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錆のイオン反応式を教えて下さい!

Fe2+ + Fe(OH)2 → Fe2O3

とノートにメモしてあったのですが、おかしいです。正しいのを教えて下さい<(_ _)>

A 回答 (1件)

Wikiからの抜粋ですが、大気中で水分が存在する環境下での鉄鋼材料の腐食反応の一例です。


Fe2+ + 2OH- → Fe(OH)2
4Fe(OH)2 + O2 + xH2O → 2 (Fe2O3・xH2O) + 4H2O ← 結晶水の数が限定されていない、すなわち錆の種類は多数存在する。

鉄鋼材料の腐食反応は、大気中で常温付近、水分が存在、と限定しても非常に複雑で、赤錆と一口に言ってしまうのですが、
上で示したような生成物の他にも、結晶構造が異なるFeOOHが多数存在しています(上式の生成物との重複もある)。
反応の経路も多数存在しており、出来る錆も多種になります。
鉄鋼材料が置かれている環境の差で同じ赤錆と言われるものでも色が微妙に違っていて、私の恩師は色で大体の錆の組成が判ると仰られていました。
私は錆の色で区別が付くまで行けませんでした。

↓材料系の学会の論文ですが表1に主な鉄錆の種類がまとめられていますが、これだけではないです。
”こんなにたくさんの種類があるんだ”程度の理解で良いです。
http://www.kyoto-materials.jp/pdf/Abst2013_1.pdf …

鉄鋼材料が錆びていく過程は、本当は非常に複雑でノートのメモ書き程度で収まるものではないです。
鉄鋼材料と表現したのは、普通、一般に鉄と言っているものは鋼であることが多いからですね。

学校で鉄鋼材料の腐食反応をどのように習うのか私には判らないのですが、とりあえず教科書や参考書を調べてそこに書いてある反応式で覚えたほうが良いと思います。

鉄が錆びるのは、日常、目にするありふれた現象なのですが、説明するとなると難しいですね。
また、私は腐食関係の論文を集めて多数持っているのですが、今は押し入れの奥なのと、とても専門的な分野になりますね。
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