
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
#4です。
お礼ありがとうございます。私は、単なるSF好きです(笑)>表題とは少し違う質問になってしまいますが、「宇宙人類」がでたとして、現有人類との優位性は何があると思いますか?
悲しいことに現生人類には優位性はない、と思います。「宇宙に拡散する」と言う点についていえば宇宙人類のほうが明らかに優れているからです。
これは私の解釈ではありません。「重力井戸の底」と言う言葉があります。これは「地上と言う環境は宇宙開発をするにはとてつもなく不利である」と言う意味です。
この言葉はどうもガンダムで有名になったようですが、それ以前から、SFの世界では「人類が宇宙で発展するには、重力井戸の底から抜け出した、地球外に居住する人類が主役になるだろう」と言われていました。
ちなみに、地球重力圏内に留まり、でも地球に落下しない速度を第一宇宙速度、地球の重力を振り切って宇宙空間に脱出するのを第二宇宙速度と呼びますが、第二宇宙速度を得るためには現在の科学力ではとてつもないエネルギーを必要としますし、そもそも宇宙船などを作るために地球の軌道上に物資を運び上げるのにも相当なエネルギーを要します。ですから、採算性を考えれば、月の軌道上などに宇宙船建設基地を作り、月などから資源を得るのが良いとされているのです。これはNASAなども実際に考えていることです。
もしそういう宇宙船を作るとなると、当然ですが、何千人の単位で月かその軌道に人を運び組み立て作業をすることになるでしょう。そしてその作業員の生活を賄うための食事係や掃除係のような人々も宇宙に行くことになります。そうなると「生活そのもの」が宇宙に進出するわけです。
当然ながら、そこには男女の営みも含まれます。重力井戸の底から莫大な費用をかけて宇宙空間にやってきたわけですから「妊娠ぐらいで地球に戻すわけには行かない」ということにもなっていくでしょう。ですからそういう時代がもうすぐ来て、そして自然に宇宙人類が生まれてくるわけです。
ご質問の現生人類の優位性は「地球環境においてはメリット」です。しかし宇宙環境においては、そもそも重力井戸の底から登ってくる、こと自体がデメリットであり、さらに「重力のない環境では生きられない」というデメリットも生じます。つまり「宇宙に進出するなら」と言う前提をつければ現生人類にメリットはまったくない、と言っていいと私は考えています。
もっとも、ラピュタの飛行石のように、重力を発生させる技術が開発されればそのデメリットは消失しますが、それでも私は宇宙人類には勝てないだろう、と考えています。なぜなら「宇宙空間で生きるのに適応化できない」からです。
極端な話、宇宙人類が「独立宣言」をしたとしましょう。それを許さない地球人類は戦争をするわけですが、当然戦場は宇宙空間になるわけです。
この時、現生人類側はどうしても「重力がある想定」でしかものを動かすことができません。戦争をするなら、座席に体を縛り付けて兵器を操作する、ような感覚から逃げられないわけです。
しかし、元々重力のないところで生活しているなら兵器のデザインも異なるでしょう。通路なんかも無重力で泳いで渡るつもりなら通路は小さなチューブでよく、それは戦闘艦のコンパクト化や空気などの生命維持装置のシステムの堅牢性につながるわけです。現生人類ではどうやっても「重力のある生活」から飛躍したものは作れないと思います。
ですから、宇宙の主役は彼らであって、現生人類は故郷に取り残された人々になるだろう、と私は考えています。
でも、それでもいいのではないか、と私は考えています。現生人類が地球全体に広がっていくときに、何度かの波があり、それが人類の多様性を作り、人類が地球上で反映する源になっているからです。
人類が宇宙に進出するにも、何度かの波があり、最後は「重力問題」を解決した現生人類も出ていくことでしょう。10000年後というのは、そういう波が終わった時期なのではないでしょうか。
No.7
- 回答日時:
おもしろい質問ですね。
・まずは、石油、ガスなど石化エネルギーは無くなっています。
・エネルギーは核融合施設、地底のマグマを利用した施設が世界に幾つも出来ています。
・混血が繰り返されて、黒人、白人など人種は無くなっています。
・言語がひとつになり、意思を機械が認識し伝えることが出来る。
・温暖化が進み、海上の島国は無くなり、人類は大陸の一部に住むようになります。
・紫外線なども増加、人類は免疫力がなくなり、コロニーで生活しています。
・国境、領土が無くなり、コロニーが地域社会であり、企業になります。
・遺伝子異常の出産は認められない、幼少期のIQで将来の仕事が決定される。
・紙幣による経済自体がない、貢献度に応じて、権力、住居、寿命が与えられる。
・刑罰は、罰金(寿命短縮)と死刑(コリニー追放)のみ、懲役刑は無くなる。
・屋外では、ロボットが農業、畜産を行い、人口勾配を繰り返した動物が飼育される。
・国連が人工衛星を使って地球上を監視します。コロニー以外での生活は排除されます
・コロニー以外で新生物が生まれますが、有害な生物は人類が排除していきます。
出来ていないだろう技術
・時空間移動を利用した光速を超える瞬間移動
・人類が他の銀河の星へ移住は出来ていない。
・タイムマシンも無理です。
No.6
- 回答日時:
10000年ぐらいなら人類はまだ存続していると思います。
気候が変わってますから人口分布は今より高緯度に移っているでしょう。
国家の概念はなくなるかもね。他の生物が進化して支配しているかもしれません。
No.4
- 回答日時:
#2です。
お礼ありがとうございます。>人類が宇宙に進出したとして、たった1万年で「宇宙人類」と呼べるほどの進化を遂げられるでしょうか?
>重力が極端に違う環境というのは未だかつてありえないかもしれませんが、そんなに迅速に進化できるのか?1万年程度では「多少の訓練(もしくは教育)」程度で補えるくらいにはならないでしょうか?決定的な進化の差が発生するでしょうか?
正直分かりません。でも確実に言えるのは「宇宙の低重力化で生まれた子供は地球に戻ることはできない」ということです。たとえば、月は重力が地球の1/6です。月面基地に地球重力と同じレベルの重力発生装置を作るのはコストがかかりますので、基本的に1/6の重力下で生活が営まれるでしょう。同様に火星の重力の地球の1/3程度です。妊娠した女性はその重力下で生活を営み、胎児はその重力の元で生まれる、ということです。
人類が相当数、月や火星で生活を営むようになると、確実に妊娠出産する女性が出てきます。または妊娠したことを発見できず(あえて隠すことも含めて)月や火星に移住してしまう人も出てくるでしょう。
そうなると、彼らは明らかに今の人類と違う何かを持って生まれてくるでしょう。逆に地球人類なら持っている何かが欠落して誕生するかもしれません。いずれにしても妊娠が発覚する前の数週間(受精卵から細胞分裂し、妊娠検査薬で検出できる前)は確実に無重力化で発達するわけです。最初は妊娠発覚した時に地球に送り返すようなこともするでしょうが、その女性がとても大切な仕事をしていたら、妊娠を隠したまま数週間低重力化で生活し、地球に帰還不可能になるほど胎児が大きくなる可能性もあるわけです。
そうなった場合どうなるか、それは分かりませんし、その後低重力の環境でどのように育つのかも分かりませんが、いずれにしても低重力下での子供の発達に一定の知見が得られれば、100年後ぐらいには普通のことになっているでしょう。その彼らがもつ機能は、今の地球人とは違う特性を持つのは確実だと思います。ただ、それが「進化」というかというとそうではありません。
ちなみに、最近では40歳ぐらいの高齢初産は「リスクは高い」ものの不可能ではないことになってきています。でも20年前は40歳を超えた初産なんて、考えられなかったんですね。ちょうど20年前にタレントの兵頭ゆきさんが46歳での高齢出産を行っていますが、当時どこの医師も「そんな高齢出の初産は症例がないから、どんなことになっても責任取れない」と拒否したそうです。
20年経って、症例がそれなりにそろってきたので「リスクは高いけど、それを事前に回避しながら産めばなんとかなる」ぐらいまでなってきているのです。
宇宙人類も同様な経緯をたどり、症例が増えるにしたがって「宇宙で生むのは普通のこと」になると思いますが、その子供のほとんどが成人し日常生活を送れるような時代が来るには何十年にもわたる多くの犠牲が必要になるでしょう。でも、人類はそれでもチャレンジし続けるのだと私は思っています。いずれにしても、一旦宇宙で生まれれば、地球に戻ることはできないわけです。
だから、最初の宇宙ベビーから100年あれば「無重力に適応した人類の機能」は方向性が見え、200年ぐらい、5世代から10世代ぐらいである程度「宇宙人類」は完成すると思います。遺伝子操作で方向づければもっと早いでしょうね。それが「宇宙に適応した人類」と言えるかどうかは別ですが、重要なのは「地球環境に戻ることができない人類」の誕生のほうであるといえるでしょう。
このような「宇宙人類の最初子供の誕生」は今から100年後程度の間には起きる出来事だと思います。そしてそのような人類の活躍の場所は地球にはなく宇宙しかないわけで「宇宙人類」と「地球人類」のすみわけは、月や火星に恒常的な人類の生活空間ができて数十年後にはできるでしょう。そして、そこから200年後、たぶん現在から300年後ぐらいには、宇宙人類の人々が「地球に隷属するのではなく独立した自分たちの国家を持ちたい」と自立していくと思います。
ようするに、アメリカ独立戦争のようなものが起きるわけです。史実でいえば、アメリカの入植は1607年が最初、アメリカ独立戦争は1775年勃発、その間は170年ほどですので、宇宙コロニースタートから200年程度で宇宙人類が地球人類から独立していくと予想しています。
質問者様は「そんなに迅速に進化できるのか?」と疑問を呈していますが、環境的なストレスがあれば、生物の形態はかなり素早く変化します。ただそれが「進化」とよべるかというとそうでもありません。
進化は数多くのいろいろな試みが起こり、環境に適応し生き残ったものが子孫を増やすことで「進化」と呼ばれるわけです。そういう意味では1万年でも「宇宙に適応した人類の進化」は終わらないでしょう。しかし地球に戻ることができない、と言う意味の「宇宙人類」なら今後数百年で確実に誕生すると思いますし、彼らにとってのフロンティアは(メイフラワー号などでアメリカで植民した人々が本国に帰ることができなかったのと同様に)宇宙にしかないわけで、宇宙への進出は彼らの役目だと私は考えています。
ご回答ありがとうございます。
専門知識をお持ちの方とお見受けします。回答内容も書籍にしていただければと思うくらい興味深く拝見しました。
表題とは少し違う質問になってしまいますが、「宇宙人類」がでたとして、現有人類との優位性は何があると思いますか?
(曲解になるかとおもいますが、「地球環境に戻ることができない人類」の誕生という部分はデメリットにしか見えなかったので、その分を補うなにかはあるのかと)
もしご回答いただければ幸いです。
No.3
- 回答日時:
>1万年後の人類はどうなっていると思いますか?
もしかしたら絶滅してるんじゃないかなとも思う。
あるいはガンダムの世界みたいに宇宙に進出して、宇宙での生活に適応できるようにほんの少し進化してるかもなんて妄想もしちゃいますね。
まあ1万年程度ですから、大きな進化はなさそうですけど。
ニュータイプみたいにピキーン!ってなるのに憧れます。
>国は?経済は?どんな生活してると思いますか?
国という概念はなくなっているんじゃないかと考えています。
惑星ごとが国みたいな感じなんじゃないかと。
最近は昔に比べてハーフなども増えましたから、この先はさらにそれが加速して様々な人種のミックスが進み、あまり人種に捉われない世界になってんじゃないかな。
経済も惑星規模になってそうですね。
生活自体はそれほど大きく変わらず、みんなヒイヒイ言って愚痴りながら働いてお給料をもらってそうです。
ちなみにデルタt論法はご存知でしょうか?
信憑性の話は置いておくとして、人類の種としての寿命はこの理論からだとあと4500年から680万年の間である可能性が95%とのこと。
したがって絶滅していてもおかしくないんですよね。
No.2
- 回答日時:
今から1万年前の人類は、日本でいえば縄文時代、ユーラシア大陸の中ほどでは、加工した石を使った建築物もあるようですから「人類の文明」はすでに始まっていた、といえるでしょう。
その当時に文字があったとは言われていませんが、建物を組み立てるぐらいですから、何らかの方法で意思疎通はしていたはずです。
いずれにしても、記録が残っていないので分からないわけです。
次の1万年は、方向性としては2つでしょう。
・地球から出ることができず、一旦文明が崩壊してから再度構築される
・このまま文明が宇宙進出を支えることができ、今のアフリカのように地球は「人類の誕生地」として記憶されるようになる
です。
たとえば今世紀中に世界規模の核戦争がおきれば、人類は生き残れたとしても高度な経済社会は崩壊しますので、産業革命程度の時期までリセットされるでしょうし、放射性物質の影響で立ち入れない場所ができそこが資源などの重要な場所であれば、さらに文明が戻るでしょう。
現在では良く知られていることですが、ヨーロッパの中世はローマ定刻末期に木材資源を使い果たしたために、深刻なエネルギー危機になって中世を迎えます。この時代は農業主義と禁欲主義で徹底的にエネルギー消費を抑えた時代であり、それは14世紀のペストの大流行でヨーロッパの人口が激減するまで続きます。
皮肉なことに、ルネッサンスは疫病による人口減少とそれによるエネルギーや経済的な問題解決によって、技術文明に向かうきっかけになったのですが、現代人類のエネルギーを支えている石油や新しい疫病などが蔓延すれば、一旦今の技術文明は崩壊し、1万年の間のどこかで再興していくのだと思います。
もし、エネルギー危機の前に人類が宇宙に飛び出すことができれば、地球に危機が訪れても、宇宙にいる人類までは影響しないでしょう。そうなると、地球が停滞している間に宇宙人類が人類発展の主役になっていくかもしれません。
ここは個人的な考えなのですが、実際のところ宇宙に人類が進出すれば、いずれ「宇宙人類の独立」と旧世界である地球人類の分離が起こるでしょう。分かりやすく言えば「ジオン公国の独立」みたいなことが起こり得ると思いますが、なぜそれが起こるかといえば「宇宙で生まれた世代は、重力井戸の底にある地球には帰還できないから」だと考えています。
逆に地球人類は「宇宙で生活し、反映していく」には重力の足かせが大きいともいえ、いずれ太陽系からでていく人類たちは「重力を必要としない宇宙人類」が主体になっていくと想像しています。そうでなければ、効率的に重力を生み出す技術がないかぎり、地球人類では常に「重力を作り出す装置」が必要になり、それでは効率的な宇宙船が作れないからです。
太陽系に飛び出す宇宙人類は今の人類と違って、宇宙船やコロニーのなかを「重力が必要ない」状態で動き回れる人たちだと私は考えています。
逆に地球に残った人類は、技術発展に取り残され、今のアフリカのように部族社会、国家社会が残り、宇宙人類が「保護と援助の対象」とするようになっていくのかもしれません。でもそれが地球の本質的な姿であるなら、それでいいのではないか、と思います。
ですから、私たちが1万年後に行ったときには、もしかしたら地球上はほとんど同じ姿のままかもしれませんが、宇宙に居る人類はとてつもなく遠くまで行っているかもしれませんよ。少なくとも太陽系全体まで広がっているでしょう。
ご回答ありがとうございます。
文明滅亡の方向性はひとまずおきまして、大きな疑問が一つあります。
人類が宇宙に進出したとして、たった1万年で「宇宙人類」と呼べるほどの進化を遂げられるでしょうか?
重力が極端に違う環境というのは未だかつてありえないかもしれませんが、そんなに迅速に進化できるのか?1万年程度では「多少の訓練(もしくは教育)」程度で補えるくらいにはならないでしょうか?決定的な進化の差が発生するでしょうか?
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