dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

初めまして。ローバーミニのフロントアッパージョイント(ナックル?)ブーツの交換方法を教えてください。
ハイローキットは付いていますが、ラバーコーンコンプレッサーは持っていません。
やはりラバーコーンコンプレッサーが必要でしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

Hi-Loでゴムばねが外せるかどうか?は走行距離によります。



※ゴムばねは、体積や重量に対する荷重吸収量が大きく、そのメリットを狙ってミニに採用されたワケですが、しかし荷重をかけっぱなしだとカンタンに永久歪みが残ってしまいます。
 だからゴムばねはミニ以降あまり普及せず、通常は全く荷重を受けず、大荷重のみを吸収するバンプラバーには現在でも盛んに使われているワケです。

※ミニのラバーコーンは、走行距離で2万km辺りから目に見えて変形し始め、5万kmも走ると全長の10~20%程度が変形して車両姿勢を保てなくなります。(Hi-Loキットとは、元々このゴムばねのヘタリを是正する為に開発された装置で、別にシャコタンにする為に作られたワケではありません。実際’60年代には、ミニはノーマルのゴムばねと車高のままダンパーだけ交換してサーキットやモンテカルロの山中を走り回り、アルファロメオやポルシェ、ランチア、ロータス、MG、トライアンフ等の本格的スポーツカーと戦っていました。要するにミニのサスは、単なるファミリーカーの仕様でレースやラリーでも十分な性能を発揮していたワケで、これは非線形特性の強いゴムばねがあったからこそ、でした。)

・・・っというワケで、ヘタリが大きい古いゴムばねであればHi-Loキットをメ一杯緩めると外せますが、経験的には6~8万kmも走っていてゴムばねがヘタリ切っている場合のみです。
 ばねコンプレッサーナシでやってみて、外れなければばねコンプレッサーを購入するというのも手ですが、ばねコンプレッサーがあれば、Hi-Loを緩めて折角車高が出ている現在のセッティングを崩すこともありませんし、そもそもミニのゴムばねはクラッチやブレーキ同様定期交換部品なので(ヘタって車高が出なくなったゴムばねは硬化しており、ばねとしての機能が低下してミニ本来の優れたロードホールディングが得られません)、今後もミニに長く乗ろうとお考えなら、ばねコンプレッサーは購入しておいてもよいと思います。

 などとゴムばねの話ばかりになりましたが、

>ローバーミニのフロントアッパージョイント(ナックル?)ブーツの交換方法を教えてください。

 ブーツが切れている場合、ガタがなければブーツを交換するだけで済みますが、浸水している可能性大なのでBJ(ボールジョイント)ごとゴッソリ交換した方がベターではあります。
 っというワケでとりあえずBJ交換まで述べますが、そうなるとヤッカイなことにミニでは、BJはアーム側でなくアップライト(=ナックル。独立懸架では正確にはアップライトと言います)側に装着されています。

※アッパーだけなら、理論的にはアッパーリンクを外すだけでもBJを交換出来ないことはないはずですが、後述するドームナットを緩める作業が手強く、アップライトを完全に車両から取り外した方が作業が確実です。

※BJは巨大なドーム型ナットでアップライトに固定されていますが、コイツの対面サイズが38mmだったか・・・とにかく巨大で、そこらで売ってるスパナやメガネではサイズがありません。またかなり固く、自在スパナ(モンキー)やパイプレンチなどでも回すのは困難です。(自在スパナで回そうとすると、工具が壊れそう・・・なほど固いです。)
 ワタシはこのサイズの工具を作ってもらいましたが、専用工具を買ってしまうのが確実です。(ただ専用工具は長さが足りず、ドームナットにかけてからハンドル部分を巨大な銅ハンマーでブッ叩く、という危険な作業を行わなければなりません。叩いた瞬間工具がナットから外れたら・・・おぉ~コワイ。このサイズのソケットが入手出来たら、メチャクチャ長いアームも使えるんですけどね。)
 尚、これだけ固いナットを回すので、アップライト全体は巨大な万力で確実に固定しておく必要があります。

※新品のBJは、ボールのプリロードをドームナットにカマせるシムで調整する必要があります。
 シムを入れ一旦組み立て、スタッド部分をグリグリ回して作動の重さを確認し、軽すぎたり重すぎたりしたらまた分解してシムを入れなおして・・・を繰り返してベターなプリロードを模索します。(作動が軽すぎるとすぐにガタが出て、逆にキツ過ぎると焼き付いてやっぱりガタガタになります。)

※BJのプリロードがいい感じにセッティング出来たら、後は組み立てるだけですが・・・新品のBJだと初期なじみでガタが出るケースがあります。
 組み立てたあとしばらくは作動を確認し、ちょっとでも怪しかったらまた分解してシムを入れ直さなければなりません。
 更にヤッカイなのがアッパ側のBJという点で、こちら側はロワと違いボールにプリロードをかけているばねが入っていないので、初期馴染みでガタが出易い様です。

・・・っとここまで読んで、如何でしょう?ばねコンプレッサーやドームナット工具を買いこみ、万力がなければそれも借りるか購入するかして、更に頻繁な分解~組立のシム調整・・・これらの作業と設備投資を想像したら、結局ミニ屋にマル投げした方が結果的に安く済むし安心だと思いませんか?
 勿論、古い英車を維持するには自分で出来ることを増やした方がよいですし、そういう作業も太古車を所有する楽しみではありますが・・・正直なところ、ワタシは(自分で出来る知識と工具を持っていて、実際にいろいろやって来ましたが)もう面倒くさくてウンザリ、と作業しながらいつも考えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御礼が遅くなってすみません。
詳しく教えていただきありがとうございました。
コンプレッサーなしでやってみてダメなら・・・と、考えながらやってみたら、なんとか分解できて作業は完了しました。
以前、別件でミニ屋に相談したら、簡単な作業まで高い工賃を見積もられて、信用できません。
自分でやったらブーツ代1個250円ですみました。

お礼日時:2017/05/24 14:00

参考になるか分かりませんがみんからに出てましたので一度見て下さい。



http://minkara.carview.co.jp/smart/userid/369313 …

ラバーコーンはハイローキットがあればコンプレッサーは無くても出来るみたいです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。
別のサイトでハイローでできなくてラバコンを使った・・・という記事があって、ちょっと不安です。

お礼日時:2017/05/10 23:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!