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心療内科と精神科の違いはなんですか?

A 回答 (6件)

だいたいがここの回答者たちのように考えているんだろうね。



で、心療内科とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%A6%8B …
この方が創設者。
池見先生、メイヨーに留学していたんですね~。
で、創設の場。
http://www.hosp.kyushu-u.ac.jp/shinryo/naika/11/ …
この始めの案内に書いてありますね。
「発症や経過に心理的因子が関与する身体疾患(心身症)の治療を行っています」
対象疾患は下にあります(あくまで九大の場合)。

ここで言う「身体疾患」とは主に内科疾患のこと。
例えばどんな病気があるか?

例。
気管支喘息。
アレルギーや外因以外で、メンタルから発症または治療を妨げる場合が少なくありません。
例えば小児喘息で、親が過保護にするあまり身体も心も成長せず、依存心が強く独立心が養われない。
子供が発作をおこすたびに運動を制限したり身の回りの世話を焼く、自分で病気を克服しようという気を起こさない。
逆に子供が依存するならば、発作を起こすことで母親が優しくしてくれる、という、不安を和らげる利得を身に着けてしまった。
人には深層心理があります。
「意識」に対する「無意識」の世界。
こちらのバランスが崩れると自律神経のバランスも崩れます。
夜間などで副交感神経が活発になり、気管支の壁の筋肉が収縮すれば気道が狭まり喘息発作です。
中学生が
「このまま次の体育で持久走をしたら発作が起きるに違いない。」
の思い込みによる不安が、本人の予想(不安)通り発作を引き起こす。

薬では治しにくい。
そして親も子も自分で元気になろうとする治癒力を出さない。
小児科でも大人になってからの呼吸器科でも難しい。

ここで心療内科は
「なぜ自立しない(できない)」「自ら病気と対峙しない」「病気でいて何が利得か」「なぜ親は自分の子から離れられないか」「なぜ治そうと本気にならないか」
を自分で考えさせ気付かせる。
何に依存しようと、最後には病気そのものに依存してしまう。
親離れ子離れ(=自立)し、親と子が一人で生きていく決意をしたら治療は半分終わり。
生きる覚悟は親子関係に限らない。
過去のトラウマも同じ。
効果は人によりさまざま。
他の病院で重症な患者が心療内科で適切な処置とカウンセリングを受けることで、一気に発作が無くなり薬も減って退院から普通の生活に戻る例も多いです。
信じられないでしょ。
これが心療内科の面目躍如。
ストレッサーから離れる転地療法も似たものですが、(無意識の中の)原因を解決しない限り元の場所に戻れば再発します。

他に、若い女性の摂食障害がありますね。
拒食と過食、自然に適度に食べることができない。
「食」を過大に意識しすぎる。
「太る」、この2文字に恐怖を感じ、食を断つ。
体重が30キロを切り、自分の脚では移動できず車椅子に乗ったまま
「ふん、私を治療できるものならやってどらんなさい。
アンタたちには屈しないから。」
と医療従事者と対峙するかのように、落ちくぼんだ眼窩の中でギラつく瞳が印象的。
食べないことが生きる手段です。
それしか自分の存在価値を見出せない。
反対にストレスから食べて食べて食べて食べて食べて、皮下脂肪にするか、胃液とともに吐き続け。
太る、という醜態は目に入らない。
便所で吐く、も食後の習慣となる。
デザートは自分の胃液です。
どちらも、自分ではどうにもならない。

食べたくても食べられない患者さんもいましたよ。
「何で食べないの?」
と聞いたら
「昔、悲しい想いをした。
当時のことが忘れられず、何を口にしても悲しい涙の味しかしない。
だから何も喉を通らない。」
でした。
この方はじきに天国に召されました。
だって食わ(え)ないし。
こうなると心療内科(食べる)と精神科(死なない)の両方からのサポートが必要。

特に九大では他の病院ではまず治療のできないⅠ型糖尿病を併発している患者さんがいます。
たかが糖尿病と侮るなかれ、Ⅰ型に摂食障害が加わると、対処を誤ると即死です。
家族がそろって外出し、戻ったら居間でこと切れていた女性もいます。
心療内科で、一部の特定の病気では「死」はとても身近です。

内科疾患の無い精神病患者なら、自殺を防げばまず死なない。
(心は死にますが)

ただ心療内科といっても九大病院のような頂点ばかりじゃない。
医師であれば心療内科の「看板」を掲げる自由があります。
他の回答のように世間では敷居の低い初心者向けの精神科、とイメージされているから、客(患者)は多い。
保険診療では診療報酬を多く請求できるので、美味しい商売です。
Ⅰ型併発の摂食障害のような即命にかかわる病気はまずないので、雨後のタケノコ心療内科では
「じゃ、この薬をしばらく試してみましょう」
の決め文句でだいたい大丈夫。

わかります?
九大含め心療内科の医師は心身医学を学んだ「内科医」です。
なのでメンタル面からのアプローチで内科疾患の治療はできますが、精神疾患は治療できませし、原則として対象疾患からは除外です。
これが両者の違いです。

九大なら全国から心療内科の医師が研修に来ますよ。
多いのは旧国立病院系、今は独立行政法人ですね。
全国の独法の心療内科なら、たぶん何人かはここで研修を受けたと思います。

ちなみに私は九大で長らくお世話になったし、以降は独法の病院でお世話になりました。
私の行く病院の心療内科では
「自殺志向が少しでもおありの患者様は当科で対応できません。
隣の精神科の窓口に行ってください。」
との張り紙があります。
うつ病で自殺しようとしたり、リスカが止められない患者が心療内科を「敷居の低い精神科」と思い込み受診しないよう注意喚起。
私の主治医も自分の範疇ではない検査や判断では、私を精神科の外来へ回し、精神科医や心理療法士のアドバイスをもとに内科の病気の治療を行います。

最初に書いたいきさつを理解できれば、内科の病気でない自殺志向、リスカ、うつ、双極性、ADHD、アスペ、これらが心療「内科」で対処できないのはわかりますよね。
心療内科では、本来の内科疾患が治癒すれば自然とメンタル面の問題は解決していきます。

でも、雨後のタケノコ心療内科(特に個人の開業医)では、せっかく来た客を他の病院へ行かせるなど、決してしません。
かかった魚は逃さない。
で、良くなるどころか悪化、または薬漬けから離れられない患者が増えるんです。

心療外科、心療眼科、心療皮膚科、心療産婦人科、心療歯科、心療獣医、心療カイロプラクティック、心療パチンコ、心療暴力団、心療警察、心療温泉、心療ドン・キホーテ、心療ユニクロ、心療スタバ、心療風俗、心療高校(大学)、心療政党、心療航空、心療ハイブリッド自動車、心療うまい棒、etc…
いずれ、現れますよ。
みんな「心療」の2文字が大好きで、あとに続く文字など見ないんですから。
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大まかには同じです。

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精神科だと偏見の目でみられるので、カモフラージュとして出来たのが心療内科。

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両方とも受診したことがある精神障害者です。



気分障害は精神と身体の両方に不具合が出るわけですが、精神からアプローチするのが精神科で、身体からアプローチするのが心療内科です。ただ、実際には厳密な区分はなく、精神科と心療内科の両方の名称を掲げている病院も多く、同等と考えて良いです。
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精神科は心の病気を治すところ


心療内科は、心の病気によって発症した体の病気がある場合です。
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