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株や投資で儲けを得る人たちの行いのことを労働なき利益として徹底的に嫌う人たちの、その理由を具体的に教えてください。お願いします。

質問者からの補足コメント

  • それなりの地位と所得がある人たちがこのような意見だったらと捉えていただけるとありがたいです。

      補足日時:2016/06/25 00:42

A 回答 (4件)

労働が無価値になるからです。



労働というは「生産」そのものです。農民が行う米や野菜などの食料もそうですし、公共交通機関で働く人たち、医師や薬を作る人たち、など人間の労働によってこの世界は快適になっています。

株や投資が間違いなのではありません。これも生産に必要なものであり、リスクヘッジに貢献している部分があるからです。しかし、市場の規模が大きくなり取引が高度になってくるとそれだけで利益を得ることができるようになってきます。そして「金が金を生む」状態になっていくのが危険であるわけでこれを「労働なき利益」というか「労働の裏打ちが無い利益」として嫌うのです。

なぜこのような利益(マネー)を嫌うかというと、労働が無価値になるからです。
ごく簡単な例を出せば「労働の裏打ちが無い利益」によって、労働場所がいきなりかすめ取られてしまう、ということがおきるからです。
 たとえば田畑を住宅地にしたい巨大マネーの持ち主が土地を買いあされば、そこで労働していた農民は労働場所を失います。ホテルなどを買収して全員解雇すれば、従業員は職を失います。このような不安があれば労働に常に不安が付きまとい、やがて労働意欲が減衰していきます。

 実際にはこれらがもっと大規模に起こります。たとえば「1997年7月アジア通貨危機」はアメリカのヘッジファンドによるタイ通貨の空売りから発生した経済危機です。これにより東南アジア各国は自国通貨の価値が下落することに歯止めを掛けられず、対ドルベースで大きな損失を発生させ、多くの企業が倒産しました。

元々の原因は「アメリカのヘッジファンドが空売りで儲けようとしたこと」です。

こういうことが続けば、だれも通貨を信用しなくなるし、労働しても無駄(全然関係ない原因でいきなり倒産するから)だと思うようになります。ですから「労働の裏打ちが無い利益」を生むことは規制が必要である、と言われるようになってきているのです。
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この回答へのお礼

とても具体的に答えていただいて本当にありがたいです。助かりました!

お礼日時:2016/07/07 00:18

仮に20人の人が「株や投資で儲けを得る人たちの行いのことを労働なき利益として徹底的に嫌う」としても、その嫌う理由が20人とも同じであると推定できる根拠はないです。

好き嫌いが起きる理由とか、徹底的に嫌う理由とかが、単一であろうと推定することには無理があります。
「株や投資で儲けを得る人たちの行いを徹底的に嫌う」ケースでも、その理由は様々でしょう。そうした人々の中には「株や投資で儲けを得る人たちの行いは、労働なき利益をねらっているから、それを嫌っているのだ」と理由を説明したつもりになる人もいるでしょう。 ただそのような人でも「労働なき利益をねらっているから、大当たりをねらって宝クジを買う人の行いは大嫌いで、親の遺産を相続する人の相続行為も大嫌い、親や親戚からお年玉を受け取る行為も大嫌い」とは限らないと思います。 《「労働を伴わない、労働には関係のない富の取得」「預金して得られる利子の上昇」「持っている骨董品や株式の価値が上昇すること」を喜び歓迎している人》は嫌いですと徹底していることは、マズないでしょう。
そうすると、「株や投資で儲けを得る人たちの行いのことを労働なき利益として徹底的に嫌う」と単純に表現していても、それは表現を単純化しているだけで、実は「株や投資で儲けを得ることばかりに気が向いていて、人としての行い、社会正義、人権、いたわり、愛情、いつくしみ、社会環境の整備、地球の未来などには一顧もしないように見える行いを、労働なき利益ばかりを重視する行為みなして、そのような行為を徹底的に嫌う」というような人もいるのではないかと想像も出来ます。 
http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/20 …
行き過ぎた「道徳なき商業」「労働なき富」を、どのように制御していくべきなのか。人間が人間らしく幸福に生きていくために、どのような経済が、政治が、社会が、教育が望ましいのか。さらに、日本は、アジアの中で、世界の中で、国際社会の一員として、どのような国として歩んでいくべきなのかなどについても、今年だけでなく、5年後、10年後、次世代、その次の世代の社会までも考えるようすべきだ。 利益や損得のことは大事だけれど、自分や自企業、自業界、自地域、自国の利益・損得ばかりではなく、もっと広く考える哲学、理念、政治をすべきだと考えているのでしょう。 《行き過ぎ・やり過ぎ・単眼・固執・我執》を嫌う人は少なくはないです。
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太陽と水と土の力を借りて、ほとんどその力で儲けることを労働と


信じているからではないでしょうか?

同様、物を作って貨幣に変え利益としているものにとって
ディスプレーと電話だけで儲けるというのは許せないと考えるからでしょう。

あるいは、人から税金を巻き上げ、暮らしやすい社会をつくるのに努力しているのに、
株や投資で金儲けするなんてふざけてると思うからでは。
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自分の不遇に対する行き場のない怒り、ではないでしょうか。

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