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古文
係助詞

こそ-已然形、
は逆接らしいんですが、

その例をあげてもえらえませんか?


こそって係り結びの法則で
已然形とくっつく?から
こそのあとは絶対已然形ですか?

A 回答 (3件)

その「こそ」が係助詞であれば、係り結びを起こす。

逆に係り結びという現象を起こす助詞を係助詞と呼び、その1つが「こそ」。卵か鶏か、みたいな事になります。
中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、・・・ (両家の間には)中垣があるが(逆接)、1つの家のようなので、・・・(土佐日記)
この例が基本的な使い方ですが、結びの省略もありうるので見かけ上結びがないように見える事もあります。

なお、「こそ」には終助詞としての役割もあります。この場合は当然係り結びとは無縁です。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます!

こそが係助詞なのかの区別とかってあるんですか?

お礼日時:2018/01/25 00:45

昨年の大河ドラマで「女にこそあれ次郎(井伊家跡継ぎの幼名)」って言い回しが出てきてました。

関係あるかな?
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>こそ-已然形、


は逆接らしいんですが、
その例をあげてもえらえませんか?

 この質問の答は既に出ている訳ですが、質問者が「こそ-已然形、は逆接」と思い込むといけないので、口出しします。
「係り結び」の結びとは、そこで文が終わることを意味します。しかし、土佐日記のこの例では、明らかに続いている感じで、文章にも「。」だはなく「、」が付いています。
 しかし、普通に続くのであれば、「中垣こそあれ(どorども 逆接の助詞)、一つ家の…」という形で続く所です。このように、結びの形が無くなってしまう事を「結びの消滅」といいます。「こそ」の場合にはよくあることです。「中垣こそあれ、」だと結んだのか、消滅したのか中途半端な状態なので、ネット上の現代語訳のページなどは注意を払っていません。一つだけそれを説明したものがありましたので、引用します。
 引用………………………………………………………………

http://frkoten.jp/2016/11/10/post-2507/
中垣 こそ あれ、一つ家のやうなれ ば、望みて預かれる なり。

中垣=隣家との境に設けた垣根

こそ=強調の係助詞、結びは已然形となる。ここでは逆接強調法。
逆接強調法「こそ ~ 已然形、」→「~だけれど、(しかし)」
普通の係り結びは結び(文末)が已然形となるため、「こそ ~ 已然形。」となるが、
逆接強調法のときは「こそ ~ 已然形、」となり、「、(読点)」があるので特徴的で分かりやすい。
 ………………………………………………………………
要するに、「こそ~已然形」は常に逆接になるものでは無いことを言いたかったのです。
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