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下記は、神社で掲示してあった唱える文です。
 *
祓え給い
清め給え
神ながら
守り給い
幸え給え
 *
質問は、”給い”と”給え”の使い分けの意図を教えて下さい。

A 回答 (3件)

祝詞の現物を書いておきます。


下記は神社で六月や一二月に行われる「大祓詞(おおはらひのことば) 」の最後の一行です。

きょうのゆうひのくだちのおおはらひにはらひ《たまひ》きよめ《たまふ》ことを もろもろ《きこしめせ》とのる   (読み方)

今日の夕日の降の大祓に祓《給ひ》清《給ふ》事を 諸々《聞こし食せ》と宣る   (本文)

きょうの夕日が西に沈むころに行われている大祓で祓い清めてくださることを諸々にお聞き届けくださいと申し上げるのです。 (口語訳)

上記の内(口語訳)《給ひ》が「連用形」で「中止法」の使い方。《給ふ》は「連体形」で「事」にかかっています。《聞こし食せ》は「命令形」で、このように神に向かって「命令形」を使うのが、祝詞(のりと)の特徴です。「のる」とは古代語で「いう・告げる」の意味。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
別な祝詞を頂きました。私のは、近くの熊野系と日吉系の神社からで、同じ詞でした。
連用形と連体形とになるのですね。
<このように神に向かって「命令形」を使うのが、祝詞(のりと)の特徴です。>
現代人(私だけかな)にとって、神に、命令(形)を発するのは、躊躇してしまいます。

お礼日時:2016/11/03 19:56

「給ひ(い)」・・・「給ふ(う)」の連用形


「給へ(え)」・・・「給ふ(う)」の命令形

いえば、全部「給え」でもかまわないんです。
しかし、祓うことと、清めることは連なるので、連用形を使っているまでです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<全部「給え」でもかまわない>
のですね。しかし、修辞上、
<連なるので、連用形を使っている>
のですね。

お礼日時:2016/11/02 14:30

”給い” 連用形です、連用中止法といって、いったん区切ってその後の文に繋がっていきます。



    ~してくださり、(その上でさらに)~してください。

”給え” 命令形です。ここで文が終わります。  してください。

祓え給い 祓ってくださり、
清め給え 清めてください。
神ながら 
守り給い 守ってくださり、
幸え給え 幸せを与えてください。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
”い”は連用形で、
<いったん区切ってその後の文に繋がっていきます。>
なのですね。その結果、”え”は、両方の文の命令形になるのですね。

お礼日時:2016/11/02 14:24

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