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小学校の書き取りの基準となる漢字の表記は「教科書体活字」によるとされていました。ところが、「止め」「跳ね」「払い」について、此の度発表の学年別漢字配当表(文部省発表)は「ゴシック体」に取り換えられています。これでは全ての「払い」の姿が曖昧にされました。又、全ての縦画も止められています。このように漢字の書き方(表現)についての過度の規制の功罪について皆様はどのようにお考えかご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

「止め」「跳ね」「払い」、もういらない。



柔道じゃナインだから。メダル取ったし、ゆるしてよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/09/02 09:02

「過度の規制」とは何をさしておっしゃったのか、よく分かりません。


「教科書体」から「ゴシック体」に変えられたことをいうのなら、私は見当違いだと思います。
 「常用漢字表」も最初から(細い)「ゴシック体」でした。それに対して「小学校(とりわけ低学年)の教科書はその名もずばり「教科書体」でした。ところが、これが「一種の規制」の役割をしていたのです。教師も「教科書に書いてある字が正しい書き方だ」と思い込み、生徒もそう思い込んでた「ふし」が有ります。
 しかし、「常用漢字表」の解説を読むと、フォントのデザイン差による違いは無視してもよいという考えで貫かれています。例えば「吉(キチ・よし)」は一般的には「上が長く、下が短い」のですが、逆の長さで書く人もあり、場合によっては、「上が長いのが『キチ』で、上が短いのが『よし』だ」と使い分ける人さえあります。しかし、これも正しいとはいえないが、書き上がった字は間違いではない。「天」も上長、下長両方あり得ます。
 今回、文化審議会、国語分科会の漢字小委員会が出した「指針」もほぼ従来の方針を確認したものと思われます。(一部違いはあるようです。)
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この回答へのお礼

丁寧なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2016/09/03 18:46

>此の度発表の学年別漢字配当表(文部省発表)



学年別漢字配当表(教育漢字表)が改定されたのでしょうか。文部省発表とは2001年の中央省庁再編以前の情報でしょうか。
「此の度発表の学年別漢字配当表」を確認できる情報源を教えてください。
一般人が参照可能なもので、公式な印刷版の漢字配当表の書体(字体)を確認できる「画像情報」があればベストです。

現行版は平成23年4月から施行されているものですね。
小学校学習指導要領(平成20年3月28日 文部科学省告示第27号)
https://www.nier.go.jp/guideline/h19e/index.htm

学年別漢字配当表に関する別のページ(内容は上記と同一)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youry …
「ホームページ上の学年別漢字配当表の漢字の字体については,実際の小学校学習指導要領における学年別漢字配当表の漢字の字体とは異なります。」という注意書きあり。

改定版の常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)に追加された漢字のうち、府県名に使用されている20字を教育漢字に追加する文部科学省の案が中央教育審議会に示されたとの報道が今年5月頃にありました(文科省のWebサイトでは確認できず)。
これから配当する学年などを検討して、2020年(平成32年)からの新しい学習指導要領に反映させるとのことでした。その具体的内容が公表されたのであれば、ぜひ見てみたいと思います。


下記についても、公式な印刷版の「画像情報」で見てみたいと思います。
>「ゴシック体」に取り換えられています。

常用漢字の「とめ・はね・はらい」については、今年2月の文化庁報道発表がちょっとした話題になりました。
「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」
(平成28年2月29日 文化審議会国語分科会漢字小委員会)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodoha …

この指針を「とめ・はね・はらいの廃止」と短絡的に解釈して騒ぎ立てている人が少なからずいたようです。
きちんと読めば正しい意図はわかるはずですが。

もともと、当用漢字表でも常用漢字表でも「とめ・はね・はらい」などの細かな規定や制限はしていないし、厳格な運用などは求められていません。今回の指針は考え方の明確化であって、方向転換などではないはずです。

小学校の学習指導要領では「漢字の指導においては,学年別漢字配当表に示す漢字の字体を標準とすること。」と規定されていますが、これを金科玉条として、「とめ・はね・はらい」の細部にわたって厳格な指導をしていたのは教育現場の責任(勝手な運用)だと思います。
「標準」と「許容範囲」について適切に判断できない教師が、判断の根拠を「学年別漢字配当表の字体」に責任転嫁しているだけではないかと。

ということで、「(文部科学省の)過度の規制の功罪」を問うのは筋違い。
問うべきは「教育現場での正しい理解と適切な運用」ではないかと思います。

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参考までに、「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」から、
漢字の正誤の判断の関するQ&Aの見出しだけを以下にピックアップしておきます。

第3章字体・字形に関するQ&A
1 基本的な事項に関する問い
(1)(2)(3) <省略>
(4)漢字の正誤の判断について

Q21 漢字の正誤をどう判断するか
常用漢字表の考え方では,漢字が正しいか誤っているかを,どのように判断するのですか。
A 骨組みが過不足なく読み取れ,その文字であると判別できれば,誤りとはしません。

Q22 緩やかな基準でよいのか
常用漢字表では,漢字を書く際のとめ,はね,はらいなどについて,緩やかな考え方が示されていますが,その結果,どのような書き方をしてもいいということになってしまわないでしょうか。
A どのような書き方をしてもいいということではありませんが,漢字の骨組みに影響しないような細かな違いやずれなどは,その文字の正誤に関わらないと考えています。

Q23 正しい字形をきっちりと教えるべきではないか
漢字は,正しい字形を,きっちりと教える必要があると思います。そのような考えは間違っているでしょうか。
A 漢字には,一つだけの正しい形があるわけではありません。そのことを踏まえた上で,より整った,読みやすい字を書こうとする気持ちは尊重されるべきです。

Q24 常用漢字表は「標準」と「許容」を決めているか
書写関係の本では,学習指導要領の字形を「標準」とした上で「許容」の書き方を示していることがあります。常用漢字表には「標準」と「許容」という考え方はないのですか。
A 学校教育において示される「標準」は今後とも尊重されるべきですが,常用漢字表は,手書きの文字について,伝統的な漢字の文化を踏まえ,「標準」と「許容」を決めていません。

Q25 発達段階への配慮が必要な場合
6,7歳くらいの子供に対しても,点画の長さやとめ,はね,接し方などが「字体についての解説」のように緩やかに幅広く認められていることを前提に教える方がいいのでしょうか。
A 相手の発達段階や実態に配慮すると,当指針に沿った指導が難しいことがあるでしょう。そのような場合にも,当指針の考え方をよく理解しておいていただきたいと考えます。

Q26 学校のテスト等との関係
児童が漢字の書き取りテストで,教科書の字とは違うものの「字体についての解説」では認められている形の字を書いてきました。このような場合は,正答として認めるべきなのでしょうか。
A「児童生徒が書いた漢字の評価については,指導した字形以外の字形であっても,指導の場面や状況を踏まえつつ,柔軟に評価すること」とされています。
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この回答へのお礼

懇切、丁寧なご意見まことにありがとうございました。ご指摘の点を踏まえて研鑽に励みたいと思います。

お礼日時:2016/09/06 16:04

とめはねはらいについては全く問題を感じませんが、教科書体からゴシック体に変わるのは手書きの形が分からなくなる問題があると思います。


「辶」「北」「芝」あたりの手書きと活字で形の違う文字をきちんと教えられるか不安です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。同様の不安を感じます。以後研鑽に励みたいと思います。

お礼日時:2016/09/06 15:57

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