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これを間違いだとするサイトが結構あるようですが、その理由を見ると、明らかな勘違いがあるようです。
たとえば、ある質問で紹介されている以下2つのサイト。
≪最近多い誤用敬語≫http://keigo.livedoor.biz/archives/292251.html
【「いただく」は自分の行為に対して使う謙譲語なので、本来は相手の行為には使いません。】だそうですが、そもそも「ご来店いただく」は相手の行為ではない、ということを理解していません。
「来店」は相手の行為ですが、その「来店」という相手の行為を「いただく」のは自分の行為であり、謙譲語を使うのが当然なんですけどね。敬語に対する理解不足なのでしょう。
≪言ってはいけない日本語≫https://books.google.co.jp/books?id=q05RlG5NHjsC …
【「いただく」も「くださる」も相手の行為に対する尊敬語だと勘違いしている人が多い】と書かれていますが、勘違いしているのは、むしろ著者のほうでしょう。理由は1と同じですので繰り返しませんが。

ただ、これら2つのサイトは、「本日はご来店いただきましてありがとうございます」に関して、「あきらかな間違いではありません」「あきらかな間違いではない」と明言しています。
ところが、これらのサイトを参考にしつつも、「間違いだ」と主張する方も中にはおられるようです。
「好ましくない」と言いたいなら、個人的趣味の問題として理解できますが、「間違い」かどうか、という問題とは分けて考える必要があるんですけどね。
それはさておきますが、間違いだ、あるいは好ましくないとする理由として、「相手が来店したという行為ではなく相手が来店した事実に対して礼を言っているから」と述べる方もあるようです。
たしかに、「相手が来店した という事実」を「わたしがいただいたこと(そうした状況になっていること)」に対して「ありがとうございます」とお礼を言っているわけで、こうした構図は一応理解しておられるようです。
しかし、この構図が間違いだ(好ましくない)とするなら、次の例文についてはどう解釈なさっているんですかね。
前置きが長くなり恐縮ですが、質問は次のとおりです。

【質問】
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』

これは、「相手がくれた」という行為ではなく、「相手がくれたもの」に対してお礼を言っている構図ですが、これは間違った、あるいは好ましくない表現なのでしょうか。
『こんなにたくさんお菓子をくださいましてありがとうございます。』
『こんなにたくさんお菓子をくださりありがとうございます。』
のように言い換えるのが正しい、あるいは好ましいのでしょうか。
自分がもらったたくさんの「お菓子そのもの」に対して感謝したければ、「いただきまして(いただき)ありがとうございます」と言えば良いし、「お菓子をくれたという相手の行為」に感謝したければ、「くださいまして(くださり)ありがとうございます」と言えば良い。
どちらが正しいとか間違っている(好ましいとか好ましくない)とかいう問題ではない。
このように思うのですが、みなさんのご見解をお聞かせください。

質問者からの補足コメント

  • 質問文の記述について、すこし補足修正いたします。

    「相手が来店した という事実」を「わたしがいただいたこと(そうした状況になっていること)」に対して「ありがとうございます」とお礼を言っているわけで、

    という箇所は、

    「相手が来店した という結果」を「わたしがいただいたという状況になっていること」に対して「ありがとうございます」とお礼を言っているわけで、

    のようにするほうが分かりやすいかもしれません。

      補足日時:2016/07/02 14:00
  • 紛れがないように少し修正します。

    ×
    自分がもらったことに対して、「うれしい」とか喜ぶのはわかるが、お礼を言うのはおかしい、という理屈。


    自分がもらったことに対して、「うれしい」とか喜ぶのはわかるが、そのことをお礼を言う対象とするのはおかしい。お礼を言う対象は、あくまで「相手がしてくれたこと」であるべき、という理屈。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/07/05 19:55
  • #5さんへの補足です。

    >そもそも、相手の行為をさしおいて、自分の行為にありがとうと言っているのが間違っていると言っているのです。

    『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』という表現をあなたはお認めになったわけですが、この文は、
    (「くれた」という)相手の行為をさしおいて、自分の(「いただいた」という)行為にありがとうと言っていることになります。
    なぜ、こちら(だけ)は正しいのですか?

      補足日時:2016/07/05 20:01
  • >●「ご来店いただきましてありがとうございます。」について。
    「来てもらう」という言い方は、私の感覚では「呼ぶ」「呼び付ける」「呼び立てる」といった感じです。自分が相手に連絡して来るようにさせる行為。相手の自発ではなくこちらの働きかけによる。
     例:「エアコンが壊れたので業者に来てもらった」「法事でお坊さんに来てもらう」

    非常に興味深いご見解で、大変参考になりました。
    たしかに、そうした要素を含んでいるかもしれませんね。
    ただ、これは、単に解釈の問題ではないか、という気がします。
    「来てください」と直接的に頼んだり呼びつけたりしたわけではありませんが、たとえば、「ぜひご来店ください」などの宣伝文句を日常的に使用しているはずで、つまり、常日頃から不特定多数の顧客に対して来店依頼をしていると解釈すれば、「こちらの働きかけによる」と言えそうな気もしますが、いかがでしょう。

    No.7の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/07/06 00:17
  • #9さんへのお礼に関して修正と追加です。

    [ 修正 ]
    ×
    この場合の「ニ」は着点を意味する用法ですよね。

    「いただき」の場合の「ニ」は着点を意味する用法ですよね。

    [ 追加 ]
    「くださり」の場合の「ニ」は動作の対象を表わす用法と思います。
    なので、
    ・こんなにたくさんお菓子を子供たちニくださいましてありがとうございます。
    は違和感が生じにくいのでしょう。

    No.9の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/07/06 01:33
  • >「あなたの来店」という行為をわたしがもらったという構図ですが、もらうという行為にすると、「あなた」限定と伝えることは、難しいです。
    その行為をした人が、「あなた」ではなくても、他の誰かでもこの構図は成り立ちます。

    この論理は無理があると思いますねえ。
    それを言うなら、「ご来店いただきましてありがとうございます」の場合でも、「あなた限定」でなくても使える。
    これはなぜかと言うと、そもそも「くれる」は相手だけではなく「相手側(に属すると判断可能な人)」の動作に使い、「もらう」は自分だけではなく「自分側(に属すると判断可能な人)」に使う動詞だからです。
    なので、
    ・「(あなたのお母さんが)ご来店くださいまして~」
    ・「(息子の店に)ご来店いただきまして~」
    といった構図が可能になる。
    ただ、来店している本人に言うわけで、「あなた限定」と捉えるのが一般的な会話でしょう。
    下段へ続きます。

    No.12の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/07/06 17:57
  • >普段は、「お中元、ありがとうございます。」と言っています。「くださいまして」を使うと相手にすごく感謝している感じがするので、普段の日常にも使っていきたいと思います。

    「お中元を上げる」という相手の行為自体に対するお礼であり、あなたがもらったことに対する喜びや有り難さが希薄である。
    相手は、このような印象を受けるはずです。
    「くれた」のだから、礼儀として、その行為に対して一応謝意を述べているような印象を与えかねない、ということ。
    「もらった時、わたしはとてもうれしかったですよ。ありがとう!」というニュアンスで、
    「先日は、お中元をいただき、ありがとうございます。」とするほうが上位の謝意を表明することができます。
    下段へ続きます。

      補足日時:2016/07/06 18:09
  • つまるところ、「くださいまして」は、相手がくれた時点までに限定した謝意ですが、「いただきまして」は、相手がくれて、さらに、それをわたしが受け取った時点まで、すべて包括した状況に対して謝意を述べているわけです。
    こうした構図を考えてみた場合、端的には、「くださいまして」は冷静な表現、「いただきまして」は感情のこもった表現と言えるかもしれません。
    #9さんによると、「いただきまして」のほうが自然に感じる人が多いそうですが、こうした無意識的な理由が根拠として働いているのでしょう。
    もらった瞬間の嬉しかった自分の気持ちを熱く伝えることを好む、といった感じですかね。
    ただ、なんども申し上げていますが、あくまでシチュエーション次第です。
    それぞれの場面(気分)に応じて使い分けていけば良いのであり、どちらかひとつに拘ると不自然な印象を与えてしまうことが必ずあると思いますよ。

      補足日時:2016/07/06 18:24
  • 上段、#12さんへの補足に誤植がありました。
    訂正させてください。

    ×
    それを言うなら、「ご来店いただきましてありがとうございます」の場合でも、「あなた限定」でなくても使える。


    それを言うなら、「ご来店くださいましてありがとうございます」の場合でも、「あなた限定」でなくても使える。

      補足日時:2016/07/06 19:34
  • >(2)相手への感謝ではない?
    >(3)誰に話しかけている?

    この辺りは、エイケスさんに極めて近い感覚をお持ちのようです。

    >どれも感覚的な問題・感じ方の問題なので、文法的な誤りのような万人に共通する問題ではないですね。

    この点をしっかり押さえていただいてるようですので、これ以上のことは申し上げることもなさそうです。

    No.19の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/07/09 01:04

A 回答 (40件中31~40件)

説明不足ですみません。


「お菓子ありがとうございます。」であるなら、正しいということを言っています。
自分の行為が含まれてませんから。

「お菓子いただきましてありがとうございます。」が違和感があり、間違いです。
お礼は相手の行為に言うもので、自分の行為には言いません。

自分の行為ではない「お菓子いただけてありがとうございます。」「お菓子くださってありがとうございます。」「お菓子いただき有り難く思います。」「お菓子いただき感謝します。」は、前後のつながりもよく、正しい表現です。

同じように、
「ご来店ありがとうございます。」は正しいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「先日はお中元をいただきまして、どうもありがとうございます」
これなんかもダメなんですね?
「先日はお中元をくださいまして、どうもありがとうございます」
「先日はお中元をくださり、どうもありがとうございます」
などとするのが正しいのですか?
本当に、これで自然だと感じますかねえ?
本当に・・・???
冷静に考えてみて、どうです?

お礼日時:2016/07/06 02:42

No.3でコメントした者です。



 質問の意図をハッキリさせるために、回答者が質問するのはアリですよね。
 回答者が先行コメントにコメントするのもアリでしょう。
 ただ、同じ人が一方だけはダメとかゴネるのは、単なるわがままなのでは……。
 ただでさえ反応する気になれないようなホニャララなコメントなのに、書いた人がそういう態度なら、スルーするのも自由ですよね。

 この場をお借りしてまず、No.4の方のコメントの前半に関して。
 話し手が直接伊達(直人)様と話しているのなら、基本的に(伊達様ガ)も(伊達様ニ)も不要でしょうね。さらには(子供たちニ)(子供たちガ)もないほうが自然でしょう。この「お菓子」の例文は、とくに不要な気がします。

 で、本題なんですが。
 これに関しては、当方は理屈で考えるのを放棄しているところがあります。
 すでにリンクを張ったNHKのサイトがわかりやすいと思います。

【「教えてくださり」? 「教えていただき」?】
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/ …
================引用開始
  「教えてくださりありがとうございます。」⇒○「教えてくれてありがとう。」
一方「いただく」に対応する「もらう」では、同じように言いかえることはできません。
  「教えていただきありがとうございます。」⇒×「教えてもらってありがとう。」
このように、もともと「教えてもらって~」とはふつうは言わないのだから「教えていただき~」も変なのだ、というのがその根拠になっています。
================引用終了

 そう書きながら結論は下記です。そりゃそうでしょうね。
================引用開始
現状としては、どちらかといえば「教えていただき~」のほうがよく使われており、「教えてくださり~」という言い方は自分ではしないという意見が、やや多くなっています。ですが、両方とも正しい言い方です。
================引用終了

 これに比べると「敬語の指針」の書き方はちょっとわかりにくくて……。
 ただ論理展開は同じでしょう。

 こんな大御所的なサイトが論理的な説明を放棄しているのに、当方に説明できるとは思えません。
 理由はハッキリしないので、どういうときに適・不適が分かれるのか、閑雅て見ました。
 当方が書いた「前提」と2つの「条件」は、見たことのない書き方です。大御所を差し置いて、自信満々に断言したら、単なる●●です。当然断定しない書き方になります。自分でも疑心暗鬼でしたが、徐々に確信が強まってきています。

 ほかの信頼できるサイトも軒並みOKなのに、それでもXだと言われてもねぇ。そりゃよっぽど画期的で論理的な反証があれば別ですが。主観以外に根拠としてあげているのは、著者名もない雑学本と、それをパクッたとしか思えないデタラメサイトでは、どう言えばいいのか……。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

1.
>質問の意図をハッキリさせるために、回答者が質問するのはアリですよね。
 回答者が先行コメントにコメントするのもアリでしょう。

根拠のない主張(というか強弁)や罵詈雑言以外であれば、個人的には何でもアリです。

2.
>理由はハッキリしないので、どういうときに適・不適が分かれるのか、

まず確認なのですが、
『こんなにたくさんお菓子をくださいましてありがとうございます。』
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』
どちらも可能、ということで良いのですよね。
ガ格・ニ格については、これとは別の問題でしょうが、日本語表現においては、基本的には、わかりきった事柄、あるいは、敢えて言わなくても通じる(または、言うとくどくなる)事柄などご加えると不自然になる、ということだろうと思います。
シチュエーション次第で色々ありそうです。
お菓子をくれたのが伊達様であることを明確に示す必要がある(と判断した)場合は、(伊達様ガーくださり)や(伊達様ニーいただき)と明記し、そうでなければ不要。
お菓子をもらったのが子供であることを明確に表明したければ、(子供たちニーくださり)(子供たちガーいただき)と明記し、そうでなければ不要。

3.
>こんなにたくさんお菓子を子供たちニ{ください/△いただき}ましてありがとうございます。
※この場合、なぜ「いただき」が△なのかは不明。

この点についても、少し考えてみました。
まんざら不自然とも言い切れないように思うのですが、たしかに、他の例文と比較すると、若干の違和感が生じることは否めません。
この場合の「ニ」は着点を意味する用法ですよね。
「いただき」の場合は、「伊達様カラ」が隠された発点として無意識的に想定されているのだと思います。
しかし、それが明記されていないため若干の違和感が生じているのではないでしょうか。
・こんなにたくさんお菓子を、伊達様カラ子供たちニいただきましてありがとうございます。
のように、伊達様の従者?に伝えているシチュエーションなら、多少は違和感が減衰するような気もしてきます。
気のせいですかね。

お礼日時:2016/07/06 01:16

素晴らしい感覚をお持ちになった鉄やかんさんの回答が得られてよかったですね。



鉄やかんさんのおっしゃるとおりなのです。

「いただく」を使ってしまったら、後ろにつながる文は、自分の行為(動作)の範囲内におさめないと、つじつまが合わなくなるのです。
自分を主語にしてしまったからには、後ろにつながる文が、お願いしたり、ありがとうございますと礼いうのは、おかしいのです。
主語が私(自分)になったら、自分の行為にお礼をいうのは間違いです。前後のつながりで決まります。
「私が来店していただいたことは、ありがとうございます。」このような文章は、日本語として成り立ちません。

あなたが出す構図の前に、文章の成り立ち(つながり)なのです。

不本意ではありますが、「いただける(いただけ)」を使えば、この違和感が軽減できます。

「ご来店いただけ(て)、ありがとうございます。」なら、前の文が自分の行為ではないので、後ろとつじつまが合います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「私が来店していただいたことは、ありがとうございます。」このような文章は、日本語として成り立ちません。

当たり前でしょう。
だれが、そんなことを論点にしているんですか?
#5のお礼欄を、まじめに読み直した上で、しっかり応えてください。
もし、意味が不明な箇所があるなら、補足質問してくれれば良いですから。

>「ご来店いただけ(て)、ありがとうございます。」なら、前の文が自分の行為ではないので、後ろとつじつまが合います。

×「ご来店いただき、ありがとうございます。」
×「ご来店いただきまして、ありがとうございます。」
のような文は間違っているけど、
○「ご来店いただけ、ありがとうございます。」
○「ご来店いただけて、ありがとうございます。」
のような文は(ベストではないが)間違っていない。
こうおっしゃっるのですね?

お礼日時:2016/07/06 00:33

お礼を見ると、質問の趣旨としては、


 『「いただく」は相手の行為について使うものではない』は正しいのか?
ということでしょうか?


●『「いただく」は相手の行為について使うものではない』は正しいのか?
私は、「相手を主語にして使うものではない」だと思います。
例文:
 ・お客様が送っていただいた個人情報は当社の方針に従い適切に扱います。
 ・利用者の皆様が寄付していただければ、募金活動は1時間以内に終わるでしょう。
この場合、「いただく」は間違いで「くださる」でなければいけないですよね。(または「お客様“に”」「皆様“に”」。)
質問文のリンク先の言う、『「いただく」も「くださる」も、相手の行為に対する尊敬語だと勘違いしている』は、そのような場合の話だと思います。「お客様がご来店いただく」はおかしいという話。
でも質問文にもある通り、「店側がお客様にご来店いただく」と取ればおかしくない。
だから、リンク先でも「明らかな間違いではない」などと言っている。

のではないかなーと思います。


●質問文の例文について。
私であれば「こんなにたくさんお菓子をいただいてしまってすみません。」と言います。
 ・くださってありがとうございます。
   →相手の行為に対する感謝。
 ・いただいてしまってすみません。
   →相手に不利益を与えたことへの謝罪。自分だけが利益を得たきまりわるさ。

「いただきまして」と来たら、「すみません」と続くのが、私の感覚です。「いただいてしまって」がより自然。
「~くれてありがとう」「~もらって申し訳無い」という組み合わせ。

「ママー、おとしだまもらったー。」
「あらーすいませんこんなもらっちゃって。おじちゃんがお年玉くれたんだー。ほら、ありがとうは?」
「おじちゃんありがとー。」
こんなイメージですw


●「ご来店いただきましてありがとうございます。」について。
「来てもらう」という言い方は、私の感覚では「呼ぶ」「呼び付ける」「呼び立てる」といった感じです。自分が相手に連絡して来るようにさせる行為。相手の自発ではなくこちらの働きかけによる。
 例:「エアコンが壊れたので業者に来てもらった」「法事でお坊さんに来てもらう」

「呼び立てる」の場合だと「わざわざお呼び立てしてすみません。」が自然だと思うのです。「わざわざお呼び立てしてありがとうございます。」では変に感じます。自分で相手に手間を取らせておいて「ありがとう」は無いだろ、と思ってしまいます。

私の感覚では「来てもらう」≒「呼ぶ」「呼び立てる」なので、「ご来店いただきまして」と言われても、「こっちは店に買い物に来たのであってお前らに呼ばれたから来たわけじゃない。」という気分になります。
この辺は、「~させていただきまして」「いや許可した覚えは無い」に通じる感覚かもしれません。勝手に自分の行動を決めつけられる違和感というか。

これが例えば不良品の交換で店に呼ばれて行った場合。これなら店の都合で行ったことになるので「ご来店いただきまして」と言われてもおかしいとは感じません。
でも「ありがとうございます」がおかしいのは変わりません。

自分でもよく分かっていないのですが、「来てくれる」と「来てもらう」の違いは視点の変更以外の意味もあるということなのでしょうか。
「雨が降った」と「雨に降られた」のような。「降られた」の方は、単なる受動態ではなく被害・迷惑という別の意味を持つような。
「客が」が「店が」に変わっただけではない別の意味。


私の感覚ではそんな感じです。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

1.
>●『「いただく」は相手の行為について使うものではない』は正しいのか?
私は、「相手を主語にして使うものではない」だと思います。

「いただく」は謙譲語1ですので、おっしゃるとおりです。

2.
>質問文のリンク先の言う、『「いただく」も「くださる」も、相手の行為に対する尊敬語だと勘違いしている』は、そのような場合の話だと思います。「お客様がご来店いただく」はおかしいという話。

それは違うでしょうね。
「本日はご来店いただきましてありがとうございます」
について述べているわけですが、「お客様にご来店いただく」が間違いだと言っています。
「いただく」は補助動詞であり、構文上「ご来店いただく」はワンセットで把握する必要がありますが、その「ご来店」だけを捉えて「相手の行為」と考えること自体が勘違いだということに気づいていないわけです。

3.
>でも質問文にもある通り、「店側がお客様にご来店いただく」と取ればおかしくない。

せめて、この点だけでも理解してもらえれば助かるのですが、この点についても否定していますね。
「いただく」は謙譲語なので相手の行為には使えない、などと平気で言ってますし。
「これから先生にお話しいただきます」なども使えなくなってしまう、ということが全くわかっていない。
>リンク先でも「明らかな間違いではない」などと言っている。

という理由ではなく、ある程度使われているから仕方ない、といった程度の認識なのでしょう。

4.
>私であれば「こんなにたくさんお菓子をいただいてしまってすみません。」と言います。
 ・くださってありがとうございます。
   →相手の行為に対する感謝。
 ・いただいてしまってすみません。
   →相手に不利益を与えたことへの謝罪。自分だけが利益を得たきまりわるさ。

なるほど。
これは一理あると思います。非常に参考になりました。
ただですね、今回、肝心なのは、
→ ・いただきましてありがとうございます。
   →相手の行為によって自分が恩恵を受けたことに対する感謝。
というニュアンスを表明するのは間違い、あるいは不自然なのだろうか?
という点です。
ここが論点ですので、お示しいただいた例文は秀逸と思いますが、それとは別にお考えいただければ。
補足欄に続きます。

お礼日時:2016/07/06 00:00

この場をかりて意見させていただきますが、1311tobi回答者は、他のネットの記事をデタラメと非難しておいて、あなたとあなたのブログが最もデタラメでしょう。



回答なのに、他のサイトをみて、感想を言っているだけ。この方の回答は、不確かさがあふれている回答です。

●ガ格が明言されていないからOKなのでは。
●ニ格もガ格もない方がずっと自然に感じます。

感想文ですか。

他の回答でも、
●単なる主観といって、それを回答にする。

●ただ、、いくつかの条件がそろったときに「〜いただく」「〜ください(くださる)」が同じように使えるようです。と言っているのに、条件が2つしかない。

●「この条件についてクダクダ考えたり、なぜそうなのかを考えると非常にメンドーなことになります。だから当方はその部分はカ省略しています。」の発言

いいかげんで、でたらめすぎです。
考えても分からないから、逃げています。

上の条件のように、なぜそうなるかがわからないのに、
条件1) 主格(ガ格限定でもいいかも)が明言されていないこと
条件2) ニ格がが明言されていないこと
と、たった二つの条件をあげている。
しかも、この2つなのでは。と不確かな表現で終わっている。
あなたの回答は、何が正しいと信じたらいいのか分からない状態になっています。

さらに『理屈で説明するのはメンドーなので、当方は「そういうものだ」と考えています。』
個人限定のいいかげんな感想回答。

曖昧すぎるあなたに、他のサイトを批判する資格はありません。
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明らかな勘違いをしているのは、あなたですよ。



私がサイトを引用すると、他のところで批判をあげていますね。失礼な話です。

そもそも、相手の行為をさしおいて、自分の行為にありがとうと言っているのが間違っていると言っているのです。

「してもらってありがとう」と「してくれてありがとう」の違いが分からないあなたは、勘違いの罠からぬけ出ることはないでしょう。

お菓子(物)と人間の行為は違うのですよ。この区別もレベルが高かったでしょうか。

あなたは、なぜ「ご来店いただき、ありがたく思います。」が正しいかが、分からないでしょうね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>お菓子(物)と人間の行為は違うのですよ。

なぜですか?
根拠を示さずに決めつけるのは子供のやることです。
いずれにせよ、あなたは、
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』
という表現はお認めになったことになる。
『ご来店いただきましてありがとうございます。』
と同じ構文ですよね?何が違いますか?
『相手の行為だから使えない』のに、『相手の所有物(お菓子)』なら、なぜ使えるのでしょうか?
ご自分でもおかしいと思うでしょ?
冷静にお考えになってみてください。

>あなたは、なぜ「ご来店いただき、ありがたく思います。」が正しいかが、分からないでしょうね。

「来店してもらったこと」を「(わたしが)ありがたいと思うこと」の対象とするのは妥当だが、「ありがとう」という声掛けの対象とするのは間違いだとおっしゃりたいのでしょう。
まあ、お気持ちはわかります。
この点については、前回もちょっと触れたのですが、接続助詞「て」の用法、あるいは連用形の用法を考えてみるとよろしいでしょう。
連用形には、「一旦文を中止して次の動作へつなげる」という用法があります。
接続助詞「て」は、大辞林の次の語釈が、たぶん、わかりやすいかもしれません。
一 ④ 並列・添加・対比などを表す。 「つよく-,やさしく-,ほんとにすてきよ」 「重要にし-,かつ緊急を要する議案」
http://www.excite.co.jp/world/j_dictionary/ITEM- …
特に、今回の場合は、【添加】の用法になりますかね。
いずれにせよ、「(声掛けの)対象」という用法だけとは限らない、という点が重要です。
「対象」という用法だけにこだわると、
「ご来店いただいてありがとうございます」は、たしかに不自然な印象を与えてしまいますね。自分がもらったことに対して、「うれしい」とか喜ぶのはわかるが、お礼を言うのはおかしい、という理屈。
しかし、上記辞書の語釈に則って解釈すれば以下のようになります。
「あなたの来店」という行為をわたしがもらった。そのことに関して「ありがとうございます」という声明を添加している構図。
全く問題ないでしょ?

お礼日時:2016/07/05 19:50

この場をお借りしてまず、No.3の方にコメントします。



>こんなにたくさんお菓子を子供たちニ{ください/△いただき}ましてありがとうございます。
※この場合、なぜ「いただき」が△なのかは不明。
こんなにたくさんお菓子を伊達様ガ子供たちニ{ください/Xいただき}ましてありがとうございます。
こんなにたくさんお菓子を伊達様{ニ/カラ}子供たちガ{Xください/いただき}ましてありがとうございます。

 普通、ガ格、ニ格は不必要なことが多いのですが、この場合は「発話者」と,その相手「伊達様」だけであれば「格助詞」不要ですが、少なくとも「子ども」だけには「格助詞」が必要でしょう。「(伊達様ガ)子どもたちニください」「(伊達様ニ)子どもたちガいただき」( )内は省略可。

 さて、本題ですが最近気になることを発見しました。
==============引用開始

【解説1】「御利用いただく」は謙譲語I,「御利用くださる」は尊敬語である。つまり, 「(自分側が相手側や第三者に)御利用いただく」,「(相手側や第三者が)御利用くだ さる」という基本的な違いがある。しかし,立てるべき対象は,どちらも同じであり, また,恩恵を受けるという認識を表す点も同様であるため,どちらの言い方も適切に 敬語が用いられているものである。

【解説2】謙譲語Iの「御利用いただく」の使い方には,問題があると感じている人たち もいる。その理由としては,「利用する」のは相手側や第三者なのだから,尊敬語で ある「御利用くださる」を使うべきだということなどが挙げられているようである。

しかし,「御利用いただく」は,「私はあなたが利用したことを(私の利益になるこ とだと感じ)有り難く思う」という意味を持った敬語である。「利用する」のは相手 側や第三者,「御利用いただく」のは自分側,という点がやや理解されにくい敬語で あるが,自分側の立場から相手側や第三者の行為を表現した敬語であり,敬語の慣用 的な用法として特に問題があるわけではない。ただ,このような「いただく」の用法 に対しては,その受け止め方に個人差があり,不適切な用法だと感じている人たちも いる。
==============引用終了
1311tobiの書き出された「敬語の指針」(p.40)
この、
『【解説1】「御利用いただく」は謙譲語I,「御利用くださる」は尊敬語である。』
で『「御利用いただく」は謙譲語I』とはっきり言い切っています。これを読めば
「謙譲語」だから、少なくとも自分側の動作につくもので、相手側の動作につけてはいけない考えるのは、あり得ることです。
 更に問題なのは、私はこの言い方を「ご利用(なさって)=尊敬語」と「いただく=謙譲語」と理解して納得していたことです。これがまとめて「謙譲語」と言われると、「尊敬語」を内包した「謙譲語」という特殊なものを考えざるを得ないことになります。もし、格助詞を加えるなら、
 「皆様ガご利用(になって)いただき」ではなく、「皆様ニご利用していただき」なのかも問題になる、ということです。
 また、「相手の動作に謙譲語を使ってはいけない」という言い分もこの説明から発生しているとおもうのです。皆さんはどうお考えですか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「ご利用(なさって)=尊敬語」と「いただく=謙譲語」と理解

「ご利用」
になる・(さ)れる・なさる・くださる などの尊敬語補助動詞や助動詞と組み合わせれば尊敬語ですし、
する・申し上げる・いただく などの謙譲語補助動詞と組み合わせれば謙譲語1になる。
このように単純に理解していました。
つまり、「ご利用」は敬語ではあるが、それ単独では尊敬とも謙譲とも判別できない、と。

>もし、格助詞を加えるなら、
 「皆様ガご利用(になって)いただき」ではなく、「皆様ニご利用していただき」なのかも問題になる、ということです。

「いただく」は補助動詞ですので、構文的には「ご利用(になって)」と「いただき」を分けることはできないと思います。
(構文上)分けられない以上、「ご利用(になって)いただき」という行為(動詞部分)の主格は「皆様」ではなく「わたし」にならざるを得ず、「皆様(が)」を主格とすることはできない。
<敬語の指針>27ページ、謙譲語1の一般形に則り、
「皆様ニ 利用していただき」
「皆様ニ ご利用いただき」
どちらかになるでしょう。(「皆様ニご利用していただき」は不可)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/so …

> また、「相手の動作に謙譲語を使ってはいけない」という言い分もこの説明から発生しているとおもうのです。

こうした勘違いが実際多いわけですが、<敬語の指針>の記述どおり、『「御利用いただく」は謙譲語I』と言い切るほうが、むしろ紛れがないように思います。
むろん、構造的には分割できますが、構文上、あるいは意味上、「ご利用」という相手の動作と「いただく」というわたしの動作を分けることはできませんから。つまり基本的には、構文上、他の主格を想定することはできない。

お礼日時:2016/07/05 19:18

まず、「これら2つのサイト」ですかね。


 当方には、同じものとしか思えません。どちらかがパクっているので、実質上は1つでしょう。まぁ、この手のヨタサイトがいくつ同様の主張をしていても関係ないでしょうが。
 詳しくは下記をご参照ください。
【ネットにあふれるデタラメ記事(敬語関連) 事例13 間違い以前の問題】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12176607172.html

 で、本題です。
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』
 これも前回書いたのとほぼ同様(重言?)だと思います。
「もらいまして」にはしにくい(この場合はXではないでしょう。理由は後述)。
 ニ格(カラ格のほうが自然に感じる場合もあります)とガ格が明言されていないからOKなのでは。この場合、ニ格もガ格もない方がずっと自然に感じます。

こんなにたくさんお菓子を伊達様ガ{ください/Xいただき}ましてありがとうございます。
こんなにたくさんお菓子を子供たちガ{Xください/いただき}ましてありがとうございます。
こんなにたくさんお菓子を伊達様{ニ/カラ}{Xください/いただき}ましてありがとうございます。
こんなにたくさんお菓子を子供たちニ{ください/△いただき}ましてありがとうございます。
※この場合、なぜ「いただき」が△なのかは不明。
こんなにたくさんお菓子を伊達様ガ子供たちニ{ください/Xいただき}ましてありがとうございます。
こんなにたくさんお菓子を伊達様{ニ/カラ}子供たちガ{Xください/いただき}ましてありがとうございます。


「ご来店いただく」が「ご来店もらう」にはできないのは、「縮約形」(菊地氏の用語)だからでしょう。
 正確には「ご来店になっていただく」なんだとか。
 後半部だけ敬語を外すと「ご来店してもらう」。これは非常に多い誤用の例らしく、「して」を外さなくてはなりません。このままでは外しようがなく、「来店してもらう」にするしかないでしょう。
「お菓子をいただく」は「(お)菓子をもらう」にできます。あくまでも「文法的にはできる」という話で、実際には相当不自然でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

1.
> ニ格(カラ格のほうが自然に感じる場合もあります)とガ格が明言されていないからOKなのでは。この場合、ニ格もガ格もない方がずっと自然に感じます。

そういう面はありそうですね。

>正確には「ご来店になっていただく」なんだとか。

そのようですが、二重敬語ではないでしょうがクドイ印象が強くて、個人的には違和感を覚える表現です。

> 後半部だけ敬語を外すと「ご来店してもらう」。これは非常に多い誤用の例らしく、「して」を外さなくてはなりません。

そうですね。
の謙譲語1に関する<敬語の指針>27ページ、
【一般形の主な例】
・お(ご)……する 。
・お(ご)……申し上げる 。
・……ていただく。
・お(ご)……いただく。
を正しく理解していればそういうことも無くなるんでしょうが、まだまだ普及していないのかもしれません。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/so …

2.
>「お菓子をいただく」は「(お)菓子をもらう」にできます。あくまでも「文法的にはできる」という話で、実際には相当不自然でしょう。

『こんなにたくさんお菓子をもらってありがとうございます。』
これが不自然になる理由としては、前回も触れましたが、
(イ)こうした【構造的には】上位の謝意であるにも拘わらず、「もらって」という非敬語を使っている。(つまり、意図との解離が生じている)
ということがあると思います。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9318338.html(#11お礼欄)
いずれにせよ、「もらって⇒ありがとう」という構文は不自然ですね。

3.
件のサイトの場合、「来店していただく」という表現は「来店」が『相手の行為だから使えない』と言っていることになるはずです。
そこで、これが勘違いであることをわかりやすくするため、
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』
という例を提示した次第。
『相手の行為だから使えない』のなら、『相手の所有物(お菓子)』でも使えないはず。であるなら、
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』
という表現を使わないんですかね。

お礼日時:2016/07/05 18:44

【補足:「くださる」】


「くださる」の場合は,行為者を立てるという一般の尊敬語の働きに加えて,「その行為者から恩恵が与えられる」という意味も併せて表す。例えば,「先生が指導してくださる。」「先生が御指導くださる。」は,それ(=「先生が指導すること」)が有り難いことである,という表現の仕方になる。

【補足:「いただく」】
「いただく」は,上に述べたとおり,謙譲語Ⅰであるが,謙譲語Ⅰの基本的な働きに加えて,恩恵を受けるという意味も併せて表す。例えば,「先生に指導していただく。」「先生に御指導いただく。」は,それが有り難いことである,という表現の仕方になる。

5 「いただく」と「くださる」の使い方の問題
【17】いつも,「御利用いただきましてありがとうございます。」と言ったり,書いたりしているのだが,「御利用くださいまして」の方が良いのだろうか。どちらが適切なのだろうか。
【解説1】「御利用いただく」は謙譲語Ⅰ,「御利用くださる」は尊敬語である。つまり,「(自分側が相手側や第三者に)御利用いただく」,「(相手側や第三者が)御利用くださる」という基本的な違いがある。しかし,立てるべき対象は,どちらも同じであり,また,恩恵を受けるという認識を表す点も同様であるため,どちらの言い方も適切に敬語が用いられているものである。
【解説2】謙譲語Ⅰの「御利用いただく」の使い方には,問題があると感じている人たちもいる。その理由としては,「利用する」のは相手側や第三者なのだから,尊敬語である「御利用くださる」を使うべきだということなどが挙げられているようである。しかし,「御利用いただく」は,「私はあなたが利用したことを(私の利益になることだと感じ)有り難く思う」という意味を持った敬語である。「利用する」のは相手側や第三者,「御利用いただく」のは自分側,という点がやや理解されにくい敬語であるが,自分側の立場から相手側や第三者の行為を表現した敬語であり,敬語の慣用
的な用法として特に問題があるわけではない。ただ,このような「いただく」の用法に対しては,その受け止め方に個人差があり,不適切な用法だと感じている人たちもいる。また,「御利用いただきまして…」と「御利用くださいまして…」のどちらが適切か,どちらが丁寧か,という判断や感じ方についても個人差が大きいようであるが,基本的には,どちらもほぼ同じように使える敬語だと言ってよい。

上記は、「敬語の指針」からの引用です(たぶん著作権上の問題はないでしょう)。私は「敬語の指針」を金科玉条とするものではありませんが、この件に関しては必要十分な説明と思っています。

驚きなのは、この程度のことを理解できない人、誤解している人、曲解している人が多いということです。でも、どこのアホが書いたかわからないようなサイトのインチキ解説にいちいち噛みつくつもりもありません。

唐突ですが、この件に関してhakobuluさんは世の中の有象無象にお伺いを立てる必要もないし、議論する必要もありません。締め切って終わりにしましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

<敬語の指針>に書いてあるとおり、
>このような「いただく」の用法に対しては,その受け止め方に個人差があり,不適切な用法だと感じている人たち

は、たしかにいらっしゃる。来店したという相手の行為を直接的に「来店してくださり」と尊敬語で表現するのが適切だ、という見解なのでしょう。
それはそれで、個人の感覚ですから自由だと思うのです。しかし、こうした主張をする人は、「来店していただき」が文法的に間違っていると言っているわけではない。
「来店する」という相手の行為をわたしがいただく、という構図が成立することは認めた上で不適切だと言っている。

しかし、【「いただく」は自分の行為に対して使う謙譲語なので、本来は相手の行為には使いません。】といった認識は、それ以前の問題であり、完全な勘違いと言わざるを得ません。
なぜかというと、「来店していただく」という表現は「来店」が『相手の行為だから使えない』と言っていることになるからです。
そこでわかりやすくするため、
『こんなにたくさんお菓子をいただきましてありがとうございます。』
という例を提示した次第。
この場合、「お菓子」は『相手の所有物』だから「お菓子をいただきましてありがとうございます」とは言えない、という理屈になってしまう。
これはおかしいですよね?
という疑問を投げかけたわけです。

お礼日時:2016/07/04 22:16

文法でも、体言から始まり助動詞、助詞が最難関と思っていたら、そのあとで習うのが敬語、謙譲語なんですね、さらに難関?。


先日も、為すの受け身、なさるを尊敬語と受け取った書き込みがありました。
来店いただき・・・、ではなく、お店に来ていただき・・・・、だとどうなるんでしょうね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>来店いただき・・・、ではなく、お店に来ていただき・・・・、だとどうなるんでしょうね

これもダメだと言っていることになりますよね。
「来て(来る)」のは相手の行為なのですから。
おそらくご本人も普通に使っているはずですが、理屈から入ってしまって「使えないはずだ」と勘違いしているのだと思います。

お礼日時:2016/07/04 21:57
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