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GLUT2がフルクトースを運ぶのにグルコーストランスポーターというのは何故ですか?

A 回答 (1件)

GLUT2は、「グルコース・フルクトース・ガラクトースなどのトランスポーター」と呼ぶ方が正しいと思います。


基質特異性の低いヘキソーストランスポーターというような言いかえもできると思います。
ただ、グルコースを輸送することに変わりはないので、グルコーストランスポーターと言っても誤りではありません。
GLUT2は、基質特異性の低いヘキソーストランスポーターでありますが、グルコースの輸送活性はあるからです。
また、GLUT2が他のヘキソースも輸送する可能性も考えられます。

トランスポーターの中には、基質特異性が広いものがありますが、多選択性の(ジェネラル)トランスポーターというような言い方をしたりすると思います。
アミノ酸の場合、多選択性アミノ酸トランスポーター(ジェネラルアミノ酸トランスポーター)というような言い方になります。

トランスポーターは、このように、ほどほどにいろんな基質を輸送する場合が多くありますから、その場合にどういう輸送基質のトランスポーターであるか名前をつけるのは難しい場合があります。
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この回答へのお礼

すごく良くわかりました。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2016/10/05 05:54

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