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母が親知らずとその他二本の歯の根が化膿してて、抜歯しないといけないのですが、骨粗鬆症の薬を飲んでいて2ヶ月は抜歯できないとのことでした。
その後も消毒など通ってますが、激痛は治まらず、痛み止めがきたらのむの繰り返し。あと1ヶ月以上あるんですが、痛み止め飲み続けて大丈夫なものでしょうか?

A 回答 (1件)

ビスホスホネート製剤(以下BP剤)を服用していると 歯科治療の内 骨に及ぶ処置ができません。

代表例は抜歯ですが BP剤の長期服用により骨に壊死がおこり 非常に治療が難しく治りが遅い 「ビスホスホネート性顎骨壊死/BRONJ」が起こる事が報告されています。発生頻度は低いとは言え 最近はBP剤を服用している人が非常に多く、歯科での抜歯が問題視されています。
従って 歯科治療を行う前に 処方している医科に相談して 休薬をする必要があります。こればかりは 歯科に言われてもどうにもなりません。運良く 休薬の許可が下りて一時的に服用を中止しても、理想的には3ヶ月は BP剤の影響が出なくなるまで待つ必要があります。

基本的な治療方針は BP剤の服用期間と他の因子により決定されます。

1. 歯石除去・虫歯治療・義歯作成など顎骨に侵襲がおよばない 一般の歯科治療は可能。
  顎骨や歯肉への侵襲を極力避けるよう注意して歯科治療を行ない、定期的に口腔内診査をする。

2. 抜歯・インプラント・歯周外科など顎骨に侵襲がおよぶ治療
 1) 内服期間が3年未満でステロイド薬を併用している場合、あるいは内服期間が3年以上の場合は、休薬可能であれば手術前少なくとも3か月間はBPの内服を中止。
   手術後も骨の治癒傾向を認めるまではBPは休薬する事が望ましい。
 2) 顎骨壊死の危険因子(糖尿病、喫煙、飲酒、癌化学療法など)を有する場合 休薬可能であれば手術前少なくとも3か月間はBPの内服を中止。
  手術後も骨の治癒傾向を認めるまではBPは休薬する事が望ましい。
 3) BP内服期間が3年未満で危険因子のない場合は 通常の外科手術・抜歯なども可能。

まとめると こうなりますので、まずは医科と相談する事になります。残念ながら休薬できない場合も有り その場合は抜歯等はさらに待つ必用があります。

現在は医科の判断としては まだ2ヶ月は抜歯禁止なのでしょう。痛み止め・抗生物質など 長期投与に関しては非常に難しい面もあり、やはり歯科では無理が有ります。
再度 医科の方で相談して見て下さい。痛み止めの長期投与のリスクと BP剤の問題との どちらがローリスクかの判断になるでしょうねぇ~
一ヶ月程度ならば 鎮痛剤の長期服用もやむを得ないと思います。どのような痛み止めを服用しているかにもよります。
また、歯科ではどのような抜歯になるのか 医科にはわかりません。そこが難しいところなんです・・・・・
親知らずとなると、1時間以上に及ぶ手術になる場合から、数秒で終わる場合も有り その差が医科にはわかりません。歯科の医師に説明文を書いてもらうのも得策になります。
いずけにしても 歯科と医科と 両分野に架かる問題で 連携が必用になりますから、充分に相談して見て下さい。
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この回答へのお礼

詳しくいろいろとありがとうございます。やっぱりリスクあるんですね。
医師とよく話して決めようと思います。感謝です。

お礼日時:2017/10/23 23:13

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