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「壊滅」を辞書で引きました
「形などが、こわれてなくなること。だめになること」
(例:組織が壊滅する)

ネットでよく見るのが
「壊滅的な出来の悪さ」と酷評されることです。
確かにこう記された作品を見ると「だめだなぁ…」とは言いたくなります。

しかしながら「壊滅」に対する見方が変わったのは東日本大震災です。
沿岸部に対して「壊滅的な被害を受けた」と報道されました。
事実、建物が壊れただけではなく死者も沢山出ました。
筆者宮城県在住ということもあり「壊滅」は震災被害に対してのみ使うのだ、
今後「封印された言葉」にしてしまおうと思いました。

「壊滅」の言葉に対する
正しい利用方法のご教授をお願い致します。

A 回答 (8件)

軍事用語の場合ですが、


全滅=死傷者3割  傷者とは、戦闘に携われない程度以上の怪我を指す。
壊滅=死傷者5割
殲滅=死傷者10割。

意味は、
全滅=組織的な活動ができなくなった。
壊滅=個人活動に限定しても活動不能になった。(残り5割は負傷者の面倒をみるので精一杯。活動できない。)
殲滅=そして誰もいなくなった。

東日本大震災の場合を考えると、軍事の場合の「死傷者」に該当するのは、「通常の活動に大きな制約を受けた者」
なので、自宅を失ったり、働き場所を失ったりした者もカウントされます。死者だけのカウントではダメです。

>壊滅的=最低評価?
そんなことはなくて、殲滅のほうがひどい状態を指します。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
全滅<壊滅<殲滅
の順で被害が大きいということですね。

「壊滅的」と評された代物でも愛好者は少なからずいる
(自分も「壊滅的」出来の某ゲームが好きでして…)
ので好意、否定半々と考えれば納得できます。

それから「殲滅」を辞書で引くと
「皆殺しにすること」とあります。
使用例で思い浮かべるのが
『新世紀エヴァンゲリオン』での「使徒殲滅」です。
使徒が完全に消え去った、またはミサトが「使徒殲滅」を目標としていたですからこの利用も解ります。
(ただ、次々と使徒が登場する度に言っていたのだが)

最後に質問者として議論に発展したことに対しては
こちらも思うところはありますが、
両者に対して「その通りです」ぐらいしか
申し上げられないのが本音です。
物足りないのであれば
他で続けていただいても構いません。

ともかく回答してくれた全ての皆さん
有難うございました。

お礼日時:2015/08/04 06:53

#5です。



もう一度おじゃまします。

>すっかりダメになっている、なら、壊滅した、で十分なのになぜ「状態にある」が必要なのか理解できません。

そうでしたか。
では、これ以上いくら言ってもむだでしょうね。
人は、「~の状態にある」と言いたい場合もあるんですよ。
必要ないという人が無理やり、この表現を使う必要はありませんがね。
ま、見解の相違、感性の相違、ということなのでしょう。
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>壊滅的だから壊滅していない


またごまかしています。
壊滅的は壊滅ではないというのが私の主張です。
壊滅、と壊滅する、とは意味が異なりますが、聞く者に同じと錯覚させる使い方です。
>壊滅した状態にある。つまり、すっかりだめになっている
すっかりダメになっている、なら、壊滅した、で十分なのになぜ「状態にある」が必要なのか理解できません。
5000Km毎定期点検の規定に従い、定期的に点検しています。
現実に点検するのは5000Km前後になるのがふつうかと?。
だから実際の点検は定期的、「的」が付きます、もちろん実際の会話等では、双方了解済のため特に意識することはないだけです。
また、真に定期、なら雨が降っても、槍が降っても、盆も正月も関係なしになります、定期的なら、何も問題ありませ、定期的は定期でないから、例外もありうる前提のため。
屁理屈といわれるなら、その通りです、でも理系で喧々諤々の時はこれが非常に重要です。
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#3です。



本題にも大いに関係することですので、#4さんへの横レスをお許し願います。

>その状態にあることを表す
つまり、壊滅、と壊滅の状態にある、との相違は?。

壊滅は動名詞。
壊滅的は形容動詞の語幹でしょう。
つまり、どういうことを表現しようとしているのか、によって使い分ける、ということ。
壊滅的だから壊滅していない、ということではないのです。

>印象、積極・・・確かに抽象的と思います、壊滅は本当に抽象的?。
そして、質問は震災についての具体的なものです。
無関係の印象や積極、定期、を登場させるのは、ただの知識の披露で表面上の言葉の遊びの類にも思えます。

あなたは「壊滅的、だから十分希望があります。」と言っていますね。
わたしは「壊滅した状態にある。つまり、すっかりだめになっている」と言っています。
質問者さんに対してそれぞれの意見を述べているわけで、「言葉遊び」という批判はあたらないと思いますよ。
#4さんは、「的」に複数の意味があることをご存知なかったために勘違いなさっていた、というだけのことじゃないですかね。
まあ、誰にでもあることですから、そんなに向きにならなくても大丈夫です。
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その状態にあることを表す


つまり、壊滅、と壊滅の状態にある、との相違は?。
印象、積極・・・確かに抽象的と思います、壊滅は本当に抽象的?。
そして、質問は震災についての具体的なものです。
無関係の印象や積極、定期、を登場させるのは、ただの知識の披露で表面上の言葉の遊びの類にも思えます。
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#1です。



「的」の意味についてですが、#2さんの解釈は、大辞林の
【 ① (ア) 主に物や人を表す名詞に付いて,それそのものではないが,それに似た性質をもっていることを表す。…のよう。…ふう。 「百科事典-な知識」 「母親-な存在」】に該当します。
ただ、「壊滅的」の場合は、
【 ① (イ) 主に抽象的な事柄を表す漢語に付いて,その状態にあることを表す。 「印象-な光景」 「積極-に行動する」 「定期-な検診」】に該当するとお考えになるほうがよろしいでしょう。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
つまり、「壊滅的、だから十分希望があります」ということにはならないのではないだろうか、ということです。
まあ、あくまで個人的な感性の問題かもしれませんけどね。
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壊滅的、の壊滅から受ける印象は、形そのものはもちろん、より抽象的な機能についても、見る影もなく・・・。


物も人も社会も文化もすべて失われ容易に再生不可という意味になります。
ただし、いつも言うんですが、○○的、○○みたいな、○○のような、・・・・他、は○○では無いというのが本当の意味です。
真に壊滅したのであれば、復興はまずあり得ません、少なくとも人間の一世代では。
壊滅的、だから十分希望があります。
たとえば、ですが、原発が文字通り吹き飛んでいれば(水蒸気爆発でなく)、それこそ東日本壊滅だったかも・・・、震災被害に対してのみ使うのだ、の根拠はありません、あくまでも「壊滅的」です。
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ネット辞書の語釈は以下のようになっています。


大辞泉【すっかりだめになってしまうこと。組織などが総崩れになること。「大地震で街が―した」】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/37051/m1u/% …
大辞林【組織・機構などがすっかりこわれてなくなること。 「大地震で村が-した」 「 -的な打撃を受ける」】
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
どちらにも共通して使われている「すっかり」という語がキーワード。

「壊滅的な出来の悪さ」は、「すっかりだめになっていて、多少の手直しでは追いつかないぐらいの出来の悪さ」といった意味で使われているのでしょう。
「すっかりだめになる」「すっかりこわれる」という意味で使われるのは自然、と言えそうです。
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