

3年前に新築した一般の一戸建てに固定資産税の通知が来ましたが、実際にかかった工事費用より高い評価額の固定資産税が賦課されていました。特に納得がいかない項目は、「仮設工事」と「建築設備」です。
1)仮設工事 1180(標準評点数)補正後評点数 132,879円
仮設工事とは、足場や仮設トイレのことでしょうか?工事期間6カ月未満の普通の一戸建てです。
当然、工事が終わればすぐに取り払われ、業者の持ち物ですから、固定資産税の対象ではないので はないでしょうか?
標準点数 連条
2)「建築設備」の項目で 電気・ガス・廃水総合100㎡ 4090 1 ドアホン 48400 1.15
洋式便器 53000 1
洗面化粧台 56000 1.2
ユニットバス 314210 1
浴室換気乾燥機 49000 1 給湯器(追い焚き機能有) 187050 1
システムキッチン 274610 1.05
換気扇・換気口 12340 1
という具合に、どこの家庭でもなくてはならない器具がならんでいますが,「 建築設備」が賦課されるのは、会社などの事業を営んでいる建物に対しての原価償却対象の設備をいうのでは、ないでしょうか?
3)「ドアホン」は、新築時に、録画機能のついたカラー画面のものを取り付けましたが、その後すぐに故障し、音声だけのインターホンに付け替えました。しかし、新築時の評点数のままでずっと課税されるのでしょうか? 他の給湯器や便器なども10年も経てば買い替えの時期になりますが、減価償却されて評価点は、下がっていくのでしょうか?
以上、大至急教えて頂きたくよろしくお願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
一昨年度まで固定資産評価補助員をしていました。
土地専門でしたが、分かる範囲で回答してみます。
> 1)仮設工事 1180(標準評点数)補正後評点数 132,879円
> 仮設工事とは、足場や仮設トイレのことでしょうか?工事期間6カ月未満の普通の一戸建てです。
> 当然、工事が終わればすぐに取り払われ、業者の持ち物ですから、固定資産税の対象ではないのではないでしょうか?
家屋の評価は「再建築費評点数」で評価されます。
すなわち、その家屋と同じ家屋を建てたらどれだけの建築費が掛かるかを点数化しています。
「仮設工事」は足場・仮囲い・養生・保安シートなど、工事の準備や保安のために必要な工事です。
同じ家屋を建てる際には、同様に準備や保安のための工事を施工しますので、こういった作業も含めて評価しています。
ちなみに「仮設工事」は、工事の困難性(狭いとか)や法的規制(建築基準法で保安しなければならないとか)の多寡で増減します。
> 2)「建築設備」の項目
根拠としては固定資産評価基準に評価の対象として載っているからですが、
評価基準に載っている理由は、附合という状態をなして「家屋としての効用を果たしている」からとも考えられますし、
「どこの家庭でもなくてはならない器具」だからこそ、再建築する際も必要になるためリストアップされているとも考えられます。
> 3)新築時の評点数のままでずっと課税されるのでしょうか?
固定資産税は1月1日の状態でどうかということを判断するので、家屋調査から最初の1月1日までの間に交換したことが証明できれば、
遡って更正することができるかもしれません(税額にして100円変わるか変わらないかというところですが…)。
> 他の給湯器や便器なども10年も経てば買い替えの時期になりますが、減価償却されて評価点は、下がっていくのでしょうか?
償却資産ではないため各設備が個別に減価するわけではなく、家屋全体で少しずつ減点補正されます。
家屋の評価額は概ね、再建築費評点数×経年減点補正率で算出できます。
木造家屋の場合、経年減点補正率は20年で下限の0.20になり、21年以上経っても0.20より小さくなることはなく、必ず残存価格が残ります。
ありがとうございます。家屋の評価は、実際に自分たちが支払った額ではなく、「その家屋と同じ家屋を建てたらどれだけの建築費が掛かるか」ということなのですね。
だから、足場などの仮設工事も仮に同じ家を建てるとしたら必要なので計算されるという基本が分かりました。ありがとうございました。
詳しく説明して頂き、大変たすかりました。
No.2
- 回答日時:
>3年前に新築した一般の一戸建てに固定資産税の通知が来ましたが
そもそも、新築した翌年に都道府県から不動産取得税の通知、市町村から固定資産税の通知が来ている思いますが、それについて不服審査しななっかたのしょうか?
細かい評価項目の事を書かれているのを拝見すすると、評価担当から何らかの説明を受けたと推測されますが、それでも説明不足という事なら、再度説明を受けて下さい。
お返事ありがとうございました。
昨年からずっと市の担当者に納得がいかないと何度も足を運び説明を求めてきましたが、
担当者が変わったり、数字もその都度、誤っていた箇所を訂正したりで、その根拠となる理由がはっきりと示されなかったのです。
そしてこの春、近隣の方々の資産評価額を閲覧する機会がやってきて、自分の土地の評価額が妥当かどうかを比べることができました。
しかし、家屋に関しては再建築費評点数の数字は、何をもって出された数字かを納得できない点が、まだいくつかあり、
再度、市の担当者に説明を求めようと思います。
貴重なご意見をありがとうございました。
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2)の項目が大変見づらくなってしまいましたので、書き直します。
追記 : 標準点数自体、実際支払った金額より高い物もあるのに、さらに1倍以上の評点数で補正されているのは、納得いきません。