電子書籍の厳選無料作品が豊富!

専門家の監修のもとであれば、トリカブトを原料とする漢方薬で、ダイエットが可能でしょうか?
猛毒で有名なトリカブトは、近年殺人に悪用される例が散見されるようになりましたが、古来より加熱処理して減毒したものは、強心作用や体温上昇作用などがある薬として使われて来たようです。
体温を上昇させる植物系食材の唐辛子に含まれるカプサイシンは、ダイエット効果があることもわかっていますが、トリカブトにも似たような効果があるでしょうか?

A 回答 (3件)

 トリカブトは漢方薬の原料になり、毒性を弱めたものを附子と呼んでいます。

とはいえトリカブトは猛毒、専門家が慎重に加工しないと、毒性が残って危険なことになります。そうまでして使うのですから顕著な薬効があるということになります。しかし漢方薬では肥満に対して有効とされるものが、タイプ別にいくつかありますが、附子が含まれたものはないようです。

 附子の体温上昇の効果は、皮膚温の上昇で、毛細血管拡張によるものです。代謝を上げての体温上昇ではありません。漢方薬は組み合わせの妙とよく言われ、組み合わせ次第では附子もダイエット効果を出せるかもしれませんが、今のところは特に有効な処方は見つかっていないようです。

この回答への補足

代謝改善による体温上昇ではないのですね。
しかし、末梢の血管が拡張して血流に対する抵抗が減るので、隅々まで血液を送り届け続けるためには、心臓は出力を上げざるを得ないということになるのでしょうか?
トリカブトの毒では、心臓はドキドキしませんでしたでしょうか?

補足日時:2014/12/11 11:47
    • good
    • 0
この回答へのお礼

加熱して軽く焦がすと炮附子といいましたでしょうか、毒性が減った漢方薬の素材になるそうですね。
元がかなり危ない毒物ということでは、ジギタリスに似てますね。
肥満対策に応用例があることはあるのですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/12/11 11:50

そんなハイリスクを扱うより


仁丹などに含まれてる甘草のほうが薬効が高いんじゃないの。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
ハイリスクローリターンかもしれませんね。
甘草は、長期間使うと副作用があって良くないようですね。

お礼日時:2014/12/11 11:52

漢方の専門医でも、ダイエット目的にトリカブトは処方しないと思います。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/11 11:53

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!