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注文住宅を検討しています。

セルローズファイバーってどうですか?
調べたところ、あまり大きな欠点はないように思えますが、
どうでしょうか。

欠点としては
 1.施行費用が高い。
 2.施行後のコンセントの変更などができない。
 3.ホウ酸が使われている。
 4.沈下する

1.についてはいいものであれば我慢します。依頼しようとしている工務店は
吹き付けウレタンで、そもそも高価らしいので、差額はそこまで大きくならなそう。

2.については、どれくらい困るのか、あまり想像できません。
変更って結構あるものなのでしょうか。

3.についても、よくわかりません。「ホウ酸はゴキブリを殺すからダメ」というのって
イメージは悪そうですが、実際はどうでしょう?

4.については、施行次第ではないのでしょうか。セルローズを選んだら、ほぼ間違いなく
発生する宿命なようなものなのでしょうか。経年劣化は、少なからずどの素材でもあると思い
ますが、他の素材と比べて大きい経年劣化なのでしょうか。


よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

では分かる範囲で「回答」を致します。



(1)確かに「高価な断熱材」の部類ですが、「現場発泡ウレタン」と比較すれば
ほぼ半額ですよ。

(2)コンセントの移設や水道蛇口の移動も可能です。キチンとした修復工事をすれば問題はありません。

(3)どうも日本人は勘違いをしていますが、「ホウ酸」の毒性は人間にとっては
「食塩程度(取り過ぎると高血圧になりますが)」なのです。

では何故? ゴキブリやシロアリには「毒物」になるのか?
彼らには、解毒をする為の「腎臓」が無いので、体内に蓄積して「死に至る」のです。

ドイツ人は全く気にもしていないので、セルロース全体の重量の20%も「ホウ酸」を混ぜていますよ。
日本人の感覚からすれば「混ぜ過ぎ」ですけどね。

(4)沈下する以前の問題点として「セルロース」や「グラスウール」にだけ「密度」があるのです。
セルロースの場合であれば、50Kg/m3以上の「密度」を使わないと「断熱効果」もありませんので
ご注意下さい。

勿論「ある程度は沈下」しますから、天井部分であれば仕上がりが300mmであれば10%以上の
「余盛り」をしておきましょう(但し密度は50Kg/m3が前提条件ですよ)

壁での「沈下対策」の場合には、壁全体の高さが2.80Mあれば、合板程度で良いので
1/3~1/4の間隔に仕切ってから入れれば「沈下」は防げますよ(これも50Kg/m3が前提です)

(5)残念ですが「セルロース」や「現場発泡ウレタン」の場合には、施工する人の「腕前の差」が
極めて大きいので、温暖な地域であれば止めた方が無難でしょうね。

施工の実績数が少ないので、寒冷地の職人の様にはうまく施工はしてくれません!
施工している横で見てれば分かりますよ。狭い部分での施工の差は大きいですね。

断熱材はとても重要なのですが、あくまでも「構成要素」の一つでしかありません!
この本の全てのページを読んで見てください。
http://nisi93.exblog.jp/21910294/

どうして「断熱や気密」が大切なのか?はp-66に
「暖かな家」の作り方はp-38に
冬場の「太陽光の生かし方」はp-60に

あなたが興味を持つ「断熱材の種類」はp-160に、「価格の差」はp-170に
その「施工方法」と「効果の違いは」p-84に書かれていますが、
僕ならば「付加断熱」をお勧めしますね。

一番重要で、一番金額が掛かる「窓の断熱性能」はp-206に
こちらも重要な「熱交換型換気扇」はp-233に

p-128の「基礎断熱」行えば、p-253の「床下エアコン冷暖房」で
快適な生活が可能になりますよ。
http://nisi93.exblog.jp/18836159/

「補足」があれば「追記」が可能です。

この回答への補足

更問失礼します。

(4)沈下について
施工を検討している業者は確か、70~80kg/m3だったと思います。(ゼットテクニカ)
問題なさそうでしょうか。

>壁での「沈下対策」の場合には、壁全体の高さが2.80Mあれば、
>合板程度で良いので1/3~1/4の間隔に仕切ってから入れれば「沈下」は防げますよ
>(これも50Kg/m3が前提です)

これは、どのような意味でしょうか。
セルローズファイバーを挿入するひとつの領域が縦に長い場合は、少しの割合の
体積変化で上部に大きな空間ができてしまうため、一つの領域をいくつかに
区分けして、施工するということでしょうか。
例えば、280cmの高さの領域(セルロースファイバを挿入する一つの閉じた領域)
があったとすると、間仕切りを入れて4つの70cmの高さのセルに分割するという
ことでしょうか。

これは意味有るのでしょうか。
体積変化率が1%だったとして、高さ280cmの空間には沈下によって上部に2.8cmの
隙間ができることになります
もし、70cmの4つの領域に分けたとしても、同じ体積変化率なら一つの領域に
0.7cmの隙間ができて、それが4つなので、結局のところ合計2.8cmとなって、
一つの隙間を4つに分けただけということになる気がします。
それとも、4つに分けると、施工の段階でよりきっちりセルローズファイバーを
埋めることができて、体積変化率を小さく抑えることができる、ということでしょうか。

よろしくお願いいたします。

補足日時:2015/01/13 14:11
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米国では広く普及しているのですが、日本ではあまり普及していません。

それには建物構造と気候に大きな違いがあるからです。

米国の建物はほとんどがツーバイ工法です。建物が合板パネルで出来ているので、断熱材の吹き込み工法がやり易いのです。日本の軸組み工法は筋交があるので断熱欠損が出来やすいのです。そのためには熟練した職人が必要なのです。

日本の多雨気候がセルロースファイバーには適さないのです。セルロースファイバーは新聞古紙を再生したものですが、梅雨時などに大量に吸湿すると密封空間ではへたってしまうのです。さらに再生セルロースは吸湿時には特に酸化劣化を受けやすいのです。新聞紙には印刷性を良くするための使われる添加剤が劣化を促進するのです。和紙は劣化に強いが、古い新聞紙が直ぐに破れることと同じです。この劣化もヘタリの原因です。自然素材ですので合成素材よりも劣化は早いのです。
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 1.施行費用が高い。


高いです。
 2.施行後のコンセントの変更などができない。
できます。他の断熱工法と差が無いと思って間違えないです。
 3.ホウ酸が使われている。
ホウ酸ってのは目薬の主原料で、人体には無害ということになっています。
 4.沈下する
これが最大の問題です。
自立型のポリスチレンフォームや、あるいは粘着性があるウレタンフォーム等と比較すると、自立性も粘着性もないセルロースファイバーは、沈下の影響で壁体内上部に隙間ができるリスクが高いです。

また、セルロースファイバーは吸湿性が高いので、湿度の高い夏場と、乾燥した冬場で体積が変わります。
体積の変動によっても、壁体無いに隙間ができるリスクが高いわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

1.施工費用が高い
いま、検討している工務店は発泡ウレタンなので、断熱材としては
高価な部類に入るので、差額はそこまで大きくないかなと思っているのですが
どうでしょうか。

2.施行後のコンセントの変更などができない。
できるというのは
「追加費用も発生しないし、断熱材施工前と同様の作業でできる」
という意味でしょうか。それとも
「追加費用を必要で、再度の吹付けなどの再施工が必要になるけどできる」
という意味でしょうか。

3.ホウ酸が使われている。
無害ですか。「問題ある」という人とか「問題ない」という人とか
色々あてよくわからないですね。

 4.沈下する
これは、施工の問題ではないのでしょうか。
セルローズファイバーはパンパンに入れることができるので、ちゃんと施工すれば
沈下しにくい断熱材で、むしろ長所である、みたいな記述を読んだのですが、
いかがでしょうか。
どの業者でも、ある程度の沈下は避けられないでしょうか。

お礼日時:2015/01/11 19:06

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