プロが教えるわが家の防犯対策術!

市販のポテトチップス(ここではコンソメ味にします)と、冷凍ポテトフライを少量のエキストラヴァージンオリーブオイルで揚げて味付けなしで食べた場合、どちらが健康に害はないでしょうか?

追伸;市販のポテトチップスは値段が高く且つ、発がん性があると最近耳にします。一方、冷凍ポテトフライは安価ですが、もともと化学性の体に害があるといわれる油で加工されていると思いますが、そこでエキストラヴァージンオリーブオイルで揚げれば、市販のポテトチップスよりはいいのかなと疑問に思いました。

A 回答 (1件)

ポテトチップの発がん性はアクリルアミドが発見されるにおよび、問題が取りざたされるようになりました。

ポテトチップを多く食べる人を調べたら発がんしていたのではなく、ポテトチップを分析したらアクリルアミドが検出され、アクリルアミドは発がん物質であるため「できるだけ摂取量を減らした方がいい物質であることは確か」と言われるに至っています。

http://www.sankei.com/premium/news/141022/prm141 …

>エキストラヴァージンオリーブオイルで揚げれば、市販のポテトチップスよりはいいのかなと疑問に思いました。

オリーブオイルはヘルシーなイメージがありますが、これでポテトを揚げてもアクリルアミドは生成されます。ポテトだけでなく、てんぷら、とんかつ、コロッケ、トースト(パンには油脂が入っています)などにも含まれます。したがって、オリーブオイルで揚げれば他の油で揚げるより良い、という根拠はありません。発がん物質は他にも焦げた肉、魚にも含まれますし、普段食べるヘルシーなイメージの山菜や海藻にも含まれますが、あまり神経質に除外する必要はないと言われます。

例えば、一人当たりのポテトチップ年間消費量が日本人の軽く2倍以上のアメリカ人(カリフォルニア州、白人)で見ても、胃がんの発症率は日本人の1/6、肝臓がんで1/4程度です。したがって現状ではポテトチップ消費量と胃がんや肝臓がんとは無関係という結論になります。アメリカ人はポテトチップの他、フライドポテトでも日本人よりはるかに多くの分量を食べていると考えられますが、それでもこの様な数値です。(アメリカのスーパーコストコで売られているポテトチップやかりんとうなどは、まるで紙おむつくらいの袋で売られていますよね。こういうのを買ってしまうとついつい食べすぎるのではないでしょうか。)

これはあくまで個人的感想ですが、ポテトチップがお好きでしたら、時折、常識的な分量を食べる分には癌の心配をする必要はないと思います。それよりも、ポテトチップやフライドポテトは高カロリーですので、食べすぎるとがんになる前に肥満になると思います。オリーブオイルで揚げたポテトフライがポテトチップよりおいしいと感じるならそれで良いと思いますが、美味しいと思うものを無理して我慢しても、つまらない人生になると思いませんか?

質問者さんの気持ちを少しでも和らげるべく、下記サイトを紹介します。

http://www.foocom.net/column/editor/11634/
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほどです。詳しくご説明され納得できました。

要するに、バランスよく食べ過ぎに注意して、良い生活習慣の上、適度に食べるならそれほど害はないということで理解しました。他にも遺伝的にがんになるリスクの高い人もいると思いますが。

お礼日時:2015/04/21 21:49

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!