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戦に兵站は必須だといわれます。戦国時代の兵にたいする食糧輸送の問題は、よく議論されます。でも、戦に使う馬の食糧はどうしたんでしょうか?

 馬だから、草が食えるだろう、とは言いますが、何百頭もまとまったら、それを賄う牧草地が戦場のそばにある訳がありません。また、当然、馬の食糧の量は人間よりずっと大きいです。

 干し草を輸送するのは、大変ですから、おそらくカラスムギなどを輸送したんでしょうけれども、馬の1日の食糧は干し草や麦や果物で、今だと7~10㎏も必要で、人間の食事量の10倍くらいになります。としたら戦国時代に騎馬隊なんて、組織出来っこありません。たくさんの騎馬隊を維持できる食糧輸送はとても困難です。

 ですので、騎馬の数もとっても少ない数しか運営はできなかったのじゃないかと思うんですが、どう思われます?一匹で兵10人分の食糧を食べちゃう馬、馬をたくさん連れていくのはとても非効率だとおもうのですが。ただ、馬を荷物運びに使って、それを戦場でも使うというのなら、とても合理的だとは思うのですが。

A 回答 (4件)

馬は逃げる為の手段が本音でしょうねー


通信連絡と偵察や撤退手段。
一部に戦闘用騎馬隊が組織されていたと考える。

優先目的は後退する司令部騎馬隊を追撃から守る為。
最前線で馬を使うのは合理的では無いと思う・・・
はっきり言って馬は貴重品であり人間10人以上の価値。

安い百姓を最前線に出し中間に歩兵武士、弓と鉄砲。
司令部周辺に騎馬を配して敗北時にすたこら逃げる。
戦場のそれぞれに指揮の騎馬を配置は当然。

1000人の騎馬隊を用意するなら1~2万人の歩兵を用意。
戦闘面でも補給面でも有利と思う。
広範囲の移動戦闘なら騎馬隊が有利だけど日本の地勢

では効果無し。それに当時の馬は現代映画の馬より小さい
のが普通。何よりも自分用の馬を買えるのは金持ち武士。
馬を失うのは経済で大損失。だから多くの戦闘は3日の想定。

水が在れば生きていられる。そしてわずかな草が在ればね。
武田騎馬軍団、これを破るには水を断って長期戦~
といっても3~6日で充分。馬がふらふらでは敗北必定。
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>ただ、1000単位の馬の数だと、



だから、そんなに馬は居なかったんです

4000の武田騎馬隊も、実際の馬の数は100以下です、あとは足軽や歩兵ばかり
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当時の馬の兵糧は大豆と糠だったようで。

その辺の草というのはあくまで補助的なものだったんじゃないですかね。
 当時の標準的な一日あたりの消費量は大豆2升、糠2升で約6kg程度とされています。ちなみに人間は米6合、塩0.1合、味噌0.2合で約1kgだったとのこと。10倍まではいかなかったみたいですね。

 戦国時代にはロジスティクスを担う兵站奉行というものがいて、それなりに結構な物量を動かしていたんだそうですが、ここで使役されるのは騎馬ではなくて駄馬と人だったようで、騎馬はあくまで兵器としての扱いだったようですね。騎馬と駄馬の割合は概ね6:4くらいじゃないかと。

 ちなみに秀吉が小田原攻めの際に集めた兵糧は30万石といわれます。これはトンに換算すると約40000トン、仮に20万人の兵と1万頭の馬とすれば5ヶ月分くらいにはなりますね。

 もちろん秀吉なんてのは最大の大名ですから皆が皆こうだとは限りませんが、戦国時代にもそれなりの騎馬隊を組織できるだけのロジスティクス能力はあったように思えます。 
 計算が間違っていたら申し訳ない。
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騎馬戦とよくテレビで見ますが、実際の馬の数は20~50騎なんで、その辺の草を食べさせておけば充分事足ります。

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この回答へのお礼

戦国時代の戦の場合は、馬の数は20~50騎ということはないと思います、そうなると、馬の食糧は、その辺で草を与えればいいというわけでにはいかないと思います。近隣をすぐに食べつくしちゃいますからね。ただ、1000単位の馬の数だと、果たして戦国の兵站からして、組織出来たんだろうか?という気がどうしてもしますね・・・

お礼日時:2015/06/20 11:53

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