準・究極の選択

私たちが英語を読む場合、普通 日本語に訳しながら読むことが多いかと思います。
この方法で、スピードは落ちるものの 文学でも ジャーナリズムでも 学術書でも ほとんど対応できると思います。でも、いつまでも その方法に頼っていては 脳内思考回路が英語になりませんよね。
そして、 脳内思考回路が英語になっていないと難しいもの1つに 英語をベースに新しい外国語を学習することが挙げられると思います。つまり、フランス語やスペイン語などを 英語の訳と説明の付いた教材を使うことです。英語がある程度読めても この方法は脳内思考回路が英語になっていない限り 遅かれ早かれ頓挫せざるを得ないと思います。
そこで質問です。脳内思考回路を英語にするには どうしたらいいでしょうか?
とりわけ、 英語をベースに新しい外国語を学習することを視野に入れて考えようと思います。

A 回答 (1件)

私の妻は英語ネイティヴです。

 日本人が英語を翻訳として解読していくやり方は、伝統的なもので過去の私もその通りでした。

確かに語順が異なるので難しくはありますが、これは母語日本語でも同じです。

日本人でも口下手の人がいます。 話すことをじょうすに組み立てられない人がいますが、じゃ、その人の思考が貧弱ということにはなりません。 また世の中には、口下手でも、類稀なる文学作品を書いた人は多くいます。

モノリンガルにはわかりにくいと思いますが、モノリンガルでも、心に思い描いたことは完成度の高い日本語ではありません。 美しい景色を見て、美しい花を見て、美しい女性を見て、それが文学的な言葉として思い浮かぶことはなく、その時の風景またはイメージをそのまま心に感じていて、のちに、それを無理に言葉にしているはずです。だから、感じたことがらは言葉ではかなり表現が難しいというか、現実は言葉で感覚は表現できませんよね。

外国語もこれに同じで、単なるそのイメージを日本語語彙と日本語文法で話すか、英語語彙と英語文法で話すかの違いです。 また、これは何度も鍛錬練習して自動化されるモノです。私も英語で話している時は、日本語と同じで全然英語を意識していないし、また翻訳もしていません。英語は英語のまま理解し、記憶はなぜか日本語になっています。 このあたりは、比重を占める言語が何かにより、英語圏に住んでいれば、そちらの方が能率が良いので英語で記憶しているようですが、日本に住んでいると、英語の会話も、記憶はなぜか日本語です。 これは脳が能率のよい方向に自然にしているのだと思います。

さて少し外れましたが、英語は慣れればそんなに難しい言葉ではありません。 スペルが難しいぐらいで、ヨーロッパの言語では、偶然にもかなり簡単な言葉です。 

その上で、やはり言葉は使わない限りは、じぶんのモノとはなりません。 簡単な例でいうと、this is a pen. i love you. see you again. これらなど、英語をモノにしていない日本人ても、訳さないはずです。 訳さなくても理解できるからです。これが極度に自動化されたのが、外国語としての英語が話せて聞ける人たちです。

昨晩、妻が、子供にオンラインで英語を教えていましたが、こちらのカメラが生徒側に写っていなく、この状態では幼い子供に英語は教えられないと、相手の日本人英語教師に妻が言っていましたが、彼女は、妻の英語が聞き取れていなく、見当はずれの返事をしていました。 「生徒側で、こちらのカメラ映像が見えないので教えることができない。 パソコンの操作がまずいと思うので、そちらで生徒のパソコンの不具合を修正して欲しいと」言っているのですが、英語教師でも、ネイティヴが話す英語が聞き取れないのは、極めて一般的です。 特に綺麗な英語を話す人は、妻も「英語が聞き取れる」と判断して、そのつもりで話していても、現実は、聞き取れていない先生が多いです。

こればかりは、英語放送をたくさん聞いて、また自分自身でも英語で話すような訓練を絶えず続けない限りはむりです。

単に日本人は本物の英語に常日頃触れていないし、そういう機会もほとんどないのが英語教育を悪くしているげんいんだし、翻訳解読という過程を常に置いているのも、進歩しない原因です。

英語で考えて英語で聞いて、英語で話すことは、そういう訓練を毎日絶え間なく続けていない限り難しいと思います。 ただ慣れれば、英語圏の放送はほとんど聞き取れ意味も日本語と同じようにわかるようになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/28 07:26

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