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実験でラジカル重合を行うとき、脱気操作を行い、反応を行う試験管から空気を抜きました。理由は、空気中の酸素分子は0=Oの状態でいるより安定だと思われる・O-O・の状態で存在するため、この・O-O・がラジカル重合を阻害する・・・ということだそうですが、・O-O・の状態が0=Oより安定である理由が本やネットで調べてもわかりません。
お答えお願いしますm(_ _)m

また、0=O→・O-O・の状態は窒素分子の三重結合についても考えられないのでしょうか??

A 回答 (1件)

酸素は三重項と呼ばれる基底状態(安定な構造)をとります。

電子を安定な電子軌道に並べていったときに、スピンが同じ方向を持った電子を2個持った状態になりラジカルの性質を持っています。
窒素は電子の数からこのような同じ方向のスピンを持った基底状態にならないため、不活性ガスとしての性質を持ちます。

参考URL:http://www.kenkoukeepers.com/GH/pict/radical.html
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この回答へのお礼

Pyndenさん、お返事が遅れて大変申し訳ありません。参考URLでの電子配列の図を十分理解するのに時間がかかってしまいました(^^;)しかし、大変参考になりました!!ありがとうございました!!!

お礼日時:2004/08/04 00:11

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