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ミクロ経済学です!

予算制約線は所持金を表す

では無差別曲線は何を表すのですか?
効用ですか?

A 回答 (2件)

>予算制約線は所持金を表す



と書いておられるが、正確には財Xと財Yの2財の世界を考えると、予算制約線とは、所得と市場価格が与えられたとき、所得を2財に全額支出したとき購入可能な消費の組(x,y)の軌跡(集合)を表わしたものだ。式で考えたほうが分かりやすい。財Xの価格をp1、財2の価格をp2、所得をIで表わし、(x,y)を消費の組とすると、
p1x + p2y = I
あるいはyについて解いて
y = -(p1/p2)x + I/p2
がxを横軸に、yを縦軸にとったときの予算制約を示す式だ。縦軸の切片がI/p2で、傾きが-p1/p2の右下がりの直線となる。
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この回答へのお礼

すみません…ありがとうございました!

お礼日時:2017/12/02 22:25

効用関数とは


U = u(x,y)           (*)
で表わされ、xは財Xの消費量、yは財Yの消費量、Uは消費の組(x,y)から得られる効用水準です。いま、仮に財の数はXだけの1つだけだったら、効用関数は
U=u(x)
となり、この関係はxを横軸に、Uを縦軸にとることで、一つの(通常は右上がりの)曲線であらわされる。しかし、財の数が2(あるいはそれ以上の場合も同様)があるときは、xを横軸に、yを縦軸にとっても、もう一つUを表わす(x-y平面に垂直の)軸が必要になる。そうすると、消費の組(x,y)に1つのUが対応し、組(x,y)がx-y平面を動くとき、それに対応して効用水準が動くので、効用関数(*)は3次元平面に曲面として表わされることになる。しかし、効用関数を三次元平面上のグラフで表わそうとするのは不便だ。無差別曲線を利用するのは、効用関数(*)を二次元平面上で表わそうとする工夫だ。Uの値をある一定値aに固定し、それをもたらす消費の組(x,y)の軌跡(集合)をx-yの2次元平面上に描いたのが、U=aに対応する無差別曲線であり、Uを別の値bに固定し、U=bを与える消費の組(x,y)の集合をU=bに対応する無差別曲線だ。このように、無差別曲線群は効用関数(*)をx-yの二次平面に表わしたものだ。ある無差別曲線をとると、その上の任意の2点は効用水準が同一の2つの消費の組をあらわしており、したがってそれらの2点は消費者にとって効用の点ではまったく「無差別」な2つの消費の組を表わしているのだ。

「山」という立体的存在が二次元の地図の上ではどのように表されているか考えてください。等高線によってです!地図上の、この等高線にあたるのが消費者選択問題においては無差別曲線なのです。つまり、海抜100メートルの地点を結ぶと、海抜100メートルの等高線ができる。海抜200メートルの地点を結ぶと、海抜200メートルに対応する等高線ができる。各等高線は、高さ(海抜)が同じ地点の集まりです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2017/12/02 22:25

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