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 私は法学部を卒業しました。犯罪捜査を専門的に勉強してきたのですが、犯罪捜査の科学的な面に興味を持つようになりました。そこで法医学を勉強したいと思うのですが、こういう理由で医学部への学士編入というのは可能でしょうか?医学の世界に詳しいわけではないので私の勘違いかもしれませんが、法医学というのは医学の世界でもそれ程メジャーなものではないような気がします。どの大学でも勉強していけるものなのでしょうか?もしそうでないのならば、どの大学が法医学に力を入れているのかを教えてもらえたらと思います。

A 回答 (5件)

> こういう理由で医学部への学士編入というのは可能でしょうか?



 医学部への編入に関しては,カテゴリ-「教育 > SCHOOL > 大学&短大」の「QNo.92986 大学編入(医学部)の勉強について.(特に自然科学)」(参考 URL)で私が紹介したペ-ジが参考になるかと思います。

 医学部への学士編入は可能ですし,その場合に志望理由は問われません(もちろん,あまり突飛な理由であれば,問題でしょうが)。

 ただし,編入学試験のライバルは医者になる事を目的として勉強してきた人たちです。したがって,あなたもそれなりの勉強をしておかないと入学は困難です。

> どの大学でも勉強していけるものなのでしょうか?

法医学講座はどの大学でもあるはずです。とりあえず,あなたの志望大学をいくつか決めて,ホ-ムペ-ジ等でどの様な講座があるかをお調べになれば良いと思います。

 

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=92986
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syuririnさん。

はじめまして。医学部のことは良くわかりませんが、私のわかる範囲で回答致します。

>こういう理由で医学部への学士編入というのは可能でしょうか?
これは文句の付けようのない立派な志願動機だとおもいます。それにrei00さんが書かれているように
そもそも志願動機だけで落されることなどまずないはずです。

>どの大学でも勉強していけるものなのでしょうか?
大抵の医学部には法医学講座もあるはずです。
むしろ編入学試験を行なっている大学の方が少ないので、そちらの方から先に決める必要があります。
参考URL(一つ目)にはいろいろな医学部編入学情報サイトへのリンクがあるので参考にされると良い
と思います。

またsyuririnさんは法学部卒業ということなので編入学試験を受験できる大学はさらに限られてくる
と思います。これは編入学試験を行なっている大学の受験資格が理系学部卒業生に限られている
というわけではなく、受験資格として学部で生物学関係の単位を取得していることを条件としている
大学や、試験科目に生物・化学・物理などがある大学もあるからです。後者の場合は受験すること自体
は出来るので、もしそれらの科目に自信があるのなら挑戦してみるのも良いかも知れませんが。

参考URLの2つ目のサイトは文系出身で医学部の編入試験に合格された方の体験記です。

ただし各大学で行なっている研究はあくまで医学としての研究であり、研究室の先生によって研究テーマ
は違いますが、大抵は基礎医学的な研究であってsyuririnさんの御期待に沿えるようなものかどうかは
わかりませんから、あらかじめ各教室に問い合わせてチェックしておきましょう。

また編入学であれば大抵2年次又は3年次の勉強から始めることになります。しかし通常の医学部では
1・2年次に生物・化学関係の基礎科目を習得することになっているので、それを学んでいない、まして
学部でも生物・化学系の科目を勉強していない人がいきなりついていくのはかなり困難だと思います。
(編入学を実施している大学では、一応それらの科目の未習者のために補習授業のようなものを
用意しているようですが……)
入学自体もさることながらそういう入学後のことを考えれば、編入よりも通常の入試を受けて1年次
から始めた方が良いのではないでしょうか(金や時間の余裕があるのなら)もちろん受験勉強の大変さは
編入試験の比ではないでしょうが。

各大学(法医学教室),研究機関のホームページ
http://www.legal.med.osaka-u.ac.jp/link.html,

参考URL
1.医学部編入学情報サイトへのリンク集
2.'98医学部学士編入学の日記

参考URL:http://hpcgi1.nifty.com/TAO/navi60/navi.cgi?mode …
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この回答へのお礼

 確かに私は大学で理系科目を学んでないので(一般教養の授業で少し勉強しましたが)授業についていくのは大変でしょうね。覚悟を決めて入学するのですから頑張るしかありません。幸い高校では理系クラスにいて理数系は普通の文型の生徒よりは勉強していますし、嫌いではないので理系科目に苦手意識はありません。入試対策(入ってからの授業にも役立つのでしょうか?)で医学部編入のための予備校に通うつもりではいます。というか、そうでないととてもじゃありませんが合格できそうもありませんので。通常の入試をということですが、既に4年制大学を卒業しているという年齢の問題もありますし、やはり金銭的な面が大きく私には無理です。もう一度大学に行くというだけでも大変なので・・・。
 大変ためになるアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2001/07/08 22:14

臨床に携わらないのなら、医学部に行かなくとも法医学の研究はできます。

私の出身大学の法医学講座には、医師免許を持つ教員は教授と助手の3人しかいなくて、講師2人は医師ではありませんでした。学位は医学博士で、出身も理学部ではあったと思いますが。解剖をばりばりやりたいのであれば医師になって監察医務院に就職する方がいいし、精神鑑定に興味があるのなら精神科医になる必要はあります。syuririnさんが医学的な知識をどれくらい必要としているのかわかりませんが、実際の法医学の研究テーマっていうのは、精液の検出法の研究とか、生化学的なことが大部分です。生物学的なアプローチがどうしても必要なら生物学を一から学び直した方がいいと思いますし、それほど必要がないのであるのなら、自分の興味のある研究をしている大学の教員を捜して、そこの大学院に入った方がいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 貴重なご意見、ありがとうございます。今までは「何が何でも医学部!」と思い込んでいた面があったのではないかと思います。そうでない道があることを初めて知り、いろいろな選択肢の中から自分を見極めるきっかけができました。

お礼日時:2001/07/08 22:03

ANo.#1 で回答した rei00 ですが,syuririn さんがお書きの「犯罪捜査の科学的な面」というのはどの様な事をさしておられますか。



いくつかの大学医学部の法医学講座のペ-ジを御覧になればわかると思いますが,「法医学とは法律上の医学的諸問題に対して医学的立場で研究し 解決を与える学問である。死因、死亡時間、損傷が生前のものか死後のものかの鑑別、そして親子鑑定などが法医学の最も一般的な研究分野である。(山形大学医学部法医学講座)」や「法医学 (Legal Medicine, Forensic Medicine) とは、法律上問題となるさまざまな医学的事項に関して、医学知識を応用して解決に役立てる医学の1分野です。(関西医科大学法医学講座)」などとなっています。つまり,死体の解剖を行なうのでなければ,医師免許は不要でしょうし,医学部へ編入学する必要も無い事になります。

また,「犯罪捜査の科学的な面」を研究している代表である「科学警察研究所」のペ-ジと「科学警察研究所の各部の内部組織に関する規則」というペ-ジを参考 URL にあげておきます。これらを御覧になれば,「犯罪捜査の科学的な面」にどんなものがあるかお分かりになると思いますが,殆どの部分は医師免許が不要ですし医学部に編入する必要がありません。むしろ,化学,物理学,工学,心理学,等々の他の学問知識が要求される部分の方が多いと思います。

これらの点を踏まえて,syuririn さんの目的に最も合う編入学先が医学部かどうかを再考されたほうが良いようにも思います。
 

参考URL:http://www.nrips.go.jp/index-j.html, http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/jp/law/nrips.htm
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この回答へのお礼

 今までは漠然としか考えてなかったのですが、rei00さん(その他私にアドバイスを下さった方々も含め)のおかげで、「自分が本当はどうしたいのか?」を深く考えるようになりました。誰に相談していいものなのかも分からなかったので、こうして的確なアドバイスをいただけ感謝しています。私が学びたいことが「医者」でなければ無理なのか、そうでなくともよいのかしっかり考えてみなければなりません。
 法律の世界での「証拠」というものは必ずしも正しいものだとは限りませんが、その証拠も科学的な裏づけがあれば確かなものになります。人が人を裁くのですから冤罪というものはなくならないのかもしれませんが、減らすことはできるはずです。特に殺人事件の真相究明は当事者の一方が死亡しているという点において、困難な面が多く、冤罪を生みやすいものです。法律システムを変えていくことも冤罪を減らすのに有効な手立てかもしれませんが、私は残された状況から科学的に事実を見極めていきたいと思うのです。具体的に言えば、(口で)物言わぬ人間の最後の主張を聞いてみたいと思うのです。法律を学んだ者の、平等・公平の精神でしょうか?生き残った人間の主張を一方的に聞くのではなく、亡くなった方の主張も同じように聞かなければ真相を知ることはできないのではないと考えています。この思いがあって「法医学を学びたい」と思うようになったのですが、これでは理由になっていないでしょうか?
 

お礼日時:2001/07/08 21:59

syuririnさんの志はすばらしいと思います。


しかし、死者の述べることは限られています。もし死者の声に耳を傾けたいのであれば、今までの法律という知識はあまり役には立たないでしょう。(もちろん、全く、というわけではありませんが。)死者の声を聞くというのは、肺にたまっているプランクトンを顕微鏡で特定したり、焼死体が何でこういう体位をとっているかということを調べたりします。これらの技法は、ほとんどが生物学的な知識が元になっています。医学においてメジャーでもなく、対してお金も稼げない。こういう分野に進みたいのであれば、もっと自分で調べて、それで納得しなければ後悔すると思いますよ。(医学生で法医学をやろうなんて人は、数年に一人ぐらいなものです)僕が学生の時に感銘を受けたのは、刑事事件に命をかける弁護士さんの講義を聴いたときでした。法医学者なんて、ただの下請けにすぎないような気がします。(これは、自分が臨床かであることの奢りかもしれませんが)医者なんて、目の前の患者さんを助けたいと思うからこそどんなに辛くとも、給料が安くともがんばれるのです。それだけの決意がある法医学者なら、どのような道に進んでもきっと大成しますよ。がんばってください。
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この回答へのお礼

 自分が今まで勉強してきたことが全く(ほとんど)役に立たないというのには正直、複雑な思いはあります。しかし私が法律を学んだことが無駄だったのかといったらそうではないはずです。法学部に進んで刑事法を選択して、その中で勉強を進めていくうちに法医学いう分野に興味を持ち始めたのですから、法律を勉強していなかったら今の私はないはずです。「持っていて邪魔になる知識など1つもない」とどこかで聞いたことがあります。私の法律知識は仕事には生かせないかもしれませんが、これからの私の人生において直接的でなくとも私の手助けをしてくれるはずです。
 お金持ちになりたい!と思うのであれば、法律関係の仕事についたほうがいいでしょうね。もちろん生活に困るようでは困りますが、普通に暮らしてさえいければいいと思っています。自分が興味をもてる仕事で、なおかつ自分を必要としてくれる仕事につけたらそれ以上の幸せはありません。
 私の人生は随分回り道をして一見無駄ばかりかもしれませんが、納得いくまで考え抜いて後悔のない人生を歩いていきたいと思います。自分の中に迷いがあるのも事実です。jugさんのアドバイスを読ませていただき、自分の考えの甘さを感じています。自分のひとりよがりの「憧れ」だけでなく、jugさんの客観的なアドバイスを参考にさせていただいて決断したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/10 14:12

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