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ステンレス鋼と超高速工具鋼の違いについて教えてください。
錆、強度の違い。
メリット、デメリットなど詳しくわかればありがたいです。

A 回答 (3件)

使われる物にもよります 堅く丈夫で整形しやすいが融通の利かない金属です


工具や工業製品では 規格内に収まれば最大の成果を発揮する金属です
鋳造ですが 強度(硬度)が高いため補える能力の金属です。

分かりやすくフィードバックされてる物としては 包丁です
超高速工具鋼(ハイスの進化形)では 軽く(強度があるので薄く出来る)堅く扱いいやすい(砥石で研磨しやすい)
ただ撓らないので使い辛い 
職人は鋼の撓り 今までの感覚を重要視します
出刃のように大きな力で使う物には最大の力を発揮します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。超高速工具鋼についてのご回答としての理解でよろしいですかね。

お礼日時:2017/01/28 12:31

適材適所


 ステンレスと言っても、代表的なものだけでも、オーステナイトのSUS304、フェライトのSUS430、マルテンサイトのSUS304などがある。
 超高速工具鋼という言葉は一般的ではなく、たぶん高速度鋼の一種類ではないかと。高速度鋼にも色々ありますが、オーステナイト系ステンレスのように靭性が高い鋼材に加工するときには、コバルトを含む高速度鋼が使用される。

 まず目的があるはずですから、それを元に性質の優先順位を決定してから、JISの鋼材規格と、価格表を検討することになる。
JIS規格( http://www.jssa.gr.jp/contents/products/standard … )
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ステンレスにもいろいろあるんですね。
JIS規格参考にしてみます。

お礼日時:2017/01/28 12:35

高速工具鋼というのは高速で金属材料を切削加工にする為に発展していった鋼です。


一般的には高速度鋼(ハイス)とよばれています。
切削時に高温になると軟化したりするのを防ぐためにCr、W、Mo、V等の合金元素を添加することにより、高温での硬さや靭性を確保しています。
超高速度鋼というのは一般的に定義がある言葉ではないです。JISでは JIS G4403 に13種ほど規格があります。
この他に同じ用途で超硬合金の材料があったり、表面処理により硬さを強めたりしているものがあり、
鉄系のものであれば、それらを超高速度鋼というのかもしれません。

ステンレス鋼はCrを添加することにより表面にクロムの酸化物を造り耐食性を向上させた合金のことです。
開発当初は9%のCr添加から始まったのですが、今は10.5%以上Cr含有とされているようです。

こちらは更に用途が細分化されていて、大きく分けると5種くらいになります。
マルテンサイト系ステンレス、SUS420等、刃物に使います
フェライト系ステンレス、SUS430等、そこそこの強度と耐食性を持っています
オーステナイト系ステンレス、SUS304、316等、約18%以上のCrと8%以上のNiの添加により、より耐食性に重点を置いたステンレス鋼です。食器でよく見かけます。
析出硬化型ステンレス、SUS630 Cr15-17.5%、Ni3-5%、Cu3-5%、Nb0.15-0.45% 熱処理により結晶組織中に析出物を析出させることで高強度と高靭性を求めた、特殊な用途で使う。
二相ステンレス、SUS329J1等、23%Cr、6%Ni、3%Mo等があり、油井の部材に使いその環境で耐食性が良い。
等があります。
ステンレスは種類も多く、同じステンレスという括りの中に性質の違うものが何種類もあり、適材適所に使っていますね。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/28 16:27

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