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代替効果と所得効果によって個人の貯蓄と利子率の間の関係を説明してください。また、貯蓄が正の場合と負の場合に分けて考察してください。
という問題です。
代替効果と所得効果の概念は理解したのですが、それより先に進みません。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>つまり、貯蓄が正のときは、現金と貯蓄があり、利子率が上昇すると貯蓄を増やす。

(代替効果)それにより増えるであろう現金をさらに貯蓄に回す。(所得効果)ということでいいでしょうか。
また、貯蓄が負のときについてがいまだ理解できないのですが、解説お願いできますか。

No1を参照してください。異時点間の財の消費選択の問題は、同時点間の財Xと財Yの消費選択の問題と同じように分析できるのです。財Xの代わりに現在財(今期の財)C1、財Yの代わりに将来財(次期の財)C2と考えると、現在財の価格は1+r(=1+利子率)、将来財の価格は1なので、利子率が上昇するということは、現在財の価格が(将来財にくらべて)上昇することを意味し、代替効果は現在財の消費を抑え、将来財を増やすように働く(つまり、貯蓄=現在所得ー現在財の消費=Y1-C1を増やす)。一方、利子率の上昇は、貯蓄がプラスであるような個人にとっては、利子所得が増えるので、所得効果はプラス、つまり、現在財を増やすようにはたらくので、貯蓄を減らすように働く。どちらの効果が強いかによって、利子率の上昇の効果は貯蓄を増やす(代替効果がより強い場合)ようにも、貯蓄を減らす(所得効果がより強い場合)ようにもなる。一方、貯蓄が負である(つまり、現在財の消費が現在所得より大きい)個人にとっては、利子率上昇の所得効果はマイナス、よって代替効果も所得効果も、現在財の消費を減らす、つまり利子率上昇は貯蓄をふやすことになる。
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財Xと財Yの、2財モデルで、たとえば、財Xの価格PXが下がったとき、一定の(名目)所得をもつ代表的消費者の財Xへの需要がどうなるかは代替効果と所得効果で説明されることは理解できたのでしょうか?PXが下落すると、相対価格PX/PYが下がるので、この消費者は消費を財Yから財Xへ切り替えようとする(代替しようとする)力が働く、これが代替効果。

一方、一定の所得はPYの価格は一定のままPXの価格が下がったのだから、一定とされている(名目)所得の実質所得は高まる。実質所得が高くなると、財Xに対する需要は(Xが正常財なら)高まる。これが所得効果だ。両効果が相まって財Xへの需要はXが正常財(上級財ともいう)なら、PXが下がると増加することになる。
いま、この個人が一定の所得の代わりに、財Xと財Yの一定量を初期保有量として所有するときはどうなるか、財Xを横軸に、財Yを縦軸にとったグラフ(無差別曲線と予算線)を描いて考えてみてください。これがあなたの質問と関係があります。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
つまり、貯蓄が正のときは、現金と貯蓄があり、利子率が上昇すると貯蓄を増やす。(代替効果)それにより増えるであろう現金をさらに貯蓄に回す。(所得効果)ということでいいでしょうか。
また、貯蓄が負のときについてがいまだ理解できないのですが、解説お願いできますか。

お礼日時:2017/06/22 17:27

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