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以下の問題の私の答えがあっているか教えていただきたいです。

不完全競争の類型
正しいか、誤っているか答えよ。

①不完全競争の類型に属する企業に共通する一番の特徴は、彼らの直面する需要曲線が右下がりであることである

私の答え 正しくない

恐縮ですがどうして正しいかまたは誤っているかの理由も、自分の解答理由と比較したいため教えていただきたいです。

A 回答 (3件)

私の回答を信用していないんですね!私の手元にあるミクロの教科書を見てみましょう。

不完全競争の章は以下の文章で始まります(西村和雄「ミクロ経済学」第2版149ページ)。

完全競争市場では、個々の企業は、プライステイカーとして、すなわち生産物の価格を所与として行動していました。このことは、個々の企業が直面する自己の生産量への需要曲線が水平であることを意味します。各企業は、生産量を増加しても、同じ価格で販売することができたのです。これに対して、個々の企業が生産量を増加するとその企業への価格が低下する、すなわち各企業が直面する需要曲線が右下がりである市場の状況を考えます。これを不完全競争と呼びます。
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完全競争市場とは各主体(売り手と買い手)がプライス・テイカーとして行動する市場です。

したがって売り手である各企業は価格を所与として(利潤を最大化する)生産を決定している市場です。別の言葉でいうと、完全競争企業とは、各企業が直面している需要曲線は、現在の価格のもとで水平であって、自分が生産を増やそうと、減らそうと市場価格に影響を与えないと考えて行動する企業です。したがって、自分の直面する需要曲線が右下がりで、自分が生産すれば価格が下がるとして行動している企業は不完全市場の企業ということになる。たとえば、独占が直面している需要曲線は(右下がりの)市場需要曲線であるし、生産物を差別化して独占的競争をしている企業も自分の差別化した製品にかんしては右下がりの需要曲線に直面している。寡占市場の企業、たとえば、同質の生産物の市場でクールノー競争をしている企業はどうか?クールノー競争をしている企業とは相手企業の生産量を所与として自分の利潤を最大化するように生産している企業であって、これらの企業が直面している需要曲線とは市場需要曲線から所与とした相手企業の生産物を差し引いた需要曲線(市場需要曲線を所与とした相手企業の生産量だけ左にシフトさせた曲線)でやはり右下がりの曲線だ。したがって、このステートメントは正しいというのが私の答えです。あなたはなぜ正しくないと考えているのでしょうか?
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では、質問者さんは、不完全競争企業ではなく、完全競争企業(通常単に競争企業という)とは、どういう企業を指すとお考えなんでしょうか?

それを考えれば自ずからあきらかになるのでは?
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