
英語の勉強をし直している工学系の学生です。
いま、一億人の英文法を読んでいるのですが、不定冠詞のところで軽くつまづいています。
中学生から、a,anは単数名詞の前につける冠詞だ!と教わってきて、いろいろな問題で(a→1つの)と訳させられました。
なので、「1つの」だと思っていました。
とりあえず、一億人の英文法から、定冠詞theが1つに限定するもので、不定冠詞a,anはその相対するものであるというようなところまではわかりました。
ただ、いまいちピンとこないのが、中学の時の「1つの」は何だったんでしょうか?
単数名詞自体が「1つの○○」という意味で、a,anは「不定」であるという意味しかないということなんでしょうか?
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
とにかく、この種の単語は簡単には割り切れません。
学習辞典と分類される辞書で、a(n) を調べるなり、文法書で冠詞の項目をおさらいすることをお勧めします。
#1では任意の一つについて説明しましたが、
他にも「とある一つ」という用法もあります。
the と違って、どんなものでもこの表現を使えるという点で不定ですが、実際には何か決まったもののはずで、ただ「とある」とぼかしているに過ぎません。
とあるでも、任意でも使えるのが不定冠詞です。
ただ、一つを取り上げている、一つのことを表しているには違いありません。
任意の一つという場合は総称単数と言われ、一般的なことを表すのに便利なわけですが、
無冠詞複数でも総称を表し、総称複数と言われます。
不可算名詞であればそのまま無冠詞単数で総称みたいな身のです。
どちらかというと、総称は複数の方が一般的で
I like dogs. のように
like の後は複数と習うわけです。
I like a dog. は誤りじゃなく
とある(種の)犬が好きとなります。
とにかく、a によって任意の一つから全般的なこと
その一つは典型に過ぎない
こういう感覚があり、一つというのとは正確には異なるわけですが、
あくまでも a は一つの意味であり、そこから表現できる内容なわけです。
日本語でも「同一」「一にする」というように
一つは同じに通じます。
boy of an age と言えば、同い年の男の子
という意味になるのも同じ発想です。
ただ、固めの表現で、普通には「同じの〜」は
the same 〜と the になります。
No.5
- 回答日時:
No.2さんの英文ですが、ここではa,anが焦点になっているのに、そのaをつけていない箇所があるのはちょっと・・・と思います。
(That was a brown dog with red collar. collarは可算名詞ですから、a red collar ですよね)
そのように大々的に「専門家」として書くなら、私だったら、もう少し気をつけて書くと思います。
たとえば、この文ですけど、
"Certainly!" said I and I started to the dog.
まず、代名詞の場合は、「~が言った(言う)」という時、それが文中や文の後ろに来る場合も、「主語+said(say)」の順番になりますし(said I →I said)
”started to the dog” は”started for the dog”ですよね。
(start to~の次には動詞が来ます。名詞が来る時はfor)
それに、更に言えば、小さい男の子が”Certainly”とはあまり言わないと思います。"Certainly"は、いわば『かしこまりました』のようなフォーマルな言葉ですので、
”Sure"くらいが適当ではないでしょうか。
(それにa. anの説明にそのような長いお話は必要ないような気がします。)
どの方の説明が適当かはその方々で違うでしょうし、肩書に惑わされる(と言ったら語弊がありますが)方は多いですが、私はやはりその人の書いた英文で判断します。
No.4
- 回答日時:
a/an は「ひとつの」と文字通り理解すると、誤解してしまう場合があると思っています。
別の言い方をすれば、「数量的なひとつ(複数ではない)」という意味と同時に、存在としてそこに在るという意味を表していると考えています。
たとえば、「それも一つの考え方だよね~」というときの「ひとつ」は、数量というよりも、そういう考え方の「存在」を認めていることに重きが置かれています。
◇
◆
a/an を考えるとき、the と比較して考えてみるというのも悪くはないと思います。
the は、様々な理由から明確に一つの物を指し示すことができる場合につけられます。そういう意味では「ただ一つに決まる存在」を表しています。
では、a/an は何かというと「一つに決まらない存在」です。
No.2 さんのご回答のとおり、話に初めて出てきた(複数ではない)存在には a/an がつけられますが、それは「存在はするらしいけれど、どんな存在なのかはまったくもって未定義」という状態です。そして見た目、他の存在との関係性、話し手との関係などが共通理解として出来てくると、具体的な像を結ぶ存在になります。こうして「特定された一つの存在」となると、the になるわけです。
I met a boy yesterday.
The boy was ...
2センテンス目では、あの少年でもこの少年でもなく、「話し手が昨日会った少年」を明確に指定しています。いきなり話しかけられて最初に「あの少年はさぁ...」と言われても?ですよね。
どんな少年かまったくわからない段階だけど、とりあえず話し始めなきゃいけないので、存在としては確かに話の場に置かれた「少年」、ということになります。
◇
◆
英語は日本語と比べて、モノ表現に非常に神経質な言葉のようです。
pen
a pen
the pen
any pens
some pens
several pens
日本語ではどれもペンという言葉で済みますが、英語ではすべて異なるかたちで存在しているモノです。
ちなみに one pen といった場合は、その数量に重きが置かれていて、2本でも3本でもなく、「1本の」ペンであることを表現しています。
私も苦労していますが、言葉が違うということは、世の中の見え方、世界観、整理のつけ方が違うということなのかもしれませんね。
No.3
- 回答日時:
a,anは名詞の単数形につけるもので「1つの」という意味で間違いではないです。
ただ弱い意味の1つで日本語では通常訳しません。
それは日本語に冠詞のa,anに相当するものがないからです。
中学校でa,anを「1つの」に訳されたのはそのほうが教え易いからです。
a,anを訳さないで冠詞の概念をすぐ教えるのは大変です。
しかし、a,an=1つのと教えるために中学生に英作文をさせると
名詞の前にa,anを付け忘れる生徒が多いです。たとえば
彼は先生です。→He is teacher.と書くわけです。
正解は →He is a teacher.
冠詞は日本語にない品詞なので思った以上に難しいものです。
a,anは弱い意味の1つで不定の場合に使います。
名詞の単数形に1つの○○という意味はないです。
要するにa,anは場合によって1つの○○と訳せますが
名詞の単数形だけでは1つの○○と訳せません。
ただ、単数形を使っていれば1つなのは分かります。
This is a pen.→これは1つのペンです。(間違いではないです)
This is my book.→これは私の1つの本です。(間違いになります)
aには弱い意味ですが<1つの>があるからです。
No.2
- 回答日時:
工学系なら数学は苦手じゃないですよね? 英語は世界には数え切れないほどの●●があってその中の一つが目の前にあるという「数の世界観」を持っています。
有限の部分集合と部分集合の要素ですね。現実の生活で出会うものについては、aはたまたま目の前にある一個の要素を示すので、不定で一個なんです。
ちょっと英文を書いてみます。
I saw a dog. で、世界中の犬の中のたまたま一匹が目に留まります。で、これからその犬の話を始めます。That was a brown dog with red collar. このくらいまでは茶色で赤い首輪をした犬なんてたくさんいるので、まだ、たまたま扱いです。Then a girl came with an empty dog carrier basket.ここで出てきた女の子も、たくさんいる女の子のたまたまひとりで、たくさんあるドッグキャリーのたまたま一個を持っています。 My! she was pretty! She found me and cried, "Can you help me?" "Certainly!" said I and I started to the dog. I was sure the girl wanted me to catch the dog.こう言う展開になると、犬も女の子もボクにとって意味のある存在に変わってきますし、書き手と読み手はどの犬と、どの女の子の話をしているのかの共通理解が出来てきているはずなので、a ではなくて、theを使います。
いつもレッスンでこう説明するとわかっていただけることが多いのですが、私自身もこのあたりの感覚が身についてきたのはわりと最近なので、ここを気にしながら英文を読むことを続けることをお勧めします。
No.1
- 回答日時:
one → an → a
という経緯で生まれたもので、
不定冠詞の基本が「一つの」であることに違いはありません。
不定であっても、「一つ」であり
複数で不定を表すこともあります。
a(n) は「任意の一つ」を表し、そこからその一つを典型として
漠然と全体を表すことにつながります。
the は限定されるという点で唯一のものを表しますが、
数は関係ありません。
単数形なら1つでしょうし、複数形もきますし、不可算のものもきます。
in a day
for an hour
こういう a は one と同じです。
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