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救急車内に装備されている医療機器に簡易レントゲンや超音波などは無いと思いますが、もし装備され検査データを運ばれる病院に事前に転送出来たらどの様な疾病や外傷に効果が考えられますでしょうか。都内は患者を搬送する医療機関は数多くありますが、地方は搬送時間が非常に長いと聞いておりますので救命率向上にも繋がると考えられますでしょうか。

また、先進各国の救急医療の救命率を比較しているサイトなどをご存知でしたらお教えください。
医療に関する知識は殆ど持ち合わせておりませんので、恐縮ですが宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

例えば急性心筋梗塞だと、一刻も早く治療をと思いがちで実際、米国心臓病学会は病院到着からPCIという治療を開始するまでの時間を90分以内にする事を求めています。

が、実際に調べてみると、90分以内に開始できた群とできなかった群では差がありませんでした。
http://www.nejm.jp/abstract/vol369.p901
頭の中の空想と現実は違うことを思い知らされた文献でした。

レントゲンが現場で有効なのは緊張性気胸くらいでしょうが、血圧が低くて頸静脈が腫れてりゃレントゲンなしで刺しているし、レントゲンは不要かと。エコーで十分でしょう。
以前は救急車内で心電図をとってもらって伝送してもらっていましたが、冷や汗をかいているというkeywordのほうが有効だった印象があり、もうそれもしなくなりました。
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この回答へのお礼

非常に的を射ている事例とコメントを戴きまして大変有難うございます。レントゲンというよりはエコーの使用でなら救命率向上に繋がりそうと理解できました。具体的な疾患名などもとても参考になります。

具体的にエコーを使用している救急隊など日本国内にあるんでしょうか。現場は大変で自治体の予算なども大いに関係してくるのでしょうけど少しでも救命率が向上できれば
、、、以降もコメントお願い致します!

お礼日時:2016/06/23 18:30

ちょっと誤解がありそうなので補足させていただきます。



119番してから救急車による病院収容までの時間ランキングでは、福岡・富山・福岡・沖縄といったあたりが短く、いずれも30分前後です。
逆に最も長いのは東京で、約55分となっています。

医療関係者の間では、都会の方が救急搬送には不利というのは常識になっています。

田舎では、医師同乗のドクターヘリ・ドクターカーも普及しつつあり、ご指摘の様な医療機器を救急車内に装備することの価値は、大都会にこそあります。

ちなみに、レントゲンの装備は困難ですが、超音波は医師同乗であれば、現在でもけっこう普及しています。
心筋梗塞・胆石発作・虫垂炎・気胸など多くの疾患に有用です。
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この回答へのお礼

貴重なコメント大変有難うございます。都会の方が時間がかかるとは知りませんでした。以前ネットで東北地方の医師不足から雪の中数時間かけて専門医に患者を搬送するとあったので、、、。
レントゲンにつきましてはスペースの問題ですか?最近ポータブルなものが出回っているようですのでもう少しコンパクトにして複数画像を繋ぐようなものがあれば可能なのでしょうか。それとも数秒を争う検査ではないという事でしょうか。
また、他国の資料もそうですが救命率というよりは一般的に搬送時間やコールから現場までの到着時間がバロメーターなのでしょうか。どこの国も救急医療機関による搬送に関する救命率を統計データとして管理していると想像していたのですが。
重ねてお訊ねしてしまって申し訳ありません。上記コメント、大変有難うございました。是非とも参考とさせて頂きます。

お礼日時:2016/06/23 10:02

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