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行政書士、弁理士、社会保険労務士などの資格について調べていると、たいていの本には、これらの資格を取ることは、独立開業が最終的な目標であると当然のように書かれています。
おそらく、独立開業することは、うまくいけば大幅な収入アップにつながるからだと思うのですが、実際に独立開業するとなると、資金も実力も営業力も必要になるし、そんなに簡単なことではないですよね。
それでもなお、実際やはり、独立開業を目指している方がほとんどなのでしょうか。特に独立開業ということは考えず、事務所や企業などで働いている方もいらっしゃるのでしょうか。
私は、これらの資格に興味を持っていて、働きながら挑戦してみようかなと思っているのですが、特に独立開業にこだわっているわけではありません。収入アップは魅力ですが、リスクも大きくあると思うので。事務所などで長期的に実務経験を積んで、結果的にそういうことを考えるのならあるかもしれませんが、独立開業しないと意味がない、って感じなら、自分には向いていないように思うのです。
実際に資格(どの資格でもかまいません)を取得した片のその後(就職以降の状況)がどのような感じなのかを教えていただければ、と思っています。また、年齢的なリミットのようなものもありますか?

A 回答 (3件)

 こんにちは、一応、資格を持って開業しています。

(^^;)

 まず、独立開業という面から見ると資格も2つに分けられます。1つ目は、資格を取っただけで、ほぼ生活には困らないような強力な資格です。例えば、、弁護士・公認会計士・不動産鑑定士の三大国家試験や理系の弁理士、さらには司法書士、税理士などがあります。これらは、難関で並大抵の努力では合格しません。但し、合格すると、就職は問題なく、また、独立開業も容易です。(独立開業直後は苦労するでしょうが・・・)。開業後は周りからは先生と呼ばれ、社会的にも経済的にも地位を築けます。
 
 2つ目が合格しても独立開業後、非常に苦労するであろう資格です。例えば、行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士などです。なぜ、これらが苦労するのかと言えば、端的には試験が上記の強力な資格と比べて易しいからです。試験が易しいと合格者も多いでしょうし、開業者も多いでしょう。さらには既存の開業者の寡占状態にあり、顧客を得るのが難しいからです。でも、成功している方はいっぱいいらっしゃいます。2つ目の資格は資格そのものよりも「経営者としての資質」が成功の鍵を握っていると感じています。

資格の有無による就職の有利不利については、会社経営者の考え方によっても違ってきます。有利な点としては、1.すでに専門知識を持っている。2.難しい仕事をこなしてくれる。3.責任持って仕事をしてくれる。などがあり、経営者としては安心して雇うことができます。

 一方不利な点として、1.給料が高い。2.資格取得者がいても新たに仕事が増えるわけではない。3.独立した時に顧客が奪われる。などがあり、かえって資格取得者を雇わない経営者もいます。

 年齢ですが、30台前半まででないと、苦しいでしょう。
 
 あなたの質問に対する答えになっていないかもしれませんが、参考になれば幸いです。
 いろいろな知識を身に付けるのは、人間の幅を広げることになりますから、がんばってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。非常に参考になりました。takafun55さんのご意見ももちろん、他の方のご意見も参考に、なぜ自分がそれらの資格取得に興味を持ったか、という原点に立ち返ることができました。私は、今の仕事や職場に不満があるわけでもないのですが、takafun55さんのおっしゃっているように「人間の幅を広げる」ということに意味があると思って、いろいろな資格について調べ始めたのでした。調べていくうちにいろいろなことがわかり、原点がぶれてきてしまっていた気がします。何よりも、自分が何に一番興味を持っているのか、学びたいことは何か、に立ち返り、もう一度良く考えて勉強を始めたいと思います。

お礼日時:2004/09/12 13:31

1約10年前金融機関勤務時に行政書士資格取りましたが、資格手当支給も業務も何ら変化なしでした。


2ただ、顧客対応で相続手続・設立や増資払込、また延滞債権回収、預金差押対応など顧客・職場内で相談されたり、弁護士介入の対応を押し付けられたりといろいろでした。
3しかし、その勤務先が破綻しリストラ再就職時には資格より「実務経験」が重要視されると痛感。
4現在人事総務担当で法人設立・議事録整備・労務対策・社会保険手続等に四苦八苦です。これらの経験を活かして来年開業を模索中です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
どんな仕事でもそうですが、資格は必要な知識を得るために勉強した結果取れるもの(副産物的なもの)であって、結局大切なのは実務経験ですよね。
なるほど、一般企業でも知識が生きることはあるのですね。それを経験として開業を目指されている方もいる、と。
資格取得云々より、勉強したことは何らかの形で自分の中で実になるわけで、まったく無駄になることはないわけですから、とりあえず、勉強してみることにします。

お礼日時:2004/09/11 23:02

いわゆる○○事務所って、零細企業であることがほとんどです。

一般企業に比べて決して待遇としていいわけではありません。だったら苦労して資格なんて取らずに一般企業に就職すればいいじゃん、と考える人が多いから、あなたのようなタイプが相対的に少ないのだと推測されます。
就職の状況は一般の企業とあまり差異はないのでは、と思われます。実務経験が求められるときもあるでしょうし、年齢制限も設けられている場合があります。資格のあるなし以外は一般企業に勤めるのとほとんど同じと思っていいでしょう。
だからこそそれでも資格にこだわる意味があるのかと見つめ直し、意味があるというのであればチャレンジされてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
どちらかというと、その資格を利用して、独立開業や収入アップを目指す、というよりも、新しい分野の勉強をすることへの意味、を重要に考えています。だから、今の仕事を辞めるつもりはなく、仕事をしながら挑戦するつもりです。自分の守備範囲を広げる、というところです。このご時勢、今の仕事をプロとして深く掘り下げることももちろん大切ですが、守備範囲は広げておくに越したことはないですからね。
ちなみに、一般企業への就職でこれらの資格が役に立つことはあるのでしょうか。つまり、企業内の関連部署でその資格や知識を生かした事務的な仕事をする、というようなことはあるのでしょうか。

お礼日時:2004/09/11 11:44

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