プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 私は、出産時の病院でのトラブルが原因で手足にごく軽い麻痺が残ってしまいした。文系の四年生大学を卒業後、地方公務員として働いています。今年26才になります。
安定した仕事に就き、まわりは「いいなぁ」といいます。でも、壁にぶち当たるたびに人を恨んでしまう自分が自分で嫌いです。
 全てのいきさつを書くと長くなってしまうのですが、今から医学部を目指したいと考えています。自分自身が本当に真剣な思いで医療の現場に立つことでしか、
本当の自分の人生は始まっていかないと考えたからです。
家族にはまだ相談できていません。無謀過ぎて、何度も諦めようと思いましたが、どうしても挑戦してみたい気持ちは変えられませんでした。

 教えて頂きたいことがあります。

(1)この歳で働きながら医学部受験する煮当たって、どのようなスケジュールを組めばいいか、勉強法、生活時間割を
教えて下さい。(経済的理由から国公立志望です)

(2)医師法に障害者の欠格条項があると思うのですが、
具体的にどのような障害が「欠格」にあたるのでしょうか。

(3)医学部に入学できたとして、年齢、体のハンディ等で
覚悟しておかなければいけないこと、教えて下さい。
(実習、研修、同級生や先輩の反応は・・・)

(4)関西地区の学校を希望しています。国公立の医学部で入学から卒業までお金はどのくらい
用意が必要ですか。

「社会人入試、医学部」等のキーワードで検索もしてみましたが、もう少し詳しい情報が欲しいと思いました。
たくさん質問して申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

医学部生の者です。



(1)国公立のみに志望校を絞られるのでしたら、質問者さんが文系であることを考慮すると、理系科目はセンター試験対策、標準レベルの記述問題の演習に時間をさくことが一番いいと思います。(理系の科目を1からはじめるとなると、国公立の二次対策まで完全にするには、3年以上かかると思われます。)国公立の中でもセンター試験の配点の高いところ、つまり、センター:二次=2:1などの大学を選んで受験するとセンターで逃げ切りがはかれ、短期間(2年くらい)の準備期間で合格できる可能性が大きいでしょう。(ただ、こういう国公立大の医学部を受験されるなら、センターでの失敗は許されませんし、センターで相当な高得点=95%以上は必要です。)
勉強法としては、お仕事をされながらとのことですので、予備校には通えないでしょうから、市販の参考書とZ会などの通信添削講座の併用になると思います。ただ、A.No1の方の仰るように、予備校がベストではあります。夜の講座を受講するなり出来れば働きながらでも可能かもしれません。予備校なら、私のお勧めは駿台ですので、駿台の教務の方に相談されるといいと思います。彼らは受験の計画に関してはプロですから。(相談は無料です。駿台の校舎に行って、受付で相談できます。)

(2)ちょっと、自信ないですが、手足の軽い麻痺程度なら問題ないと思われます。

(3)仮に30歳で入学されたとしても、医学部にはもっとご年配の方がいますのであまり関係ないと思います。体のことも、他人の介助が必要とかではないようなので、誰も気にしないはずです。

(4)他の回答者の方も仰っていますが、国公立はどの学部でも金額は変わらないので、入学金+初年度授業料+2年次以降の授業料×5=25万+55万+55万×5=355万ぐらいです。

あと、社会人入試は文系大卒だと受験資格がないこともあるので、(理系の教養科目を未履修のため)一般の入試をお勧めします。

この回答への補足

●補足で質問させて下さい●
 
(1)医学部の実習では、
 縫合や採血、注射といった手先の細かい
 作業が必要だと聞いたことがあるのですが
 それはどれぐらいあるものなのですか。

(2)医学部生さんの学生生活はどんな生活スタイルですか?
 実習で徹夜も多いというイメージがありますが、
 やはり体力勝負な面が大きいですか。

補足日時:2005/01/18 11:27
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この回答へのお礼

lion_tiger さんは医学部の方なんですね。
くわしくアドバイス頂いてありがとうございます。
きっとlion_tigerさんは私とは違ってものすごく勉強が
できると思うのですが、それでも2~3年は必要なんですね。わたしはもっともっと・・・頑張らないといけないと
思います。でも、自分の納得する生き方をしたいと考えています。

お礼日時:2005/01/18 11:26

ANo.4です。

補足のご質問の件ですが、

(1)私もまだ学生という身分ですので、患者さん相手の縫合とかまでは、経験がないですが、採血の経験ならあります。生理学の血液実習で、友人の血液を採血して血球を調べたりするものだったのですが、よく病院で看護婦さんとかがやってくれるように前腕の肘の内側の静脈から注射器で採血を行いました。針を入れる角度とかには気を使いますが、採血作業そのものはそれほど細かいものではなく、慣れれば全く問題ないと思います。
また、解剖の時にご遺体を縫合したこともあります。縫合の時には持針器という針を保持する器械を使いますし、力は要りますが、細かさは要求されません。もちろん、実際の患者さん相手の縫合では細かさも要求されるでしょうが、学生時代の実習ではそこまで器用さは必要ないと思います。(むしろ、動物実験の時などに神経を傷つけずに取り出すこととかの方が手先の器用さを要求されます。ただ、こういう実験はグループでやるものがほとんどなので、手先の作業が好きな人に任せておけば問題ないです。私などは、こういう作業が好きなので、いつも任される方ですが。。)

(2)学校によっても異なると思いますが、生活は、少なくとも学生生活をエンジョイできるようなものではありませんね。試験前の勉強量が受験のころと比較になりません。教科書一冊とかが範囲ですから、生理学の試験の時などは、試験前3日間は、あわせて4時間しか寝なかった記憶があります。ただ、これは私が普段から積み重ねてやっていないことも関係していますので、毎日、少しずつ勉強すればそこまで大変ではないと思います。
授業は、一般教養の時はのぞいて全科目が必修ですから、毎日のように授業があり、高校や予備校のころと変わらないです。(土日は普通、休みです。あと、講義には出ていない人が割と多いですね。出席をとらないからでしょうが、折角、授業料を払っているのだからもったいない気がします。)また、実習の期間は講義がなく、実習ばかり毎日続くことがあります。一番きつかったのは解剖実習でしたが、他の実習もレポートの提出とかに追われて忙しいことは忙しいです。
ただ、今のところ、徹夜で実習ということはありませんし、今後もないとは思います。午後10時以降とかは、保安上の理由で実習室とかが閉められるのが普通ですから、一般の実習はどんなに長引いても9時半ぐらいが最高ですね。(実習の終了時間は大学によって、スタンスに差があると思われますのであくまでご参考までに。)
結局のところ、体力は学生時代からある程度は必要だと思います。しかし、私の同級生でも30代半ばでお子様をお持ちの女性の方がいらっしゃいますが、問題なく授業も実習もこなされている(ただこなしているどころかかなり優秀な成績を修められているようです。)ようなのでご心配は無用かと考えます。

ご参考になれば幸いです。ご自分の夢の実現に向けてがんばってくださいね。
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂いてありがとうございました。
ネット犯罪等、荒んだニュースも多々耳にしますが、
困ったときに顔も名前も知らない人がこうやって
いろいろと教えてくれる・・・ありがたいという気持を
飛び越えて嬉しさで一杯です。

お礼日時:2005/01/19 14:11

10年以上の経験の医師です.私が入学したときからかなり時間がたっているので受験に関しては有益な回答はできないと思います(すみません

).ただあなたのような方に今後の日本の医療を支えていただければと思い,ついキーボードを打ってしまいました.まず無理して名前の良い大学,偏差値の高い大学へ行くのは無用と思います.現在のスーパーローテートの制度(いつまで続くかは?ですが)が導入されて,出身大学のネームバリューはますます意味がなくなると思います(大学に残っていたい人は別かもしれません),より本人の実力とやる気が優先されるようになるでしょう.とりあえず日本全国のどれか医学部に入って下さい(緒条件さえクリアできるならやはり地方の医学部の入学が楽ですよね).質問(3)医学部に入学できたとして、年齢、体のハンディ等で覚悟しておかなければいけないこと⇒麻痺の程度はよく分かりませんが外科系やバタバタする救急系は向かないかもしれません.でも内科系で知識,経験,患者さんとの人間関係づくりで十分やりがいのある医師になれると思います.医師過剰といわれて久しいですが,本当に求められている医師はまだまだ不足しています,やる気の有る医師はくいっぱぐれの心配もありません.がんばってください.
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この回答へのお礼

ネット上で、私の顔も名前も知らない方が応援して下さっていること、力になりました。ものすごくあたたかい気持ちになりました。10年以上も医師としてご経験があるyoomiiさんにアドバイスしていただけてものすごく嬉しいです。もしよろしければ、また相談にのって下さい。

 

お礼日時:2005/01/18 11:16

(1) 今の質問者さんの学力にもよりますがこれから一年間必死に勉強すれば入学はぜんぜん可能だと思います。

勉強法、時間割などは参考書売り場にある専門書を参考にすれば良いでしょう。

(3)医学部には多浪生や再受験組みの方もそれなりにおられる様で質問者さんの年齢ではさほどの事は無いかと。

(4)国公立6年で総額300~400万ぐらいでしょうか。私立は普通の家庭では無理ですね。数千万は確実にかかります。
今は奨学金制度がしっかりしているので国公立なら学費の心配は無いと思います。

関西地区や関東地区の国公立の医学部はどこも難関です。地方大医学部の方が若干入りやすいです。
しかしどこに入学するにも偏差値にして60以上は確実に必要です。

それと社会人入試ですが普通に受験して入るよりも難関だと言われています。(定員が少ないにもかかわらず受験生の数が多い。必然的に難易度も上がるので。)

大変だと思いますが頑張って下さい。現在多くのあなたのような医学部再受験組の方がお医者さんになり活躍されています。
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この回答へのお礼

これから、受験勉強を始めて模試を受けて、
現役時代の自分を思い出したり、現役生を目の当たりにするとドーンと落ち込んでしまうかもしれません。
でも、人生は一度しかないし、一生懸命に生きてみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/18 11:07

私の後輩に確か下半身が不自由な弟さんがいらっしゃって、国立大学医学部に入学されたことまでは知っています。

ちなみに、愛媛大学医学部です。愛媛は例えば6浪でも入れてくれる懐の深い大学医学部らしいです。また、手足にごく軽い麻痺がある程度では医師の欠格事由にはなりません。実際に、身体的、精神的にご苦労をされた方の方がそうでない方よりも優秀な臨床医になられるのでは、と思います。そして、医学部の特殊社会以外の社会人経験者の方々を実際、これからの医療の世界は求めていると思います。

(1)文系でいらしたので、化学、物理が大変だと思いますが、医学部入試レベルならセンスと記憶の問題です。具体的スケジュールは私からは力不足でご提案できません。ただ、予備校は必須です。自宅で独学は厳しいです。一人で勉強せず、他人とも連携を取るのが情報の入手に有利です。
(2)欠格事由は禁治産者と統合失調症の患者と麻薬中毒者だと思います。不確かでごめんなさい。しかし、これから将来には統合失調症も欠格事由ではなくなるでしょう。(3)杞憂に終わると思います。年齢は関係ないですし、体のハンディもクリアできると思います。
(4)国立はどこの学部も同じ授業料です。1年で55万円程度だと思います。入学金は分かりません。私立だと入学から卒業までに下手したら、1億という噂を聞きますが国立ではあり得ません。

参考になれば幸いです。nonokourogiさんのような方にこそ医師になっていただきたいです。頑張ってください!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やっぱり、予備校は必須なようですね。
Z会とか、通信講座を主に考えていましたが、
大学受験からもう何年も経っている為、
勉強のペース配分等に自信がありませんでした。

仕事柄、定時に終わることが多いので平日の夜間
のみでしたら通学できないこともないかもしれません。

 アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2005/01/18 11:02

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