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「ふと」と「ふっと」はどちらも「不意に、急に」という意味ですが、例えば「ふと右を見ると彼がいた。」という文の場合は「ふっと」じゃだめでしょうか。教えてください。お願いいたします。

A 回答 (5件)

「ふと右を見ると彼がいた。

」は「ふっと」にかえてもOKです。意味もほとんど同じです。
 ただし、文章によってはかえられないこともありそうです。

 詳しくは下記をご参照ください。
【「ふと」と「ふっと」】教えて! goo 辞書
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12019224201.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 まずコメントNo.1に出てくる類語辞典の記述が役に立つ。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/3359/m0u/ …
==============引用開始
ふと/ふっと
[共通する意味]
★何の脈絡もなく、ちょっとした思いつきやきっかけで行うさま。
[英]
suddenly; unintentionally
[使い方]
〔ふと〕(副)▽ふとふり返ると後ろに先生が立っていた▽悪い考えがふと頭の中をよぎった
〔ふっと〕(副)▽ふっと外を見ると雪だった▽子供の顔がふっと浮かんだ
[使い分け]
「ふっと」は、「ふと」を強めた語。
==============引用終了

「ふっと」と「ふと」には微妙なニュアンスの違いがあるが、ほとんど違いはない。
 ↑の辞書は〈「ふっと」は、「ふと」を強めた語〉としているが、実際にそんな違いがあるかないかは不明。当方はこういう微妙な違いはできるだけ考えないようにしている。
 ということで、「ふと右を見ると彼がいた。」は「ふっと」にかえてもいい。意味もほとんど同じ。これが質問への答えになる。

 ただし、いつでも「ふと」を「ふっと」にかえることができるわけではない。
https://kotobank.jp/word/%E3%81%B5%E3%81%A8-6196 …
==============引用開始
ふと

デジタル大辞泉の解説
[副]
1 はっきりした理由や意識もないままに事が起こるさま。思いがけず。不意に。ふっと。「―立ち止まる」「夜中に―目がさめた」
2 素早く容易に行われるさま。すぐに。即座に。
3 動作の敏速なさま。つっと。
[補説]「不図」「不斗」などと当てても書く。
「竜あらば、―射殺して」〈竹取〉
「猫また、あやまたず足もとへ―寄り来て」〈徒然・八九〉
==============引用終了

https://kotobank.jp/word/%E3%81%B5%E3%81%A3%E3%8 …
==============引用開始
ふっと

デジタル大辞泉の解説
[副]
1 前ぶれなく急に事が行われたり、事態が変わったりするさま。不意に。ふと。「夜中に―目が覚める」「―名案が浮かんだ」
2 口をすぼめて一瞬息を吹くさま。「ろうそくの火を―吹き消す」
==============引用終了

 共通しているのは、「1」の意味だけ。
「ふと」の「2」「3」の用例は思いつかない。たぶん「ふっと」にはできない。
「ふっと」の「2」の意味は、よく見る。
「ふっと吹き消す」「ふっとため息をつく」などと使い、こちらは「ふと」にはしにくい。
「1」の意味でもオノマトペ(擬音語?)のニュアンスがあるが、「2」の意味だとさらにオノマトペっぽい。「フッと」と書きたくなる。
「姿が見えなくなる」なんてときも、「ふと」より「フッと」のほうが感じが出る。似たような言葉に「フイッと」「フラッと」なんてのもある。
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人によって使い方が違うようです。

わたしの感覚では、No.2の方と同様、「ふと」は「意識の外にあったものが急に意識の中に入ってくる」という感覚です。それに対して「ふっと」の方は「今まで見えていたもの(聞こえていたもの)が急に消えてしまった。というような場合に使っています。「擬態語」のようなものは使い方に個人差があると思います。
 こういう感覚にうったえる言葉は辞書の説明もあまり信用できない場合があるようです。
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「ふと右を見ると~」はいいのですが、


「ふっと」を使う場合は、方向が右よりは下のほうがぴったりです。

 例:「ふっと下を見たら足があった」
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「ふと」は急にではなく、何気なく、特に意識することもなく・・・と理解しています。


意識することなく=何の前触れもなく、これを急に、不意にと理解するかどうかの違いでは・・・。
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「ふっと」は、「ふと」を強めただけですから、言い換えは可能です。


下記類語辞典もご参照ください。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/3359/m1u/ …
ただ、強めたほうが良いシチュエーションと、あまり強めないほうが適しているシチュエーションがあると思います。
それぞれの文脈の中で、適切なほうを選ぶ必要はあるでしょうね。
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