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灯油の成分は基本的に高温にすれば全て燃焼すると思います。
排気ガスを出す前に無理矢理電気で加熱するなり、
燃焼中であればその熱を利用して高温で酸素と反応させればいいと思います。
しかし、昨年買ったダイニチのファンヒーターですら特に弱火力にすると灯油の匂いがします。
因みに、強火力については殆ど匂いがせず昔の物よりも改良されていると感じています。
なぜ、素人でも思いつくようなこの程度のことも未だに解決できていないのでしょうか?
技術的にそこまで困難なのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 弱火力は設定そして存在しています。
    しかし、強火力と比べて匂いがします。
    構造上、なぜ、匂いがするのでしょうか?そのメカニズムが知りたく思っています。
    宜しくお願い致します。

      補足日時:2017/10/01 17:28

A 回答 (5件)

No.2です。



>具体的にどの点のコストが高く実用化できていないのでしょうか?

そんなのは、実際の設計者でないと分かりません。量産コストは想定が難しいです。概算コストをはじいて、何台売れるか予測して、コストを回収できるないと判断して製品化を見送れば、正確なコストは分からずじまいです。
そういう評価作業は「製品戦略会議」(どのような仕様、性能、コストの製品を企画・設計製造するか)といったものの中で行われると思います。
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元化学屋です。

石油(正確には灯油、但し成分はどれも同じ)の不完全燃焼で出来るのは炭化水素の末端が酸化されたアルデヒドが、更に空気と反応して出来る「過酸」です。非常に強い臭いで強烈な酸化剤、毒性もあります。ですが酸化が専門だった私に言わせると、口いっぱいに吸っても口の粘膜が剥がれるだけで、良くうがいをすれば済むだけ、致命的被害を防ぐ為にほ乳類の上皮と粘膜は食道まで外皮を犠牲にして真皮を守ります。但し胃まで飲み込むと致命的なダメージを受けます。石油ストーブは最初温度が低いため灯油は完全燃焼せずにこの過酸が出来ます、これは避けられません。あなたが提案された予備加熱は非常に良いアイデアなのですが、構造が複雑で全力、高温で燃え始めるとその部分が熱によるダメージを受けてしまいます。一見矛盾していますが、何物にも「適温」がある上、構造が複雑になると高価になります。石油ストーブ、ファンヒーターの「売り」は灯油の低価格とストーブ・ヒーターのこれも低価格ですから、それを研究しても利益につながらず「臭かったら窓を開けてくれ、直ぐに臭くなくなるよ」で終わってしまうのです。その過酸が出続けるならともかくご指摘のように全力で燃えると臭いは出ません、完全燃焼に移行するからです。自動車の排ガスを触媒に通して無害化するのは、完全燃焼しても一酸化炭素や過酸などが出続けるので、過去の東京現在の北京の様な地獄になるので法令で規制されましたが、臭う時間が短いので規制されないのです。実際には簡単なのですが、構造を最適化するのは小さいメーカーには無理なのです。パナソニックだって売っているとお思いでしょうが、パナソニックの下請け孫請けは数千社もあるので下請け孫請けにその力は無く、パナソニックはそれが問題になれば製造をやめさせてしまうでしょう。切り捨てるのでは無く別の物を作らせるのです。
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面白い質問ですね。


においを消さないのは、分別するためです。灯油と石油のにおい違いますね。灯油のほうが引火点が高い、危険なんだよね。間違ったらえらいこっちゃ。
数年前に、ガソリンスダンドで灯油とガソリンを間違えて販売された。店員が風邪ひいていたので嗅覚が鈍感だった。持って帰った人が気づいて事なきを得たが。

都市ガスはもともとにおいありません。ガス漏れに気づかないと最悪爆発してしまいます。においを付けているんです。においは付けたほうがいいと思いませんか
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この回答へのお礼

付けた匂いなら良いですが、問題は、不要な匂いが意図せず発生する点にあります。
例えば、その匂いを嫌って、昭和シェル「ヒートクリーン」など匂い無し灯油もありますがコストの関係で廃盤になりました。
匂いの元は基本的には不純物だと思いますが高温で酸素と結合させれば無機物にまで酸化させることで匂いはなくなる気がするのです。
なぜ、現代の技術を持ってしてもこれが起こせないのか不思議なのです。
なお、ガスストーブは小火力でも匂いがしませんよね。その匂い成分すら燃やしてしまっているためらしいですよ。

お礼日時:2017/10/01 17:52

「ある条件」で最適な性能を発揮するように作られたものは、「想定していない条件」や「想定した条件に至る過程の過渡状態」では満足な性能を発揮できません。


「特殊な状況も設計上考慮すればよいではないか」ということで、かなりの「特殊条件」も考慮していると思いますが、それでもそこから外れた「想定外」の条件は発生します。

あとは、「めったに起こらない運転条件」まで想定して設計すれば、当然のことながら余分な設備や仕掛けが必要になるのでコストが高くなります。その必要性とコストとの関係で、それを設計に反映するかどうかを決めます。

「ものの設計」ってそういうものです。
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この回答へのお礼

具体的にどの点のコストが高く実用化できていないのでしょうか?

お礼日時:2017/10/01 17:53

困難だから製品化されていないのでしょう。


それは技術的な面ばかりではなく、生産コスト、ランニングコスト(費用対発生熱量)も含めての困難という事です。
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この回答へのお礼

具体的にどの点のコストが高く実用化できていないのでしょうか?

お礼日時:2017/10/01 17:53

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