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タイトルの件で質問です。
ある個人が、成行注文で買い委託した場合、委託手数料を加えた金額を支払いますが、売り委託した場合は、委託手数料を差し引いた金額を支払うらしいのですが、

・買い委託時と売り委託時の受渡金額は、それぞれ、誰が誰に支払うお金なのでしょうか?(金の流れがイマイチわかりません)

・委託手数料を加えたり引いたりするのはなぜですか?

A 回答 (1件)

Moryouyouと申します。


よろしくお願いします。

委託手数料は、端的に言えば売買する顧客
(投資家)が証券会社に支払うものです。

委託手数料の流れはこんな感じです。
投資家 → 証券会社 → 証券取引所

昔は証券会社の人が投資家の電話連絡に
もとづき、証券取引所の『場立ち』に
売買注文を伝え、どの株をいくらで買う
売るを手振り身振りでやっていたんです。

その手間賃が投資家が証券会社へ支払う
売買行為を委託する手数料です。
証券会社は証券取引所を利用する場立ちや
連絡係が占有するショバ代を証券取引所に
納めていましたが、今ではシステムの利用
料なので、イメージは変わりましたね。

委託手数料は単純に客が証券会社に支払う
だけです。
具体例です。

みずほFG(8411)を
楽天証券(超割コース)で購入。
210円で1万株を購入。
購入価格210万円+手数料549円
投資家は、2,100,549円使って
みずほの株を買ったわけです。

1ヶ月後
230円で1万株を売却。
売却価格230万円-手数料549円
みずほの株を230万円で売ったの
ですが、手数料が549円かかったので
手元には2,299,451円返ってくる
というわけです。

儲かったお金は230万円-210万円=20万円
ですが、手数料は549円×2回分=1098円
を取られているので、
20万円-1098円= 198,902円となります。
(さらにこの金額から、20.315%の税金が
引かれます。)

一応確認のために
売った時に戻ってきたお金から
買った時にかかったお金を引くと
2,299,451円-2,100,549円
=198,902円
となり、符合します。

とにかく委託手数料は投資家にとっては
買っても売ってもとられる費用なんです。
それを儲けから引くか、別に取られるか
の見方次第なんです。

いかがでしょう。分かりましたか?

参考URL
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commission/
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答をありがとうございました!
お金の流れがよくわかりました。

お礼日時:2015/04/26 09:36

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