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日本の英語教育

最強わが国の英語教育の幼児化が国の後押しもあって加速化しているという話がどちらかといえば好意的に報道されていることに違和感と危機感を覚えるのですが、それは私だけでしょうか?言うまでもなく言語はその民族の文化そのもので、民族独自の思考を司る礎です。従って古来戦争で侵略された国はまず言葉を奪われます。
英語教育の行き過ぎた強化は、日本独自の言語を蔑ろにして、それを自ら進んで他国に差し出す愚挙としか思えません。この危惧はかつて夏目漱石が明治維新後の一時期、国内の教育現場に氾濫するお雇い外国人教師の存在に抱いたものと、同種のものです。数年前に楽天三木谷社長が社内日本語語禁止などで、大きく取り上げられた時も「目先の利益に目が眩んだ馬鹿者の集団」と腹が立ちましたが、言うても一企業のなかだけのことでしたので、何とか無視できましたが、最近は、特にお母さん方が好意的なこともあり、本当に心配です。確かに外国後習得は幼児期が理想的なのは認めますし、長じてからの英語教育に苦労させられたのは私自身記憶に新しいところですが、それは日本語と英語の思考の流れの差が大きい、つまり日本語がそれだけ独自なものであることの証でもあります。このような心配をしているのは私だけでしょうか?みなさんの意見をお聞かせください。

A 回答 (9件)

「言語習得は幼児期から」というのは「音」の問題があるからです。


日本語の母音は「あ、い、う、え、お」だけですが、他の言語ではこの母音の数が違います。
早いうちから耳を慣らすということの意味が大きいのです。

外国語の習得には、まず母語がキチンとしていなければなりませんし、話す内容を持っていなければなりません。
ここが疎かになっていては、結局外国語を使いこなすことはできないでしょう。

日本のこれまでの英語教育は間違っていたのです。
だから日本人はあれだけの時間英語をやっても話せないのです。
英語を使いこなせる教師が少なかったことも問題でしょう。

「幼児から英語を始めれば良い」という話ではありません。
いかに正しく語学習得のステップを踏むかです。
同時並行的に日本語の強化も必要でしょう。

今のままでは、結局教科の中の英語に留まって、テストの点数で評価されるだけになってしまいます。
これまでの形の対象が広がるだけです。

レポートが書けない、報告書が書けない、敬語が使えない、といった言葉の現状を考えると、「幼児からの英語」より「まず日本語」だと思いますけどね。
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この回答へのお礼

さっそくお返事ありがとうございます。外国語の習得には母国語の習得が不可欠、というお話に安心しました。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/22 13:06

> 特異なことばかり取り上げる特性上、英語教育のさらなる強化ば


> かりが聞こえてくるため、実際はそんなに日本語が蔑ろにされて
> いる訳ではないのかもしれませんが、日本語という精妙な言語を
> 使いこなすのは50過ぎになってもなかなか難しいと感じることが
> 多いので、正統な国語教育の強化を望みたいです。ありがとうご
> ざいました。

日本語教育そのものは極めて充実しています。現代の日本語だけで
なく、古文も教えられますし、日本語では大量の漢語が使用されて
いることを考慮し、漢文さえ教えられています。世界でこれほど国
語教育に力を入れている国は珍しいと思いますよ。高校できっちり
と国語を学べば、『枕草子』や『源氏物語』も読めるようになって
います。

一方、イギリスやアメリカの高校生は、800年前の英語を読むこと
はできないでしょうね。

Þā ic hām ēode, þā slēp ic. = When I went home, I slept.
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この回答へのお礼

重ねてのご回答ありがとうございます。ご丁寧な案内に、正直ホッとしました。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/23 11:44

この民族を徹頭徹尾、無知蒙昧化するための世界支配層の仕組んだ術中にまんまと嵌ってしまった結果です。


言語とは個人の思考そのものであり、その成り立ちを含め人格を形成する根本です。
それを根こそぎ無為にするような蛮行が果たして何を齎すのか。
バイリンガルなどはまさに見果てぬ夢、日本人としてのアイデンティティの崩壊は、この国の行く末を、未だ誰も知る由のない殺伐たる荒野へと変貌させる為への、まさにその一翼を担うことになりましょう。
偶さか無為無役の英文法知識を得意気にひけらかした所で、社会的には泡沫どころか何一つ実践的価値を生み出すことなど毛頭無い、宛らディレッタント無期懲役囚の如くを多数輩出する温床とも成り得ることは極めて容易に想定されます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。この種の陰謀説も一理ありますが、この考えに陥ると結局思考の袋小路に陥るので、その視点のみ参考にさせていただき、あまり踏み込まない様にしています。でもある種の戦略に組み込まれている流れとして、誰の陰謀でしょう?私は日本の本当の不倶戴天の敵はアメリカだと思っています。先の対戦で彼らが行った東京大空襲や原爆投下などの無差別大量虐殺は決して忘れません。今は紳士面してますが、人皮剥けばか国内では相変わらずの黒人差別。アジアが一つにまとまらない様に、裏で中国韓国と日本が揉める様に画策しています。彼らが北朝鮮の核に怯えている昨今の状況を少しいい気味だとも感じています。(日本での人体実験や原爆開発の途中で核の恐怖を骨の髄まで熟知してますからね)

お礼日時:2017/05/23 08:59

日本での英語は「学問、知識人の道楽」現代の日本人は日本語もまともに話せない。

応対用語ですら知らない。 お客様から電話を受け「もしもし」と言ったら,ビジネスマナーでは失格。 応対検定試験なら「もしもし」の一言で失格。 でも「もしもし」がなぜ悪いかわかりますか?

少し考えて見てください。 現代の日本人は敬語も使えないし、日本語もかなり誤用しています。

英語も同じ。 「ベビーカー」「チャイルドシート」一見英語だけど英語ではそう言わない。 そのような和製英語が山ほどあり、私も英語と信じて和製英語を使うことがあります。

電気のコンセントは100%通じません。

>それは日本語と英語の思考の流れの差が大きい、つまり日本語がそれだけ独自なものであることの証でもあります

数千年数万年前に別々国で自然発生し独自の道をたどったのが言葉、言語です。 日本語が独自なのではなく「外国語はどれも独自」です。

can I have chopstics?
can I take chopstics?

どう違いますか? それとも同じですか?
haveの文は「箸を取ってくれませんか」takeの文は「箸を根こそぎ、かぱっらていいですか?(英語は間違いです)」

私は英語教師です。
私が英語教師です。

この二文どう外国人に説明しますか。

「本が一冊あります。」

すぐ質問が外国人から出ます。

「本が一本あります」これでいいと思う。 本の助数詞なのに、なぜ「一本」は間違いなのですか?

同じように完了形(現在、現在完了、過去、過去完了など)も英語圏の人は完全に意味の違いがわかるけど、説明できるのは英語(国語)教師だけ。

言葉はツールでそれ以上でも以下でもない。 しかし日本の英語教育者は、学問、高度な知識と信じている。

だらだら書きましたが現実です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そうですね。英語が単なる言語(ツール)ではなく、それが導き入れる他国の学問や文化と混同されているため、日本は古来より海外の文化を取り入れるのに「筆授」によってきた伝統も手伝って、必要以上に英語編重になってるんでしょうね。これをもう少し客観的に見直して盲目的な英語偏重に歯止めをかけてほしいですね。

お礼日時:2017/05/23 09:49

私も日本の英語教育の幼児化が加速化しているという話がどちらかといえば好意的に報道されていることに違和感と危機感を覚えますが、理由は質問者さんのとは違います。



私が危惧している理由は、「母語で構わないから人種を問わず公平にコミュニケーションをとろう」という大切な教育が蔑ろにされがちだからです。具体的には、「その人がどの国の人であれ、英語力の優劣でその人自身を判断することがあってはならない」という点などが優先的に教えられるべきで、さらには、おりをみて「見た目が外国人風だからといって英語が喜ばれるわけではない(その人の母語が英語以外の、例えば日本語やフランス語かもしれないし、日本語を学習中で英語の練習台にされるのは迷惑であるなど)」という点も教えられるべきです。

したがって、幼児期からさまざまな文化や人種に触れる機会が加速化するのなら歓迎で、それがひいては、自分の文化および言語への愛や、外国語への健全な興味にもつながる可能性があると私は考えています。

ちなみに、30年前はもっと外国語教育が多様でした(例えば英語以外の外国語による大学受験が可能でした)し、少なくともここまで「米語」に偏っていませんでしたよね。確かに何ごとも一本化すれば合理的ではありますが、おっしゃるとおり、言語は思考の流れと直結していますので、米語以外の言語や思考体形があるのを子供たちには知ってほしいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そうですね。母国語(日本語)をもっと自信を持って話すべきですよね!
私は国内で外国人に話しかけられたら、少し偏屈かなと思いながらも、日本語で返事するようにしています。他文化を体験しにきてるならそれが礼儀だと思うからです。
昔の方が外国語の選択が多様だったという話も新鮮でした。私も母国語という地盤がかたまってからなら他文化体験として多様な外国語に触れるのは有意義だと思います。ありがとうございました!

お礼日時:2017/05/23 09:15

近頃のフランスでは語学教育が盛んになっていて、幼少時より英語、


スペイン語、フランス語などを学びますし、日本語を選択できる高
校も存在します。でも、母国語であるフランス語の習得の妨げには
なっていません。幼少期であれば、人は複数の言語を習得できる十
分な余力を持っているのです。

日本における英語教育の問題は、むしろ、英語が進学においてあま
りに重視されすぎていることでしょう。数学や物理学の才能が優れ
ている人が、工学部への進学を目指していて、英語力の不足で受験
に敗れてしまうようなことがあれば、それはもったいないと思いま
す。フランスでは、大学院大学への進学の際に重視されるのは国語
(フランス語)、数学、歴史であり、外国語はさほど重要視されませ
ん。また、一般の大学にはそもそも入学試験がありません。

私が思うに、英語を幼少期から教える一方、外国語学部など以外の
学部の受験科目から省くのが、日本の多くの若者をもっと幸福にし、
かつ、国力の充実に寄与することでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そうですよね、現在英語が国際公用語であるとはいえ、日本国内の英語教育偏重は国際的にみても異常ですよね。ニュースが
特異なことばかり取り上げる特性上、英語教育のさらなる強化ばかりが聞こえてくるため、実際はそんなに日本語が蔑ろにされている訳ではないのかもしれませんが、日本語という精妙な言語を使いこなすのは50過ぎになってもなかなか難しいと感じることが多いので、正統な国語教育の強化を望みたいです。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/23 09:26

おっしゃる通りだと思います。

このような考えの方がここにもいらしたことを喜んでおります。
母語は、その人のアイデンティティの形成に欠かせないものであり、思考力の基盤です。母語教育なしの外国語教育はあり得ず、しっかりとした母語教育こそが外国語教育の成功の基でもあると思います。
日本人が英語を話せない、ということは、歴史的には幸せなことなのですよね。戦争に負けたとき、アメリカの植民地にされていたら、今、みんな英語、ペラペラですよ。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございます。私の方こそこの様に同じ意識を持たれた方がいらっしゃると分かって心強く、嬉しく思います。ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/22 12:14

私も気にはかけていますが、心配するほどではない、と思っています。



理由
まずなんといっても、日本の経済が巨大なことです。日本のGDPは世界第3位、そのうち80%ぐらいまでを内需で稼いでいます。つまり、外国に出なくても8割は稼げるわけです。これを逆に見れば「外国に出て行かなければならない仕事は日本の2割しかない」ということでもあります。

その程度なら、楽天やユニクロなどのグローバル展開企業が英語化してもさほど問題になりません。

次に、日本は高度な教育が自国語で行える数少ない国の一つである、ということです。自国語で最先端技術などを学習できるのは、欧州諸言語・欧州語を転写できるロシア語などのキリル文字言語・漢字で表すことができる東アジア言語・アラビア語ぐらいです。
 日本の大学は最先端研究を行っていても日本語で意見交換ができます。論文は英語にする必要がありますが、何十年とやってきたことなので問題にはならないでしょう。

そして最後は日本語は外国語の吸収率の高い言葉であること、です。今でこそ「英語・英語」と騒いでいますが、江戸時代までは最高の書物が四書五経であり、これは中国のものだったわけです。これを原語で読めることを最高の英知として江戸時代までやってきたわけですから、今ならさしずめ「オックスフォードの教授と英語で議論できる」ぐらいのことでしょう。
元々、日本は「外国の知識や思想をどんどん取り入れる」ことで発展してきたのですから、それが英語になってもいいし、後100年ぐらいしたらアラビア語になっているかもしれないし、また中国語に戻るかもしれないわけです。

また、新しい言葉はすぐに日本語の中に埋め込めます。「コンプライアンス」なんてよくわかりませんが、カタカナで書けば取り入れられるわけです。なんなら「企業におけるcompliance の順守は株主対策としても重要」なんて、原語でそのまま書いても問題ないでしょう。これが日本語の強みです。

だから、日本語の根幹がそう簡単に崩れるわけないのです。


もっとも、私は「日本人が英語を話せるようになる」ことのほうが心配です。日本人は英語が話せるようになることには熱心ですが、英語で「何を話すのか」については不勉強です。
 一般的に英語を母国語としない人は、自国の優位性や強み、または歴史的な優秀性について英語で語れるものですが、日本人は全くダメです。ほかの国の人々が自国の優位性を語っている場所で「日本にはいいところがひとつもありません」なんて平気でいえるぐらいです。

謙遜は日本の美徳ですが、海外では通用しません。英語が話せるならこちらのほうを鍛えないと片手落ちでしょう。
ということで、英語教育よりも、そちらのほうが心配です。
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この回答へのお礼

さっそくの広範に亘る検証とお返事ありがとうございます。おっしゃる通り日本語の言語としての力強さと懐の深さは私も信頼を置いています。従って日本語が母国語として定着してからの英語教育には何ら心配してないのですが、日本語の基礎が固まる前に英語が流入してきた場合の弊害を心配しているのですが、回答いただいているように私の取り越し苦労なら良いのですが。。しかし日本の内需つて未だにそんなに高いんですねー。別の話になりますが、それやったらただ隣国というだけで韓国とそんな無理に仲良くせんでもええやん。常々国際的な体裁とアメリカの世界戦略上まずいでしょうが、暫く絶交すればいいと思っています。話はまたまた変わりますが、おっしゃる通り、英語ペラペラで何をしゃべったらいいか分からない人は確かに外国人の眼から見たら確かに気味でしょうね。まずは自分の国を良く知り伝えたい情熱を育むことですよね。そのためにも日本語を蔑ろにされたらたまりませんね!ありがとうございました!

お礼日時:2017/05/22 12:34

子供向け英会話教室は昔からあって、ありがたいことに私も行かせてもらいましたが、残念ながら何も残っていませんね。

幼少期の英語はあまり意味がないと思いますよ。英語が話せない帰国子女もたくさんいますしね。

前に、海外に出張が多い友人が一度英語で電話してるのを聞いたことがありますが、それはそれはひどい発音でした。それをからかうと、通じるからいいとのことで、なるほどねと思いました。確かに単語と文法は習うのですから、完璧な英語じゃなくても気にしないで話すことが大事で、ウジウジだまってるのがよくないんだろうなと思います。日本人は完璧にできないと恥だと考える人が多いですが、こと、コミュニケーションに限っては、そう思うのはよくないんでしょう。

社内を英語でと言うのは馬鹿馬鹿しいことだと私は思います。むしろ、経済活動の中心をになう会社の人達は、外国人に日本語を学んでもらおうという働きかけをするべきではないかと思います。ですが、日本人は周りに先んじて何かするのに二の足を踏みますし、その気持ちの障害をなくすために、会社をあげて英語しかダメとするのは、短期間にとどまる限りは良いのかなとも思います。

東京オリンピックのCMで、海外の女の子が私たちも日本語を勉強するから、あなたたちも英語を勉強してねと言ってるシーンを目にしましたが、それが国際交流の基本でしょうね。相手を知り、自分を知ってもらう。自分を知ってもらうには自分自身が自分について知らなくてはいけません。海外にホームステイに行って、自分は何も日本について知らないことに気づくというのは、あるあるネタであるようですが、それではいけませんね。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございます。おっしゃる通り日本語の素晴らしさをもっとみんな自覚して海外にアピールしてほしいですね。海外にも日本文学研究者は決して少なくありませんが。。
幼児の英語って、そんなに残らないものなんですか?おかげさまでちょっとホッとしました。私が一番恐れていたパターンは、日本の子供だと思って話しかけたら、いきなり英語で話し出されたら、どんだけゾッとするかと思っていました。

お礼日時:2017/05/22 11:02

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