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使う人は少数派ではありますが、
たまに大人でも自分のことを『僕』と呼ぶ人がいますよね。
『僕』は子供の言葉であって大人が使うべき言葉でないと思うのですが。
或いは昔は大人でも『僕』が一般的だったとか・・・
用法として間違ってはいないと思いますがどうなんでしょうか。


ぼく【僕】
人につかわれる男。しもべ。下男。
(明治期から、初め書生言葉として、話し言葉で使われるようになった)男子が自分自身を指す語。もとは、へり下った言い方。今はおもに成人前の男性が同等以下の相手に対して使う。
[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]

A 回答 (6件)

確かにほっと子供っぽいっていう印象持っている人も多い言葉かもね。


ただビジネスの現場では、けっこう使ってる人は多いよ。
超有名企業の会長さんと飲んだ時も、その人の一人称は「僕」だったし(80代のおじいさんですが)。
他にも「僕」を使う人はけっこういるって印象。
相手との関係性で、「私」だとどうも堅苦しい感じ、もちろん「俺」だと乱暴だし、という状況下だと「僕」ってのは以外と丁度良いあんばいで使える言葉なのかもって思ってます。

歴史的な背景から考えると、元々は謙譲性の高い言葉だったけど、近代に入って謙譲性が低くなったみたいだね。
幕末頃には尊皇攘夷志士達が、「天皇陛下の僕(しもべ)」という意味で「僕」を使う用になったらしいから、その頃にはあまり「幼い」っていうイメージは無かっただろうね。
明治時代に入る頃の文豪達の作品を読むと、一人称が「僕」ってのが多いから、この頃に一般化されてきたんじゃないかと思う。
で、一般化されて子供らも使うようになって、「ぼく」っていう発音の柔らかさ?から、子供に根付いたんじゃないかと思ってる。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

『僕』を使う人のイメージはインテリとか金持ちとかお坊ちゃんなんですよね。
そういう人たちに好まれたんですかね。
なるほど、天皇陛下の僕ですか。
一般庶民の使う言葉ではなさそうですね。

お礼日時:2015/12/01 16:20

そうは思いませんね。

丁寧に感じるだけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ほう、
でも子供っぽいと感じる人の方が多いと思うので使う時は気を付けたほうがいいですよ。

お礼日時:2015/12/01 16:21

小学校時代の教師が父兄に対して「僕」と言っていましたね。


自分自身をへりくだって言う言葉としては、下男・下僕といった仕事をする男性が存在しなくなるにつれて、使われる率も減ってきたのだと思います。
もうひとつ、お示しの辞書語釈に「同等以下の相手に対して使う」とあるように、大人が小さな子供に対して使う、という点が見逃せません。
「大人」には親も含まれており、「ぼく」と呼ばれて育った男性は多かったはずです。
そのため、自らのことも「ぼく」と呼んで大きくなる男性も多かった。
つまり、「ぼく」という語には、その言葉の成り立ちと同時に、自分が幼かった頃の記憶が刻まれているように思います。
大人になってからも自分のことを「ぼく」と言う人は、そうした幼児期を再現したいという無意識的な欲求があると考えて良いでしょう。
このニュアンスが聞き手にも伝わるため、幼稚・未熟といった印象を与えるのではないでしょうか。
最近、少ない(と思いますが)のは、
下男・下僕といった仕事をする男性が激減した⇒「同等以下の相手に対して使う」という意味もすたれていった⇒親も含めた大人が小さな子供に対して使うことも少なくなった
といった経緯があるものと推測します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

最近は子供に対して『僕』を使うことも少ない気もしますね。
下男・下僕の仕事って丁稚とか召使とかですかね。
なんかあまり想像ができないなぁ。
もしかしたらこの『僕』という言葉はある時期の流行なのかもしれないですね。

お礼日時:2015/12/01 16:16

辞書は意味と使い方が載っていますが、


その使い方どおりに使っていない言葉というのは
たっくさんあります。

言葉というのはどんどん使い方が変っていきます。

辞書は数年に一度、あるいは数十年に一度改訂されるだけで
しかも、国語学者なる人たちが主観を交えて校正します。

したがって、現代人のほとんどが了解している意味、あるいは使い方とは
違うものが書いてある場合もあります。

それこそ「僕」が、(今はおもに成人前の男性が同等以下の相手に対して使う。)なんて正確に使っていることなんかありません。
そういう使い方が正しいと学者が言ってるだけで、本当に社会でそれが正しいのかというとそれは疑問です。

昭和30年代、加山雄三の「君といつまでも」という唄が大ヒットしました。
間奏中に台詞が入ります。
「幸せだなぁ、ぼかー(僕は)君といるときが一番幸せなんだ、ぼかー死ぬまで
君を放さないぞ」とはにかみながら言ってます。

明らかに大人ですが、なんの違和感もありません。

なので、社会通念上認められる言葉というのはそのまま使っていいんじゃありませんかね。

言葉はどんどん変るもの、堅苦しく使い方がまちがっとる!
なんていう人もいますが、
では、平安時代の言葉はどんどん変り今に至ってます。
この変化を認めないってことですか?
と言いたくなります。
「いとおかし」なんていう人がいますか?
変り行くものをかたくなに阻止しようとすることほどばかげたことはないと思いますよ。
もちろん伝統は大事にすべきかと思いますが変り行くものは
そのほうが便利だから変っていくのです。


なので、私もTPOに合わせて
わたし、わたくし、俺、僕、を使い分けてますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ははは、加山雄三が使うから違和感がないんでしょうね。
確かに言葉は変化していきますよね。

お礼日時:2015/12/01 11:47

おっしゃるとおり。


でも、「俺」という言葉も下品で好きじゃない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

名は体を表すといいますから気を付けないといけないですね。

お礼日時:2015/12/01 11:43

私の感覚から言うと、「僕」という一人称は子供っぽいように思います。



いい年をした男性が「僕」を使っているところに出くわすと、こちらが気恥ずかしくなります。

話は違いますが、小さな男の子に対し、「ボク、何やってるの」と二人称で使う大人がいますが、

あれも好きになれません。

私自身、「ボク」と呼ばれるのが嫌でなりませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も同じ印象なのですが、使っている人を見るとどことなく子供の頃はいいとこのお坊ちゃんなのかもという印象がありました。
なのでもしかしたら公家言葉とかそんなのかなと思った次第です。

お礼日時:2015/12/01 11:43

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