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ムーディーズに続いて、 米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)により、日本国債の格付けが、1段階「格下げ」となり、中国や韓国以下のアイルランドやイスラエルなどと同じ格付けとなったようです。


「格下げ」の理由としては、

〇安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果を疑問視し、「経済が今後2~3年で国債の信用力を好転させるまでに改善する可能性は低い」と判断。

〇経済成長率の鈍化で11年度から14年度の間に、日本の国民1人当たりの平均所得が減少したと指摘。日本経済がデフレから脱却できずにいることや、巨額の財政赤字を抱えている。

〇先進国で最悪の水準にある財政状況を「信用指標における重大な弱み」と強調。14年4月に消費税率を8%に引き上げたが、高齢化で年金や医療などの社会保障費が膨らむため、さらに財政が悪化すると懸念。

のようです。


※米S&Pが日本国債1段階格下げ アベノミクスの効果疑問視、政権に打撃(産経ニュース)
http://www.sankei.com/economy/news/150916/ecn150 …

※S&P、日本国債1段階格下げ「経済好転の可能性低い」(朝日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000 …

※S&P、日本国債を格下げ 「アベノミクス不透明」(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF16H0P_W5A9 …

※ムーディーズ、日本国債A1に格下げの理由(東洋経済)
http://toyokeizai.net/articles/-/54803


最近の経済状況を見ていると、

〇日銀の金融緩和による、2%の「物価安定の目標」の実現に手間取っている?

〇国の政策として、財政健全化の努力が少ない?

〇アベノミクスの「第三の矢」が弱い?

等々・・・を感じ、不安に感じませんか。


このままでは、更に、格下げとなり、国債が暴落し、「日本国債」の信用がなくなり、金利が上昇し、日本の金融機関や企業の破綻が発生するのではないかと、懸念を抱きませんか。

※暴落可能性も?「日本国債」が信用できなくなるワケ(Zuu online)
http://zuuonline.com/archives/61426

A 回答 (14件中11~14件)

アメリカの一企業の格付けにそこまでいきり立つこともないでしょう。



日本で言うと食べログで不評な意見が載った様なものです。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「食べログ」に例えるのは、安易すぎる気がします。
「食べログ」には「やらせ」があるようで、私も、裏切られたことがありました。
また、悪戯もあり「風評被害」等に困っている店もあるようです。

※食べログ(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E3%81%B9 …


「格付け会社」は、信用できない面もあると思いますが、利害関係者も評価投票のできる「食べログ」ほど、信用できないものでもないと思います。

なにより、「格下げ」の原因となった「政府総債務残高」は、世界最悪であることも忘れず、真摯に対応策を考えないと、将来、世界から「しっぺ返しを食らう」かもしれません。

尚、
ご回答の内容が「No3さん」と一部重複するようですので、その「お礼」も、参照いただければと思います。

お礼日時:2015/09/18 22:56

バブル崩壊後の不景気の終わりの見えなかった頃、格付け会社が日本の国債の評価を


どんどん下げていった事があります。
国債の評価はその国の信用度の評価指標でもありますので、日本企業の格付けもそれに
伴い、下がっていきました。
通常の国では、格付けが下がり続けると狼狽売りにより、株価や国債価格が暴落します。
そうして暴落した株式や国債を買い取れば、簡単にその国を経済的に支配できます。
格付け会社が何を狙っていたかは、今後も明かされる事はないのですが、日本では格付けが
下がっても、狼狽売りも起こらず、国債の暴落も起きませんでした。そして、格付け会社は
これでもかとばかり格付けを下げ続け、とうとう日本国債の格付けは、アフリカの誰も知らない
ような国家と同じ水準まで下がりました。それでも株式も国債も暴落しませんでした。
最初は、「日本がいつまでも不景気から脱出しないから、格付けが下がり続けるのだ」との
主張に耳を傾ける人もいましたが、何時までも下がり続ける格付けを見ているうちに「実は
格付け会社の格付けって、とても恣意的なものでないの?」との疑惑が広がりました。
一度浮かんだ疑惑は正当な理由を示す事ができない限り、消える事はありません。そして、
格付け会社はその説明ができないまま、日本の格付けをまた上げ始めました。
このようにして格付け会社は日本では信頼を失いました。
今では、格付け会社の格付け変更はベタ記事程度の扱い以下でしか扱われていません。
以上、格付け会社に関する日本でのちょっとしたエピソードでした。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。


「格付け会社の格付けって、とても恣意的なもの」とは、おっしゃる通りだと思います。

かつて、リーマンショックの時に「格付け会社」が問題なったように、必ずしも、100%信用できるものではないと思います。

※ずさん格付け機関が窮地へ(Business Journal)
http://biz-journal.jp/2012/12/post_1210.html

※格付け機関(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%BC%E4%BB%98 …


ただ、「格付け会社」は、一社ではなく、数社あり、多くの会社が日本国債の「格下げ」をしているのも事実であり、また、「格付け」は、企業や債券等の評価に使用されており、全く無視できるものでもないと思います。

国債の「格下げ」は、企業の「格下げ」に連動しており、格下げされた銀行は、例えば海外で資金調達する際、金額や借り入れ年限などの条件が悪化し、調達能力が低下し、メーカーなど海外で活動する日本企業の多くは邦銀から資金を借り入れているため、それら企業の資金調達能力も下がり、困っていることにも注視すべきだ思います。

なにより、「格下げ」の原因となった「政府総債務残高」は、世界最悪であることも忘れず、真摯に対応策を考えるべきだと思います。


※世界の政府総債務残高(対GDP比)ランキング(世界経済のネタ帳)
http://ecodb.net/ranking/imf_ggxwdg_ngdp.html

お礼日時:2015/09/18 22:37

スタンダード・アンド・プアーズの指摘はある意味、正しい。

消費税を引き上げたために、本来(アメリカで起こったような)この時期に絶好調であるべき、景気回復が止まってしまった。賃金も上がっていない。

ただし、「日本国債」の信用は落ちる傾向にはない。新発10年国債利回り  ( 2015年 09月 16日  終値: 0.370% ) は世界の中で最低レベルだ。

すべての原因は、消費税を引き上げの弊害であるので、5%に戻すべきです。10%なんてとんでもない。10%やったら、日本経済、クラッシュするかも。たいへん憂慮しています。

アメリカでは、大規模金融緩和をして、かつ、増税を極力我慢したために、非常によく経済が回復して、税収が伸びて財政赤字の削減につながりました。

―――
消費税増税は必要ではありません。むしろ、今はやってはいけません。国の借金は減るどころか、消費税が増税されれば、景気が腰折れして、一般税収が全体としては減り、国の借金は増えると考えられます。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34188?page=5 安倍氏の決断した8%への消費税増税の動機としては、私は以下の可能性が高いと思っています。

★(1)高所得者には多くの政治家も含まれますが、消費税増税で高所得者に負担となる所得税アップが抑えられる。 >>> 安倍首相とその一族、自民党議員には税的に有利。民主党議員にも有利。増税法案(停止可能だが)は民主の立案ですでに成立しているので、このチャンスは絶対に逃したくない。
★(2)一見、財務省はまじめに借金を減らそうと努力しているように見えますが、これまでの消費税アップの結果からすると、とんでもない偽善、大ウソです。>>> 財務省が執拗なまでに消費税増税を訴える理由は、「法人税」や消費税の軽減税率の設定を通じて各業界団体に強大な権限を確保できるからです。特に財務省の官僚というのは、国家国民の利益など微塵も考えていません。http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_usotuki1.html
★(3)財務省とつながりの深い「公正取引委員会」が、「出版物の再販売価格維持制度」で、出版物の価格を下げないで済むようにしている事情から、「マスメディアが財務省を批判できない構造になっている!」http://goo.gl/JbJZxp

それぞれの利益や権益に向けて、財務省、大企業、大新聞社、政治家が大暴走で、とんでもない話ですが、これらの組織をよーーーく監視して、その偽善、利己主義、大きな誤りを指摘しておくことが肝要です。
 さらにいえば、多数の経済オンチの日本国民は「消費税が増税されれば、景気が腰折れして、税収が減り、国の借金は増える」という実例をよくお勉強しなければなりません。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。


『「日本国債」の信用は落ちる傾向にはない。』は、「No1さん」にもご指摘いただきましたが、
現在「落ちる傾向にはない」と言っても、このまま増発が続けば、将来とも「日本国債の信用」は、危険性が増しこそすれ、『「日本国債」の信用は落ちない』保障はないと思います。

たとえ、「日本国債」の信用は落ちなくても、金融機関の格付けが、自動的に「格下げ」になり、「海外での信用が低下」し、企業にとっては大迷惑だと思います。

※S&P:みずほFG、三井住友F、農中などを格下げ-国債の下げ受け(Bloomberg)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000 …



「消費税引き上げ」の影響は、短期的には、経済回復の妨げになるのは、同感ですが、長期的に「税収が減り、国の借金は増える」かは、諸説あり、正直、分かりかねます。

ただ、予定した消費税再増税の先送りすることによって、米格付け会社が、日本国債を、更に、格下げする現実はあります。

※日本国債、格下げ=増税先送りで財政再建「困難」―中韓下回る・米ムーディーズ(時事通信)
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6140696

お礼日時:2015/09/18 16:08

>このままでは、更に、格下げとなり、国債が暴落し、「日本国債」の信用がなくなり、金利が上昇し、日本の金融機関や企業の破綻が発生するのではないかと、懸念を抱きませんか。



可能性は皆無ではないけど、現時点での国債信用度って危惧される段階まで相当余裕あると思うよ

でも、あれだよ

アベノミクスが提示した年率インフレ率の達成はもう無理だよw
そもそも、ここまでの円安想定して貨幣流通速度の調整していないからw一番調整の難しい12月を控えている現状で、目標インフレ達成できるなんて楽観論があれば、それはもうトンデモ論。
まぁ、円相場の振り戻しがあれば、可能性は皆無じゃないだろうけどさw

理論通りにインフレやインフレ期待値を調整できるって楽観論が、単なる”理論倒れ”に終わるという予見は反リフレ派が指摘していた話だしね

レーガノミクスやサッチャノミズムのラッファーカーブ理論が”理論倒れ”になったことの二の舞にならないことを祈ろう!
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。


おっしゃる通り、現状では「国債信用度って危惧される段階まで相当余裕ある」かもしれませんが、
このまま推移すれば、将来的にはどうなるか分かりませんね。

現状でも『 むしろ深刻なのは、金融機関や企業への影響である。金融機関や政府系機関の信用評価には“政府からのサポート”が織り込まれているため、国債が格下げされれば、それら機関の信用力も下がる。実際、今回の国債格下げに伴い、ムーディーズは5つの銀行、2つの生保、12の政府系事業体について、次々に格下げを実施した。
 
格下げされた銀行は、例えば海外で資金調達する際、金額や借り入れ年限などの条件が悪化し、調達能力が低下することになる。メーカーなど海外で活動する日本企業の多くは邦銀から資金を借り入れているため、それら企業の資金調達能力も下がる。
 
現地金融機関から調達しようとしても、格付けをもとに「リスクが高い」と判断されれば、海外プラントの建設費用を市場から調達できなくなったり、公共工事の入札で拒否されるケースも考えられる。』との指摘もあります。
 
※日本国債が韓国よりも格下に 金融機関や企業への影響を懸念(SAPIO)
http://www.news-postseven.com/archives/20150219_ …



「アベノミクスが提示した年率インフレ率の達成はもう無理」は、同感です。
「出口戦略」をどうするか、泥沼に陥らなければよいが、心配になります。

※黒田異次元緩和の出口は「悪夢」、泥沼の累積債務で(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NN6GQJ6JTSEG …

お礼日時:2015/09/18 00:29

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