな?
 英語もそれほど得意ではないということなので、無理に難しい本に
手を出さないほうがいいでしょう。というのも、英語の読解に頭を
とられているような状態では、本来の物理の理解に支障がでるからです。

 ということで、ファインマンの
QED: The Strange Theory of Light and Matter
Princeton Science Library
http://www.amazon.co.jp/QED-Strange-Princeton-Science-Library/dp/0691125759/ref=sr_1_20?ie=UTF8&s=gateway&qid=1201950884&sr=8-20
http://www.amazon.com/QED-Strange-Princeton-Science-Library/dp/0691125759/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=books&qid=1201951176&sr=8-1

あたりがお勧めかな。
 ファインマン物理同様、数式を追うのではなく、考え方の説明に重点を
おいた本です。特にこちらは一般の人向けの講演記録なので、更に
読みやすいです。しかし、ファインマンダイアグラムや繰り込みと
といった素粒子系で重要になる考えがでてくるので、素粒子論
を本格的に始める前によんでおいて絶対損はないでしょう。
 分量も多くなく、英語が苦手でも1週間もあれば読み終われるのでは。

 ちなみに、日本語訳が岩波の現代文庫からでているので、英語に
疲れたら、こっちを読んでもいいでしょう。こっちなら1日で
読了すると思います。(笑)

http://www.amazon.co.jp/%E5%85%89%E3%81%A8%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AE%E3%81%B5%E3%81%97%E3%81%8E%E3%81%AA%E7%90%86%E8%AB%96%E2%80%95%E7%A7%81%E3%81%AE%E9%87%8F%E5%AD%90%E9%9B%BB%E7%A3%81%E5%8A%9B%E5%AD%A6-R-P-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4006001770/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=gateway&qid=1201951237&sr=8-2

 新4年ということは、ブラケットや摂動論は終わってるけれど、
Dirac方程式や第二量子化はまだやってない、ぐらいの進捗かな?
 英語もそれほど得意ではないということなので、無理に難しい本に
手を出さないほうがいいでしょう。というのも、英語の読解に頭を
とられているような状態では、本来の物理の理解に支障がでるからです。

 ということで、ファインマンの
QED: The Strange Theory of Light and Matter
Princeton Science Library
http://www.amazon.co.jp/QED-Strange-Princeton-Science...続きを読む


人気Q&Aランキング