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昔は女性に権利が少なかったですが、これは女性を大切にしていたからであり差別では無かったのですか?男尊女卑=女性を大切にしている、ですか?
また、女性は男尊女卑だけれど大切にされる昔のような社会は望みますか?

A 回答 (2件)

昔とはいつのことでしょう?



明治から昭和の戦前くらいまでは男尊女卑で、戦後もいくらか引きずってます。
その前は江戸時代の武家などを除いては、女性にもそれなりに権利はありました。
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主に日本の事として回答します。



そもそも「権利」と考えると江戸期までの日本では「女性だけ差別されていたわけではない」ということも考慮する必要があります。

日本の場合、武士や農民町人の階級区別はそれほど大きくは有りませんでしたが、それでも「区別」は有りました。また藩によっては上士・郷士のように分けられていた地域もありましたし、農家における次男・三男や下男・下女などの「権利」もとても低いものであったといえます。

ですからまず「権利」を行使できる「自由な立場の人」に限定しないといけません。

この場合、江戸期までは男女の区別はほとんどありませんでした。一つだけ違うのは「女性は子供を生むことが優先された」ということです。それでも子供を生まない年齢になった商家の奥方や、旅館の女将などは主人を差し置いて自分で采配を振るうようなことも多く、また子供に娘しか居ない場合、婿をもらうのは当然としても家督や財産そのものは「娘」が継ぎ権力を自由に振るって、主人はお飾り、ということも多かったようです。

つまり、日本において(自由な活動ができる立場なら)男女差別はほとんどなかったのです。

これが変化したのはむしろ明治期に「欧米型の家長制度」を取り入れてからです。欧米型の家長制度は「戦争に出る男子のみが主権者」という考えであり、女性は子供同様「男性の保護下に置かれるもの」でした。明治政府は徴兵制を敷き、その影響から日本にも家長制度が入ってきたのです。
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