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先日、英語の勉強をしていたら、ふと、疑問に思ったことがあります。
「sun」と「sunny」の和訳は、「太陽」と「晴れ」ですよね。
「cloud」と「cloudy」も同様で、「雲」と「曇り」ですね。
しかし、
「rain」と「rainy」の和訳は、「雨」と「雨」です。どうしてかというと、「今日は雨です」というからです。これは、「snow」と「snowy」も同様で、「今日は雪です」といいます。
なぜ、「今日は太陽です」とか、「今日は雲です」などという表現は使わないのでしょう?
中二病ですいません。
できれば、お手柔らかにお願いします。

A 回答 (7件)

きょう(の天気)は雨です ○ ⇒ 雨が降る天気だ。


きょう(の天気)は雪です ○ ⇒ 雪が降る天気だ。
きょう(の天気)は雲です × ⇒ 雲は降らない。雲が日差しを遮るだけ。
きょう(の天気)は太陽です × ⇒ 太陽は降らない。日差しが降り注ぐだけ。

英語の「晴れ」にも「sunny」「fine」「fair」「clear」などいろいろあります。それぞれに対応する日本語もたんなる「晴れ」ではありません。
日本語では昼でも夜でも「晴れ」ですが、英語では夜は「sunny」とは言いません。

それはともかく、天候の「晴れ」「曇り」は、動詞「晴れる」「曇る」の名詞形であって、「太陽」「雲」の形容詞ではありません。天候の「雨」「雪」も名詞であって形容詞ではありません。
つまり、天候を言い表す日本語(和語)は名詞であって形容詞ではないということです。天候を言い現わす形容詞が全くないかどうかは未確認ですが、日本語には形容詞が少ないという事実は傍証になるかもしれません。

いずれにしても、「今日は太陽です」「今日は雲です」と言わないのは、「太陽(が差す天気)」「雲(が覆う天気)」よりも、「晴れ(=晴れる)」「曇り(=曇る)」という1語のほうが簡潔明瞭だからではないでしょうか。「雨が降る」「雪が降る」を1語で表す単語(和語の動詞や名詞)はないので、こっちはたんに「雨」「雪」でよい。

言語も文化も違うものを並べて「違う理由」を論理的に説明することは難しいというか不可能な気がします。


余談ですが、日本語には「雨」を現わす語彙がむやみにあります。降り方・強さ・季節などによって、それぞれ固有の名前があったりします。それらを全部ひっくるめて「雨」です。

『雨の名前』(文 高橋順子・写真 佐藤秀明、小学館)
 雨の名前422語、雨の写真148点、雨の詩とエッセー35篇。
http://www.shogakukan.co.jp/books/09681431

『雨のことば辞典』(倉嶋厚・原田稔 編著、講談社学術文庫)
 雨にまつわる言葉だけを約1200語集めた辞典。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
非常に詳しい答えをありがとうございます。
恥ずかしながら、私の語彙力の無さ故に、「晴れ」を表す英語がたくさんあることに気づきませんでした。
そうですよね。
英語と日本語では、そもそも成り立ちが違うので、そんな二つの言語を比較するのは難しい・・・
まさに確信をついた答えです。
やはり、皆さんお答えのように、「雨」と「雪」の場合は日本語の方が簡略化されているようですね。
その事が確認できてよかったです。
日本語では、天候を表している言葉には、形容詞が存在しない(少ない)ということが新たに分かりました。
また、雨の言葉がたくさんあるというプラスアルファの情報もくださって、本当にありがとうございます。
その事も含めて、この答えををベストアンサーにさせていただきたいと思います。

お礼日時:2016/05/05 22:58

天気予報番組で、私は関東に住んでいますが、関東甲信越の天気画面が出た後、「詳しい天気です。

」のコメントで関東地方だけの天気画面に変わります。これって先の画面を拡大しただけで、少しも詳しい天気予報ではないのですが、この説明のしかたもおかしいですよね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
質問の主旨からは少しずれている気もしますが、関東ではそのようですね。
私は関東に住んだことがないので分かりませんが、私の住んでいる地域では拡大された地図では、表示される箇所がより多くなって、詳しくなりますがね。

お礼日時:2016/05/05 23:08

No.1,4の回答者です。



「曇り」よりも「雲」の方が簡潔だとお考えかもしれません。
しかし、「曇る」という簡潔な動詞があるので、「曇り」があるのです。
この点、「今日は晴(は)です」と言わないと同じことです。
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この回答へのお礼

さらに詳しいお答えを本当にありがとうございます。
日本語が「簡略化された」という答えでベストアンサーにさせていただくかもしれません。
ご丁寧なお答えを本当にありがとうございます。

お礼日時:2016/05/05 22:22

>できれば、その「普通言わない」のはなぜかをお答えしていただきたかったのですが・・・



「普通は言わない」のは、簡潔でないということです。
逆に言えば「雪っぽい」「雪の天気」よりも「雪」のほうが簡潔だということです。
だから、日本人は、雪の天気のことを「今日は雪だねー。」と言うのです。
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この回答へのお礼

わざわざ私の細かい疑問にご丁寧に答えてくださって本当にありがとうございます。
「普通言わない」というのは、簡潔でないという意味だったようですね。
私の理解力不足でした。すいません。
そう考えると、NO.2のOKATさんの答えと考え方が似てきますね。
その解釈が正しいのかもしれません。

お礼日時:2016/05/05 22:16

名詞 + ny で形容詞になるようですね。


なので、英語的には、
「sunny」⇒太陽の状態の
「cloudy」⇒雲の状態の
「rainy」⇒雨の状態の
「snowy」⇒雪の状態の
といった意味になる。
これらは天気の状態を表わすわけですが、日本語では、
「太陽の状態の天気」⇒晴れ
「雲の状態の天気」⇒曇り
「雨の状態の天気」⇒雨
「雪の状態の天気」⇒雪
のように言おう!と誰かが決めた。
もし、一年を通して雪か雨のどちらかしか降らなかったら、「今日は晴れです」「今日は曇りです」に揃えて「今日は降りです」と言うことになっていたかもしれません。

逆に、最初に天気の言葉を考えた日本人が、
「太陽の状態の天気」⇒太陽
「雲の状態の天気」⇒雲
と表現することにしよう! 
と考えていたら、
「今日は太陽です」とか、「今日は雲です」
のように言っていた可能性もあり得ますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
随分と詳しい答えで、分かりやすいです!
日本語を考えた人がそう決めたから、というお答えのようですね。
英語にしても、日本語にしても、言語の成り立ちを調べると本質を理解できることがよくありますよね。
日本語の場合は、あくまでイメージですけれどもっと複雑な気がします。
そこをもっと詳しく書いていただけたら、すごく助かります。
ベストアンサーの候補にさせていただきます。

お礼日時:2016/04/30 22:05

日本語では「晴れ」「曇り」と同様に「雨降り」「雪降り」のように、本来動詞だったものが名詞化されて存在し、「今日は雨だ」は、本来の「今日は雨降りだ」が簡略にされたものと考えられます。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日本語の方が簡略化されているというお答えのようですね。
動詞と名詞という観点から見てみると分かりやすくなりますね!

お礼日時:2016/04/30 21:54

sunny = 太陽の天気、太陽っぽい ・・・とは普通は言わないので「晴れ」


cloudy = 雲の天気、雲っぽい ・・・とは普通は言わないので「曇り」
rainy = 雨の天気、雨っぽい ・・・とは普通は言わないので「雨」
snowy = 雪の天気、雪っぽい ・・・と普通は言わないので「雪」
天気の様子がすべて形容詞になっているところが、英語の良いところです。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。
できれば、その「普通言わない」のはなぜかをお答えしていただきたかったのですが・・・
なかなか難しいですよね・・・
英語は便利ですが、日本語との考え方の違いが難しいところです。

お礼日時:2016/04/30 21:51

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